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【CX Team】上州名物空っ風に負けないハートウォームな前橋シクロクロス第2戦レポート!
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- 【府中多摩川店】間野 友輔 17年01月26日
府中多摩川店てんちょの間野です。
この日曜日もお休みをいただき、シクロクロスレースに参加してきました。
今回は10月にも出走している『前橋シクロクロス』の第2戦。会場も同じ、チョー立派な屋内競輪場ヤマダグリーンドーム前橋脇の『岩神緑地』です。前回のこの会場のレースでは、得意系コースであるにもかかわらず、試走時の負傷でフイにしてしまった。それなりに楽しませていただいたけど。なので今回はリベンジです。
そして今回はY's Road CX Teamのメンバー8人で参加しました!
8人ってちゃんと調べてないけど、多分今大会の最大勢力だったのでは?
今回のわたくし個人の目標は、順位%で50%。カテゴリー残留資格は66%以内をあと1回取る必要があり、それを狙いに行った先週の東北CXプロジェクト蔵王ラウンドで取り損なってしまいましたので、ここでなんとか取りたい。ここで取らないと、レースシーズンの延長戦も考えなくちゃいけなくなる……。
4時に自宅を出て試走開始時間の6時ちょっと前に到着。……まだ日の出前で真っ暗なんですけど(笑) おまけにチョー寒い!先週、蔵王でマイナス6.9℃を経験してきたのに、それよりも寒く感じる。実際、蔵王に来ていた何人かと話をしましたが、「前橋の方が寒い!」という意見で一致しました。だって試走してたら瞬間的だったかもしれないけど、マイナス6℃台出てましたし!
着替えて、チームテント張って
Photo by Kenji Kato
(テントでかすぎ問題w)
1時間弱、試走。
コースは細部の違いはあるけど、ほぼ前回のレイアウトを踏襲していました。
心配だった金曜日の雨予報も、結局ほとんど降らず、完全ドライ。久しぶりにスリックタイヤの出番です。
このレース。主催は前橋市で、実際の運営は地元ローカルチームのCycleclub.jpさんが主幹しています。過去何年もレースに参加するとともに、春から夏にかけては誰でも参加できるグラベルツーリングを企画するなど、シクロクロスやグラベルのカルチャーを知り尽くした集団です。今年はついにメンバーの1人、今井美穂選手が今週末ルクセンブルグで開催される世界選手権に出場するなど実力も兼ね備えています。その彼らが作るイベントだけに、会場の雰囲気はアットホームで温かい。
ケータリングなどの出店エリアはこじんまりとしながらも、雰囲気のあるショップさんがたくさんお店を出していますし、ところどころにあるコース案内の看板も手書きの木製だったりして、遊び心と工夫がちりばめられていました。前回の評判を聞きつけたのか、参加者もたぶん2倍強の規模になっていたはず。こういう雰囲気を見てほしくて、わたくしもチームの主要活動レースにこの大会を選ばせていただきました。
さて、チームのスケジュールでは最初にカテゴリー3、わたくし同様に先週も蔵王に出場した我妻選手!
Photo by Kenji Kato
どうやらスタートで出遅れてしまい、追い上げも及ばず今回は13位フィニッシュ。
実は直前のキッズレースにお子様が出ていた関係でアップができなかったのも厳しかったですね。そう、実はキッズのイベントもほとんどのシクロクロス大会で開催されているので、家族で来るのも楽しいのです。
次のレースがわたくしでした。
カテゴリー2だけで50名のエントリーでしたが、同時に女子CL1とマスターズCM1が同一レース。よくあるパターンはC2が前で、CM1やCL1は後ろからのスタートなのですが、今回は珍しくCL1が前列、30秒差でCM1とC2の同時出走という順番でした。たぶんですが、CL1に来週の世界選手権に出場する與那嶺恵里選手が出場していたので、日本代表選手を尊重してのスタート順だったのだと思います。
個人的にはCM1が前に入るので、パッと見の順位判断が難しくなったな~というのはありますが、まあこういうのもアリでしょう。スタートリストではエントリー50名で前から8番目でしたが、並んでみると前から4列目でした。
スタート!
おっと、思ったより前列の方のスタートが遅い。こっちもそれに合わせたら後ろから軽く追突された……。前が開くと直線を加速。出遅れたな……と思ったのですが、砂場を抜け階段を上ったところでどうやらだいぶ前に入っていた模様。理由は分からなかったのですが、たぶん最初のコーナーでイン側が詰まったのでしょうか?
