ブランド創立からわずかの期間で、ドイツを代表するブランドに成長したFOCUS。 ドイツらしい機能的かつ独創的なデザインの中に 「作り込まれたBIKE」という質実が詰まっています。
シクロクロス世界チャンピオンが創設
1992年 シクロクロス世界チャンピオンに3度輝いた マイク・クルーゲが自転車開発の焦点「FOCUS」にありたいという願望から「FOCUS 」ブランドをドイツにて誕生させました。 また、マイク・クルーゲはドイツで最初のプロフェッショナル・マウンテンバイク チームの運営を始め、自身はFOCUS RAVENを駆り、アトランタオリンピックにも出場しました。 その後もマイクはシクロクロス、MTB競技を続けながら、選手という立場を生かしたモノ作り~勝てるFOCUSバイクの開発していきました。
ヨーロッパ最大手ダービーサイクルにジョイント
1993年 マイク・クルーゲ率いるFOCUSは、ヨーロッパ最大手のバイシクルカンパニーであるDERBY CYCLE(ダービーサイクル)社の傘下に入ることとなります。 グループ内のトップブランドに位置するFOCUSは、強力な開発力を手に入れることとなり、いよいよレース用バイクの生産を拡大していきます。2006年には、満を持してカーボンフレーム(ROAD&MTB)の生産を開始します。ROAD BIKEのトップモデル IZALCOは数度のモデルチェンジを経て、2014年IZALCO MAXへと。あらゆるレースシチュエーションでMAXなパフォーマンスを発揮できるモデルとなったのです。IZALCOよりも用途が多様なユーティリティーモデルである CAYO は2015年にフルモデルチェンジし、MAXテクノロジーを踏襲 ミドルクラスで最軽量モデルのひとつとなりました。世界で勝てるバイククブランドとしての地位を確実なものにしていきます。
グローバルブランドへのステップアップ
ドイツブランドとして出発したFOCUSも、よりグローバルなブランドとしての発展を遂げて行きます。世界最高峰のステージで勝利するため 2009年にはドイツの「Team Milram」、2011年には ロシアの強豪チーム「Team Katusha」とパートナーシップを結び、3大ツール(ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ヴェルタ・ア・エスパーニャ)への出場を果たし、活躍しました。 2012年には「Acqua & Sapone」(イタリア)、そして2013年からは Team Ag2r-La Mondiale(フランス )をパートナーとし、遂にツールドフランスで勝利をおさめることとなります。2014年ツールでは IZALCO MAXを駆りチーム総合優勝を果たします。一方 日本国内においては TEAM MATRIX POWERTAG が山岳ステージ、スプリントステージどちらにおいても勝利を重ねています。 トライアスロンにおいても 日本食研トライアスロンチームが 躍進しています。
ドイツ気質と日本気質の融合
日本の市場に本格参入したのは つい最近(2008年)ですが、その高いクオリティーとレースシーンでの活躍により”RACE BIKE”ブランドとしての地位を築きました。 しかし根底にある ドイツブランドとしての質実剛健なブランドポリシー無くしては達成できるものではありません。テストラボ(実験室)での過酷なテスト(500時間に及ぶ連続走行、1000Kmのオフロード走行テストなど)で耐久性、安全性の確認が取れて初めて”FOCUS BIKE”となり得るのです。 まさしく ”BECOMING A FOCUS BIKE NOT EASY!! !!”たる所以です。 また多くのモデルをドイツ国内で組立てて 世界にデリバリーするドイツクオリティーへのこだわり。 世界が評価するドイツ気質です(GERMAN ENGINEERED)。 また日本国内においては、ユーのザーニーズに、より合致すべくJAPAN SPECモデルを数モデル、2008年から販売を始めています。 日本人によりフィットさせる為に、ハンドルバー、ステムのサイズに配慮し、コンポーネントをSHIMANOフルスペックにするなど きめ細やかなサービスも行っています。 日本のユーザーのシビアで繊細なニーズに答えるべく 世界最高峰のドイツ気質と日本気質を融合させて、さらなる進化、発展を続けているのです。