【スタッフ試乗会】BMCの最強で最硬なバイクに乗って来ました!

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新宿本館】 23年11月19日

先日行われたスタッフ試乗会で、私の印象に残った車体をご紹介。

BMC Teammachine SLR01

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BMCはスイス発祥のブランドでハイパフォーマンスなバイクを作ることに定評があります。そんなBMCが開発したオールラウンドレーシングバイクがTeammachine。その中でもフラッグシップモデルに位置するのがSLR01です。

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専用のボトルケージが付属しており、オールラウンドバイクながら空気抵抗の削減にも余念がありません。このケージにボトルを指した状態が、最もエアロ効果の高い形状になります。近年は登りでも空力性能が重要視されていますのでさすがBMCですね。

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エアロ効果の徹底はこんなところにも。こちらはフロントとリア両方のエンド部分になります。多くの車体はスルーアクスルの差し込みの反対側に貫通していますが、Teammachineはこの穴を塞いで滑らかな形状にしています。両側から挟み込むメンテナンススタンドは使えませんが、メンテナンス性より走行性能を重視するのはなんだかBMCらしくてかっこいいですね。

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シートポストの形状は、軽量性と空力性能を両立するためのカメテール形状をとっています。シートクランプ部分は臼タイプで、フレームの凹凸を削減。トップチューブ上部がとても平らで滑らかな形状になっています。自分のサドル高だと、シートポストがそれなりに出るのでしなって衝撃吸収してくれるかと思いましたが、ガンガン突き上げられましたね。シートポストもバリカタです。

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ハンドルは専用のステム一体型ハンドルです。ステム付近が平らなので、上ハンドルを握って走るときに楽そうですね。こちらもバリカタです。そのおかげでダンシングの時に力が逃げることがなく、腕の力もしっかり推進力に変えることができました。スプリントもこいつで勝てます。

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このバイクに乗ってみた印象としてはとにかく速く走るための自転車、です。フレームしかり、ハンドルしかり、高剛性な作りが特徴的でした。BMCは硬いとよく言われますが、その中でも特別硬いバイクです。そのためしっかり踏めばその分反応してくれます。むしろもっと踏めとバイクの方が求めてきますね。そのぶんスタミナの消耗が早いです。直線で少しスプリントしただけでめちゃくちゃ足にキました。まあ私が貧脚すぎるのもありますが。そのため乗る方には相応の脚力が求められます。乗り方としては高いトルクでゆっくり踏むより、ある程度のトルクとケイデンスでバランスよく踏んだほうが進んでくれる印象です。硬いフレームを踏み抜くパワーとスタミナに自信のある方や、これからそういうふうに鍛えていきたい方はぜひ乗ってみてください。

BMC TEAMMACHINE SLR 01 F/S

実はこの車体のフレームセットを新宿本館で在庫しております。カラーは上の写真で、サイズは51(身長目安166-174cm)。専用のボトルケージとハンドルがセットになっています。こちらのブログでも紹介しております。ぜひご覧ください。

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モノづくりで有名なスイスの老舗ブランドの最強バイクです。ご興味のある方はぜひワイズロード新宿本館にお越しください。お待ちしております。

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