今回ご紹介するのは楕円チェーンリングです!
楕円チェーンリングといえば、
ROTOR
アブソリュートブラック
RIDEA
バロックギア
などなど様々なメーカーから出ていますが、今回新発売されたのが、、
スギノ CYCLOID SHC
クランクやBBで有名なあのスギノから楕円リングが出ました!!
正確には楕円ではなく非円形?らしいですが、便宜上楕円で呼びます。
そもそも楕円ギアとは??
・踏み心地が全く変わります!
ペダリング中、最も力を入れるべき3時の位置で重く、下死点・上死点では軽く感じます。
⇩
それによって、
より強力に踏み込めたり、
下死点をスムーズに通過できるようになります。
踏み心地や重さは形状や楕円率によって違い、楕円率が大きい(キツイ)ほど効果も大きくなりますが、足への負担も大きくなります。
実際使うと効果は絶大で、特にがむしゃらに漕いでペダリングが乱れている時でも効率よく回すことができるように感じます!
今回はバロックギアから乗せ換え
34T±3を使っていました。全く支障ありませんでしたが、新製品が気になって買ってしまいました!
バロックギアはヒルクライム向きを打ち出した製品で、インナーのみのラインナップです!
今回紹介するSHCもバロックギアと同じくインナーのみのヒルクライム向き商品です!
SHCとはスーパーヒルクライムの略です。
インナーのみのメリットして、
・変速性能の低下が少ない
・チェーンを変える必要がない
・費用が安い
等があります。
SHC独自の特徴として、、
こちら
・オートフォーカス機能!
人によって違う踏み込みのピークに合わせて”イイ感じ”にしてくれるようです。
さらに踏み心地も柔らかいとか
・完璧な変速性能!
刃先が長い形状でチェーンが落ちにくい。
・超軽量!
軽いにこしたことないですよね!!
流石スギノわかってる!!
・32T設定あり!
より軽いギア比で上りも楽勝!!
では、製品を良く見てみましょう。
上がSHC 32T
下がバロックギア 34T±3
楕円形状は似通っています。
刃先デザイン比較
SHCは刃先が細く・長い、独特のデザイン。
ここでチェーンの遊びを作って、踏み込んだ時にチェーンが外側に浮くことで、ピークで重くなったように感じるオートフォーカス機能が働くのですね!
刃先が長いことで、チェーンラインが斜めになってもチェーン落ちしにくそうです。
歯数が2T小さいのもありますが、8.2g軽量です。
装着完了
シマノの4アームクランク対応で、対応アウターは純正の50Tのみです。
詳しくはメーカーサイトへ
・実際に使ってみて
200kmくらい乗りました
・他の楕円リング同様、非常に効率よく、踏み込むべきところで踏めている感じがあります!
また、メーカーの広告通り、踏み心地がマイルドで、急に重くなったり、軽くなったりする感じが少ないので、足への負担も少ないです。
今回は32Tを選択しましたが、小さくしたにもかかわらず変速は良好!
インナーを軽くした分、アウターと重複するギア比が少なくなったので、軽いギアを中心に、使えるギアの幅が増えました!
その分意識的にたくさんギアを変えるようにしないとですね。
32Tでギアが軽い
+
楕円で高効率
この2つの威力で6%越えの傾斜でもケイデンスを維持して軽く登る事が出来ます!
上りが苦手な方
・
もっと早くなりたい方
オススメです!!
SHCは完璧な変速性能を誇りますが、純正外の組み合わせはチェーン落ちや変速不良のリスクがあります。
ご了承の上お使いください。
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