こんにちは
大窪です。
今回はインプレッション記事です。
ワイドで軽量なホイールに刷新
VISION METRON SL45
VISION METRON SL60
ツールで登場し、有力選手が使うホイール。
新作のMETRONシリーズをお借りしてインプレ。
今回お借りしましたのは、
SL45、SL60。
両方ともチューブレスレディ、ラインナップとしてチューブラー仕様も有ります。
ツールドフランスなどで特にJUMBO-VISMAの選手らがロゴを隠し使用していました。
特に山岳コースなどでの使用率が高く、新型に代わり軽量化されています。
SL45で1.372g
SL60で1.460gとフックレスではなく通常のチューブレスレディ対応のリムで
かなり軽い部類かと思います。
レイアップを見直し、スポーク穴での新しい補強に加えて、
カーボン層の間に新しいフォーム層を追加したことにより重量剛性比が高いまま軽量化に成功しています。
ハブ構造も一新。
72Tのヘリカルクラッチラチェットは、5度でかみ合うように作られてます
PRS(パワーラチェットシステム)は、耐久性を大幅に向上させ摩擦を低減させるつくりをしており
クリスキングとの内部設計はかなり似ています。
SHIMANO、XDRに対応しており、カンパフリーはないそうです。
空力特性を向上。
空力を向上しており、45、60ともに巡航性能は良いです。
ただ、リム自体の重量が軽すぎるからなのか転がってくれる感覚はあまりなかったように感じます。
なので45は今までの45ミリハイトの感覚で乗ると物足りなさを感じると思いますが、
ヒルクライムの性能は高くハイトは高いですが見た目以上に軽快にこなしてくれます。
60SLはかなり剛性が高く感じました。
漕ぎだしなどの、初動の動作はものすごく機敏に走ってくれる印象です。
そして、意外ですがちょっとした高低差があるコースが得意なように感じました、
失速感が少なく60㎜というハイトにしては安定感が高く感じました。
リムが以上に太い。
リムがかなりワイド設計。
その影響か横風にかなり強く、風が強い日にたまたま試乗していたのですが思っている以上に煽られずに
まっすぐ走れるホイール。
45SL:外幅31.1㎜
60SL:外幅33㎜
リム形状がタイヤより太くRO〇ALとかなり近いリム形状。
この形状にすることにより15%~21%横風からの安定性が向上しています。
28㎜のタイヤが最も合うように設計されています♪
まとめ
両者とも、そんなに硬すぎるわけではないですが
剛性は高め。
踏めば踏んだ分だけ反応してくれ、45SLは反応重視、ヒルクライムなどの登坂性能は高いです。
60SLは起伏があるようなアップダウンのコースに順応したりと守備範囲は見た目以上に優秀。
ただ、見た目に対しての空力はあまり期待しない方がいいと思いますが、横風からの安定性は抜群に良いです。
なので順応性はかなり高くてオススメ。
8月頃入荷予定となっております。
ご相談お待ちしております。
以上、大阪本館の大窪でした♪