スタートグリットを選択できる場合、わたくしは最初のコーナーから見てアウト側を陣取るようにしています。というのも、イン側には必ず集団が寄るので押しつぶされて身動きが取れなくなることが多いからです。最初のコーナーが緩く、その次に反対に鋭角コーナーがある場合などは、逆にイン側を選択する場合もあります。
Photo by Akiteru Koda(トップ画像も)
走り出してすぐ、どうも腿にちからが入らないな~、という嫌な感触。そうはいってもまだ序盤なので無理にでも踏んでいくしかない。そしたら今度は、スタート前に締め直したシューズがきつくて足の甲が痛くなってきた。いろいろ細かい失敗しているな。
芝生のスラロームからパンプトラックを経て土の荒れたコースへ、そしてスタート/フィニッシュへという1周約2.3km。C3が4周回だったので、おそらく6周回だろうと想定する。足は次第にほぐれていくだろう。まずは先行するCL1をパスしていくことが初期の目標。今回の裏テーマは、11月のSTARLIGHT CROSSで1分差スタートを追いつかれて同着だった西山みゆき選手(Toyo Frame)に勝つことだったりする。逆に女子の上位選手はC2に勝つことを目標にしている方が多いですね。
Photo by Kenji Kato
アナウンスを聞いていると、全体の先頭は、前週も蔵王で優勝しているC2の高校生。その次くらいに與那嶺選手、そして前回はこの会場に一緒に来た文ちゃんがいるらしい?おおっ遂に文ちゃんC1昇格しちゃうのか?と自分のことそっちのけで若干興奮しながら走ってました(笑) ちなみに高校生は18歳にならないとC1に昇格できないのです。
2周目の後半で、CM1の優勝候補の選手がコーナーでリアのチューブラータイヤが外れ、その時点で150mほどはあったと思う差を詰めました。さすがに相手も歴戦の強者なのでタイヤ戻して走り出しましたが、いったんはわたくしがパスします。が、凄いことに一度は外れているタイヤで攻め続ける彼に置いて行かれます。更にはシケインをバニーホップで越え続けていたらしいので流石としか言いようがない。
全部で6周回。土のコーナーは慎重に、芝のコーナーは大胆に。直線で踏んで、パンプトラックはペダルを踏むのではなく重心移動でリズムよく。難易度は高くないけど、一筋縄ではいかないコース設計がまた楽しい。途中、パンプトラックで「まのさん跳べー!」って声が聞こえたので、その時だけテーブルトップで軽く跳ねてみましたが、誰の声だったんだろ?ずっと前後競ってたし跳びたいのを自重してたので、ちょい跳ねたことで気分的にアガったのは間違いない。
Photo by Ryohei Matsuoka
C2の実際の出走人数を把握してなかったのですが、おそらくは全体の真ん中あたりだろうという位置でだんだん順位が落ち着いてくる。前後に何人か知り合いがいるので負けたくないな、というのと、この位置なら何人か抜かれても残留は決まるな、という守りの気持ちが交錯する。周りの友人たちの応援もあるので、最後まで踏み切ってゴール。ああそうそう、西山選手とは今回もほぼ同着でした(^^ゞ
結果は19位/出走40名でしたので、順位%は47%。
これにて残留確定、来季もカテゴリー2で走ることができます。
皆様の応援、ありがとうございました。
66%以内の成績を3回、もうちょっと楽に取れるかと思っていたのですが、結果的にはわたくしの実力ではギリギリでした。今季、対象レースはこれで10レース走らせていただきましたので、実は土日休みの一般的な勤務形態の方よりも出場しているかもしれません。そういう意味ではもっと早く66%を獲ってないとマズいだろってのもありましたので、本当に安心しました。
今回の前橋に関しては準備が良かったのは間違いなくて、先週のレースも怪我はなく、この1週間のあいだには100kmライドもできて、体調的にはかなり良い感じ。ちょうど、前回50%を獲った飯山のような状態でしたので、よほどのヘマをしなければ今回は残留資格は取れると思ってました。それだけにプレッシャーもあったのですが、そのプレッシャーも楽しめたという感じです。
同じカテゴリーの仲間と健闘を称えあってから、チームテントに戻り、着替えと腹ごしらえなど。
このあとはカテゴリー1のレース観戦と、最後にチーム員が6名出場するカテゴリー4のレースがあるので、サポートらしきことをしました。
カテゴリー4は大盛況の60名×2レース!
C4Aのレース。序盤の混乱をするするっと抜け出したのは荘選手。後方には波多野選手が見えます。
Team Y's Road実業団のエース櫻庭選手。スタートはほぼ最後尾でしたが、持ち前の脚力でどんどん順位を上げていきます。
本部勤務の清水。幕張のときは絶好調だったのに、仕事が忙しくて走れていないのか「ぜんぜん自信ない」の言葉どおりに、メンバー中最前列からのスタートだったのに……(´・ω・`)
BMX用のスタート台に上ってから、パンプトラックを走行。ここはリズムで行きたい。
もともとロードの脚を持っている4名が出場したカテゴリー4A。荘選手が終盤まで3位に喰いこむかというレースを展開し、わたくし大興奮!しかもすぐ後に波多野選手も続く。まさか、表彰台2枠獲っちゃう?このレース、50人オーバーの出走数なので昇格枠3名なんですよ。これビッグチャンス!
