完成車は少しでも安いほうが売れるのは当然ですが、価格を下げる為に何かを犠牲にしなければなりません。
カタログで目立たないのをいいことに、コストダウンを図られがちなパーツといえばブレーキキャリパーでしょうか。(他にもいろいろとありますが)
変速段数や重量、価格に比べ注目されにくい部分ですからね。
しかし実走行時にはコントロール性やストッピングパワーの違いで、変速関係よりも性能差を実感しやすい部品です。
簡単にスピードが出るスポーツバイクでは、ブレーキの性能は安全性に直結します。
ブレーキの効きに不満を覚えたら、よく効くブレーキに交換しませんか。
今回カスタムした自転車はGIOSのミニヴェロ。
デフォルトで搭載しているブレーキは完成車では定番のTEKTROですが、効きはよくなく耐久性もいまいちです。
今回使ったのは『SHIMANO/BR-R451』
このブレーキはアーチサイズ57mmのいわゆるラージアーチのブレーキキャリパーです。
ミニヴェロはタイヤ幅20~25Cが主流のロードバイクと異なり、細めのタイヤでも1-1/8(28c相当)がスタンダードと一回り太目。
そのためキャリパーブレーキのモデルは、太目のタイヤに対応できるラージアーチを採用したものがほとんどです。
様々なブレーキメーカーがありますが、ブレーキの効きや耐久性といった面から見るとシマノのコストパフォーマンスは非常に優れています。
コストを抑えつつ性能アップを図るならシマノがおすすめです。
アーチサイズ49mのBR-R561と比べるとアームの長さの差は一目瞭然です。
BR-R451はSuper SLR規格のブレーキなので最近のシマノの主流New Super SLRとの相性はいいとはいえませんが互換性は確保されています。
少なくとも実用上不都合を感じるほどではありません。
因みにNew Super SLR規格のラージアーチブレーキキャリパー『BR-R650』は¥5,374(税別、片側)。
BR-R451が¥5,589(税別、前後)とほぼ倍の価格のせいか、当店ではBR-R451をチョイスされるお客様が多いです。
交換後がこちら。
ブレーキの効きが交換前より良くなっているのはもちろん、見た目もTEKTROに比べ綺麗でしっかりとしています。
ブレーキの見た目もよくなったことで、心なしか車体の雰囲気もワンランク上に感じます。
ブレーキは小さなパーツですが驚くほどの性能差があります。
効きや音鳴り、引きの重さなどブレーキに不満を抱えている方は是非当店スタッフまでご相談下さい。
JRのアクセスも良い大宮駅から徒歩3分の好立地に当店はございます
(新宿~最短32分 上野~最短26分)
BROMPTONをはじめDAHON・KHS・タイレル等の小径車
TREK・キャノンデール・ビアンキ・GIANT等のクロスバイク
BOTTECCHIA・TREK・キャノンデール等のロードバイク
その他数多くのブランド扱っております
ポータルサイトでは伝わりにくい、当店のこだわりや雰囲気は
大宮店SPHP(スペシャルホームページ)をご覧ください
■ワイズロード大宮店
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■修理作業について
ワイズロード大宮店はスポーツバイク専門店です。
修理につきましても、一般の軽快車やルック車などスポーツバイク以外の車体の修理は行っておりません。
また公道走行不可の車体(2系統のブレーキを備えていない車体など道路交通法違反となる車体)についても基本的に作業は行っておりません。(トラックなど専用スペースでのみご利用の車体につきましては個別にご相談下さい)
作業のご予約はお電話で承っていますのでお気軽にご相談ください。