ワイズロード横浜ワールドポーターズ店松野です。
Panaracerの話題のTPUチューブ、PURPLE LITEが大量入荷してます!!
Panaracer PURPLE LITE
店頭在庫サイズ:700×23-32C
バルブ長:65mm / 85mm
重量:36g
通常のブチルチューブにちょっとした金額を足すだけで外周部を前後合わせて約0.1kg軽量化できる!?
近年大きく低価格化を果たし、ついにあのPanaracerからも発売されたTPUチューブが大量入荷してます!!
使ってみた
いきなりですが松野も買ってみました!
特筆するべきはやっぱり金属バルブですよね。樹脂バルブに中継ぎする形で金属のバルブが固定されています。(金属部分は外せません)
TPU素材と金属の接合が難しいらしく、市販されているTPUチューブのほとんどが樹脂製のバルブを採用しています。
通常使用には樹脂でも問題ないのですが、最近流行っている電動ポンプの熱で溶けてしまったり携帯ポンプを使用するとうっかり折ってしまうなどのデメリットもあります。
金属バルブであれば放熱性や強度が高いのでそういった問題はありませんし、バルブナットで固定できるのでディープリムで音が鳴る事もありません。
TPUチューブで気になるのはまずバルブのベース部分ですよね。外側から貼り付けているEXAR TPUに対し、PURPLE LITEは内部からしっかり接合しているようです。
次に接合部分はEXAR TPUと比べると重なっている部分(=接合面積)が長くなっていて強度は高そうに見えます。
厚めの素材で細いMAGENEと比べると、PURPLE LITEは元からペラペラに薄くて幅が広くなっています。
畳んだ状態もPURPLE LITEの方が小さくまとまっていました。
いざ装着。タイヤに取り付ける前に膨らませすぎてはいけないというのはどのTPUも共通ですが、いたって普通に取り付けできました。
松野は普段ヒラメのポンプヘッドしか使わないのでバルブ長はギリギリまで短い物を選んでいます。
ホイールはFULCRUMのSPEED 55Cなのでリムハイトは55mmですが65mmにしました。
メーカーのこだわりポイントをぶち壊していて非常に申し訳ないのですが、なるべくシンプルにしたかったので付属のバルブナット、Oリング、ベーススペーサーは使っていません。バルブキャップも普段からつけていません…。
ナットを締めすぎるとちょっと怖いのですが、あまり緩いとすぐに緩んできてしまいそうです。
ホイール付属のバルブナットが内部にOリングが入っていて緩みにくいのでこれにしました。
純正以外のナットを使うときはチューブレスバルブ用のOリング付きのものが良いかもしれませんね。
ついでにタイヤも新調しました。いままでずっとiRCのASPITE PROの25C(17mmリムなので実測23~24mm)でしたが
新車がそのうち来るのでそれに合わせて一足先に28CのSuper Lightへ。
暫らく乗ってみましたが、エアの抜けや振動吸収性に関してはMAGENEとほぼ同等レベル。正直なところ違いはなかなか分からないかもしれませんが、80~100g程度のブチルからの交換であればまず体感できるぐらいの違いのはずです!
28Cになったので空気圧もかなり落として、フロント5.8bar / リア5.9barで様子を見ていますが、TPU特有の硬さも気にならなくなりました。
もともとグリップが非常に高いASPITEですが、28Cになったので超絶安心感!
先月下りコーナーで落車して鎖骨を折ったのですが、恐怖感を打ち消してしまうぐらいのグリップ感でした(笑)
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取り寄せにはなりますが、グラベルやエンデュランスロードでも使える32~47Cもラインナップにあります!