こんにちは
新宿カスタム店、高野です
社内試乗会にて乗り倒してきた記録の第二回です
何より、自宅から埼玉は「彩湖・道満グリーンパーク」までが
自転車で1時間くらいなんですけど
自転車って、自転車に乗ることよりも
周りに気をつけなきゃいけない状況に対してが、一番疲れるんだなぁ
なんて、後で思ったりもしました
障害物のない路上で好きに乗ってれば、疲れないんですよね
そんな普段はアルミフレーム乗りの私が早速インプレです
本日も二本分!
で、一本目に登場していただくのはこちら
LOOK
795 LIGHT
乗ってる人は知ってるけれど
乗っていないと気になっちゃう
そんなフレームLOOKです!!
クランクには専用のZED2クランク
ホイールはMAVIC・コスミックカーボン40エリートでしょうか
佇まいがいいですねぇ
まず乗った瞬間に一点、車体の事ではないのですが
コンポーネントについて気が付くことがありました
Di2でもアルテグラとデュラエースでは、かなり性能に差があるということです
もちろんチェーンやスプロケットが違いますから
そこで性能差は出るんですけど
それにしてもデュラエースのDi2はすごいです
静かで、強い、そしてスムーズさが圧倒的です
変速し終わったな、と、思ってから踏むまでのラグが無いんですね
そこを意識する必要がまったく無く、快適そのもの
いやはや、お高いだけの事はあります
さて、話は車体のほうへ戻りますが
勿論コンポのせいだけではありません
LOOKの795は、乗るとその存在感が消えます
確かに軽量なフレームではあります
ですが、乗るとさらに軽く感じるのです
おそらく、トップチューブからシートステーまでの細さ
そしてフォーク、ダウンチューブ、チェーンステーまでが持つ剛性
独自規格のBB
この圧倒的なバランス感
体の一部になったかのような一体感が
795の魅力だと思います
硬くないのに進む、気持ちよく踏める
振ってもしならず、力を抜いても反発せず
そして、やけに自分の体の空気抵抗が気になり始めます
ただ漠然と自分の体だけが運ばれていく感覚
これは楽しい!!
思ったよりも速度が出る、そんなフレームですね
さてさて、続いてもう一本行ってみましょう
CANNONDALE
SUPERSIX EVO HI-MOD / DISC ULTEGRA
満を持して登場しました、ディスク仕様のSUPER SixのHi-MODです
今回の試乗会において、やはりディスクロードというものがいかがなのか
気になっている方も多かったと思います
それにしてもスーパーシックスってフレームは軽いですね
いわゆるフラッグシップの中でもその細さが際立つフレームで
シートポストは25.4mmのいわゆる一般車の径まで細くなり
ステーからフォークから、その全てが洗練されたシンプルさを保持しています
さてさて乗り味に関してですが
フレームが軽ければ走りも軽い、と、そう易々といかないのがフレーム事情だったりするのです
けれど、このSUPER Sixは、ぴったりくる質感、と、言いましょうか
見た目、持った感じ、走った感触、そのどれもがぴたっと嵌る一台ですね
衝撃がくればステーのバネ感で受け流し
加速させようとすれば、グワッと粘りのある反応が返ってくる
体に合わせていつでも柔軟に合わせてくれるフレームですね!
友達にいたら楽しいだろうなぁっていう、この相棒感
こいつがいれば、何とかなる!みたいな自信が付く一台です
それにしても、フレームはやっぱりお値段も気になっちゃいますよね
それでいくと
SUPER SixはHi-MODとノーマルで二種類がラインナップしているのですが
ノーマル版とHi-MODの違いは重さ200gのみ
それだけです、と、メーカーさん
「Hi-MODが予算的にアレってことであれば、ノーマル版ですよ
量れば違うかもしれませんけど、乗ったらまったく差がわからないですよ」
と、仰ってました
なるほど、ぶっちゃけトーク感ありましたが
そこまで思い切って仰っていただければ納得せざるを得ません
レースでの使用ならHi-MOD
ちょいと気ままにいくならノーマル版でよさそうですね
で、ディスクブレーキについてなんですが
効きます、めちゃめちゃ効きます
これは練習が必要ですね
当てがけにはすごくいいんです
長い下りや雨の日には強いんだろうなと
ですが、ある意味滑らせて使おうとすると、ここはキャリパー慣れしているからでしょうか
厳しい感触ですね、スッとレバーが入って、ガン!と、効いてきます
まぁ慣れれば、慣れれば便利なんだよなぁ!とは思います
走って重いということはまったくありませんからね
本日は、上質な乗り味のLOOKと
元気なSUPER Sixでした
さてさて、2017年モデルも受注しておりますが
2016年度のフレームもお買い得な時期!
皆様のご来店、是非お待ちしております!
インプレッションは次回も続きま~す
ではまた