本日いよいよ「ツール・ド・スイス」開幕!
80年も続く歴史あるこのレースは、「第4のグランツール」と呼ばれ、
クリテリウム・ドゥ・ドーフィネと同時期に開催される格式高いレースです。
ワイズロードではこのツール・ド・スイスの動向に密着、応援していきます!
しかし、「どうせ応援するなら各店舗で応援チームを決めようじゃん」
というまさかの事態!そうして「東大和店で超絶えこひいきするチーム」が決定、
私たちは「TREK Segafredo ZANETTI」を応援しています!
言わずと知れた「トレック」を母体とし、イタリアのコーヒーメーカー
セガフレードが第2スポンサーとして出資したUCIワールドチームです。
・トレックセガフレードの注目選手と言えば・・・!
所属選手と言えばやっぱり日本人期待の星、「別府史之選手」です!・・・が
・・・残念ながらツール・ド・スイスには出ておりません。
しかしスイスと言えばあの選手がいます!嫌いな人はいないんじゃないか、
圧倒的な強さと優しい顔つきで恐らく好感度ナンバーワンロードレース選手
ファビアン・カンチェラーラ、その人です!
余りにも強すぎて一時期「宇宙人」とか「モーターついてる」とまで
言われていましたね。
タイムトライアルスペシャリストとして世界チャンピオンにも輝き、
プロローグで行われるタイムトライアルは十中八九圧倒的タイム差を
つけて勝ってきたスイスを代表する選手です。
その強さからマツコ・デラックスと有吉のテレビ朝日「怒り新党」で
「三大ファビアン・カンチェラーラ特集」が組まれたほどです。
地元スイスのビッグレースに出る以上、トレックセガフレードは彼を
エースとして大暴れしてくれるに違いありませんね。
今年を最後にして引退するとの噂ですから、有終の美をスイスで
飾れるのか注目です。
・ツール・ド・スイス参加予定選手
勿論カンチェラーラの力だけで現代ロードレースを勝てるほど甘くありません。
トレックセガフレードがスイスに送り込んだ選手達はいずれも曲者揃いです。
⑪ ⑫ ⑬ ⑭
⑮ ⑯ ⑰ ⑱
⑪ファビアン・カンチェラーラ(クラシック&TTスペシャリスト)
⑫ステイン・デヴォルデル(クラシック&TTスペシャリスト)
⑬グレゴリー・ラスト(クラシック)
⑭キール・レイジネン(オールラウンダー)
⑮フランク・シュレック(クライマー)
⑯ペーター・ステティーナ(クライマー)
⑰ジャスパー・スチューヴェン(クラシック)
⑱リカルド・ゾイデル(オールラウンダー)
いずれもレースで活躍が目覚ましいスター選手ばかり、さすがトレック。
個人TT2ステージ 平坦3ステージ 山岳3ステージのステージ構成に対し、
クライマー2名 オールラウンダー2名 クラシック4名(内2名TTスペシャリスト)
全ステージ満遍なく勝利を狙える布陣を敷いてきてますね。
ツール・ド・スイスは荒れた路面を走らせる事でも有名ですから、クラシックに強い
選手を軸にチーム編成をしてきたようにうかがえます。
山岳での活躍をみたいフランク・シュレックやスイスを代表するもう一人、
ベテランのグレゴリー・ラスト36歳にも期待したいですね。
・トレックセガフレードの使用機材
彼らの使用機材は「MADONE」「EMONDA」「DOMANE」「SPEEDCONCEPT」
基本ステージに合ったマシンをチョイスして使うと思われますが、
エースのカンチェラーラは自身が開発に関わったDOMANEを使うと思われます。
個人TTではSPEED CONCEPTを駆りAv 50km/hを超える速度で総合タイム
短縮を狙いにくるでしょう、ステージ数が少ないツール・ド・スイスでは個人TTで
生じたタイム差が総合順位を大きく決定付ける流れになりそうですね。
とまぁツール・ド・スイスに参加するセガフレードのご紹介でした!
注目はなんといってもファビアン・カンチェラーラの力走独走!
初日と第7ステージの個人TTを取りに来るのはほぼ確実のはずです。
最終日が山岳ステージなので、2つの個人TTでタイムを上手く稼ぎ、
グルペットを形成して最終日の山岳ステージでタイムを落とさずに
ゴールラインをくぐるか、最終日は熱い攻防が見られそうですね。
大変残念ながらテレビ放送はありませんが、毎日情報発信していければ
と考えています。
皆様もぜひツール・ド・スイスの動向を追いかけ、一緒にトレックを応援
しませんか?