気になるタイヤがあると、試したくなる
府中多摩川店 千田です。
Vittoria CORA N.EXT を早速、試してみました。
Vittoria CORA N.EXT 700×26C TUBE
千田が使用中のホイール ZIPP 454 NSW はクリンチャー専用なので、
テストライドに選んだのはTUBE=クリンチャー用の700×26C。
トレッドパターン
多くのワールドチームで実証されたプロ・コンペティションモデル『CORSA』を継承した構溝を採用。
グラフェン2になる前の『CORSA』を使っていたことがあるので、楽しみです。
重量
タイヤのみで測定したところ・・・・・・
192.5g!!!
200g切ってます!!!
期待を込めて、いざテストライド
久しぶりのタイヤのテストライドという事で、
浅川サイクリングロードへ。
路面コンディションにいろいろなパターンがあるので、
テストライドには個人的に最適かなと思います。
今回のテストライドでは、空気圧を 6.5bar くらいに設定。
普段は6barなので、気持ち高めにしました。
理由は以前使った事のある『CORSA』も、その当時、普段より高めに空気圧を設定していたからです。
オンロード(舗装路)
走りだしは気持ちちょっと重い? という気がしましたが、ホントに気のせいだったかも…くらいで、
『CORSA』を使っていた時もこんな感じだったおと思い出しながら、更にペダルを回していきます。
タイヤがもの凄くしなやかに動いてくれるので、
以前、使ったことのある『CORSA』よりも振動吸収性が高くなっているというのが率直な第一印象。
オンロードではタイヤが路面に吸い付くようなグリップ力で、安心して速度を上げて行けます。
速度域が上がっても、軽く回ってくれるので、やはり高い巡航性能を持っています。
休憩されていた方が多かったので、写真は撮れませんでしたが、
石畳の様な路面では、しなやかによく動いてくれるので、
振動吸収性が非常に高く、路面状態変化の影響をほとんど、
受けない感じなので、乗り心地が…とは全くなりませんでした。
オフロード(砂砂利)
オンロードでは期待通りというか、思っていた以上の振動吸収性に驚いていましたが、
オフロードは…ということで、砂砂利の路面も試してみました。
ほぼ、オンロードと同じ感触。しっかりと路面を追従し、振動吸収性も発揮して走れましたが、当然、オンロードよりもグリップ感が落ちます。
ほんの少し、気持ち程度、跳ねるかな?くらいの感覚なので、気にならない程度ですが。
途中から、まさかの砂、増量…。
さすがに、これだけ積もると、無理ですね 笑
千田個人的総評
千田が個人的に感じた特徴
グリップ力が高く、振動球種性の高いタイヤ。
転がり抵抗をほとんど感じないため、巡行性能も高い。
プロ・コンペティションモデル『CORSA』を継承した構溝を
採用していることによる、コーナリングフォースも高いため、
コーナーでも攻めていける印象のタイヤ。
組付けがしやすい(クリンチャー)
タイヤがしなやかに動く(熱が入るまで)までに少し時間がかかる、
空気圧の微調整が必要かつ大事。
以上、感じた特徴から、
タイヤに熱が入り、しなやかに動くようになると高いグリップ力と
巡行性能を発揮し、路面状態による影響をあまり受けず、
いろいろなシチュエーションで使えるタイヤ。
ホビーライドは勿論、レースでも使えると思えるタイヤ。
あくまでも、千田が個人的に感じた事からのインプレッションになります。
ご参考にしていただければ幸いです。