こんにちは!大阪本館の金子です!
先月に東京にて行われたスタッフ向け試乗会『ワイズロードスタッフ試乗会』
数多くのメーカー様にご協力いただき、普段では乗れないバイクや出来立てホヤホヤなバイクなど、様々な自転車の試乗をさせていただきました。
ご協力いただきました各メーカー様ありがとうございました!
今回はイタリアの老舗メーカー、ウィリエールよりミドルグレードのGARDA DISC(ガルダディスク)のご紹介です!
かつては海賊マルコパンター二が操り、今はプロチームであるアスタナ・カザフスタンのチームバイクとしても有名なウィリエール。
ハイエンドのフィランテSLRやZERO SLRに目が行きがちですが、実はミドルグレードもなかなか良いんです!
試乗させて頂いたのはこちら!
GARDA DISC
特徴
ウィリエールのラインナップではエンデュランスに位置するミドルグレードのフルカーボンバイクです。
上位モデルと同様のケーブルルーティーンにより見た目はハイエンドとも引けを取らない綺麗なシルエットを実現。専用のステンマSステムによりステム下からヘッドチューブ内へケーブルが内装されすっきりとした印象となっております。
専用シートポストではなくオーソドックスな丸型27.2mmシートポストを採用しており、後々のパーツ変更がしやすい点も◎
機械式、電動共に対応したフレームにより乗せ替えもしやすく様々なニーズに対応出来るのも嬉しいポイントです♪
タイヤの最大幅は32Cまで対応しており、オンロードだけではなくちょっとしたグラベルまで遊べてしまう懐の深さも魅力です!
フレームワークは昨今のエンデュランスロードの特徴を踏襲しており、コンパクトで細身なリアバックにより衝撃吸収性能に優れております。
また、エアロ効果を意識したカムテール形状のダウンチューブももちろん採用されており、剛性と空力のバランスが良い仕様となっております。
乗った感想
やはりエンデュランス系のバイクとだけあり非常に乗り心地が良く、バイクの安定性も高く感じる操作性でした。
しかし、まったりしているハンドリングということではなく、ハイスピード時のライン取りのしやすさはちゃんとありましたので、峠をリズムで左右に曲がる際も素直にバイクが切り込んでいけると思います。
俊敏性に関してもやはりエンデュランス系のフレームであるためにマイルドな味付けだと感じました。瞬間的な高出力にはバイクが後から加速してくるようなウィップを感じますが、しかし淡々と丁寧なペダリングで出力を上げていく際には予想以上に素直にバイクが前へ前へと進んでくれる感覚があり、ただただ剛性を落としたエンデュランスロードとは違う気持ちの良さを感じることができました!
長距離のサイクリングなどでスピードの強弱が少ないシチュエーションではこのようなバイクバランスは非常に乗りやすいかと思います!
エントリーロードからの乗り換えやセカンドバイクとしてもおすすめ出来るGARDA DISC。
汎用性の高い仕様によりユーザーの特色を出しやすいのもまた魅力だと思いますので、この一台を様々なパーツでカスタムし、自分だけのこだわりのバイクにして頂きたいと思います!