……とは思ったのですが、最後は3位とちょっと離されて、波多野選手4位、荘選手5位でした。後方から粘った櫻庭選手は12位。落車もあった清水は34位でした。
引き続きカテゴリー4B
こちらは東大和店の益子。既にレポート上げてますが、楽しみながらも、いまひとつ結果には満足していない様子。出場頻度は違いますが、波多野選手やわたくしと同様、レース6年目。デビュー戦でご一緒したのが初対面、なんだか感慨深かったです。
初レースだった加藤選手。C4Bの最後尾スタートで、とにかく慎重に、無理せず楽しまれたようです。
益子が19位、加藤選手が49位でのフィニッシュでした。
それぞれに楽しんで貰えたようで、良かったです!
本当に暖かい雰囲気(必ずしも気温はそうではなかったけどw)の中で開催された前橋シクロクロス。関わる方々の体温が感じられる素晴らしいイベントでした。こういうとほかのレースが違うのか、という感じになっちゃうかもしれませんが、どこか手作り感を大事にしたような、ちょっと温度が違うイベントだったように思えます。ここに集まる人たち、皆さんがニコニコして帰っていくのが印象的でした。
今回も素晴らしい大会運営に尽力されましたCycleclub.jpをはじめとする皆様、一緒にご参加されました皆様、応援や写真、出店で盛り上げてくださった皆様に心からの感謝を申し上げます。店舗スタッフとお客様のお陰でカテゴリー2残留を果たせましたことも、改めてお礼申し上げます。
さて、わたくしは無事残留を果たしたので、延長戦の必要がなくなりました。予定どおり、次回は2月26日の茨城シクロクロス第4戦@土浦でシーズンを締めくくろうと思います。この日は圏央道が常磐道まで接続開通する日らしいので、帰りは少し楽になるのかな?チームでにぎやかに参戦しようと思っています。
把握できている範囲ですが、我妻選手と荘選手は今週末の茨城シクロクロス第3戦@城里町にも出場しますので、応援よろしくお願いします!
あーそうそう。
水曜日に洗車したんですが
スタート時に後ろの方の何かがひっかかった感じがしたので、たぶんその時やっちゃったぽいですね。ま、無事レース終わって良かったです。
皆様も時間あるときにバイクの点検してくださいね。
【今回の使用機材】
〔BIKE(1)〕
フレーム FOCUS 2014 MARES CX カンティブレーキ
シフター Campagnolo CHORUS ULTRASHIFT ERGOPOWER
ホイール Campagnolo Bullet Ultra クリンチャー
タイヤ Challenge Chicane オープンチューブラー 前後1.9bar
前後ディレーラー Campagnolo ATHENA
フロントチェーンホイール Campagnolo CX11 46x36T
スプロケット Campagnolo CHORUS 12-27T
カンチブレーキ SHIMANO XTR BR-M910 / Dixna クロスカンティシュー
〔BIKE(2)〕
フレーム FOCUS 2014 MARES CX ディスクブレーキ
シフター SRAM RED 22 DoubleTap Hydraulic Shifter
ホイール EASTON EA90XD クリンチャー
タイヤ Challenge LIMUS オープンチューブラー 前後1.8bar
前後ディレーラー SRAM RED 22
フロントチェーンホイール Campagnolo CX11 46x36T
スプロケット SRAMPG 1170 11-28T
ブレーキ SRAM RED 22 Hydraulic Disc Caliper
〔共通〕
計測機器 GARMIN Edge 520J
ペダル Crank Brothers EGG BEATER3
サドル fi’zi:k ARIONE R3
ハンドル DEDA ZERO100S.C
ステム EASTON EC90SL
シートピラー fi’zi:k CYRANO
バーテープ fi’zi:k SUPERLIGHT CLASSIC シューズ MAVIC DRIFT
アイウェア OAKLEY JAWBREAKER (Prizm TRAIL)
ヘルメット KOOFU WG-1
シューズ MAVIC DRIFT
ウェア WAVE ONE(ワンピース) / le coq sportif(アーム&レッグウォーマー、アンダーシャツ、グローブ)
アフターレースウェア le coq sportif
補給食 梅丹本舗 サイクルチャージカフェインプラス200、電解質パウダー + glico クエン酸&グルタミン
マッサージクリーム Elite OZONE Waterproof Warm Up Emulsion
26th January 2017 author : ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ
今季からY's Road CX Teamを結成して
各地の大会に参戦しています!
青いジャージを見つけたら応援よろしくお願いします!
Instagramアカウントもあるのでチェックしてね~♪
ワイズロード 府中多摩川
電話:042-352-3308
住所:東京都府中市四谷5-42-3
営業時間
平日 12:00~20:00
土日祝10:00~19:00
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