今日のネタは知っている人にとっては何てことの無いネタです。
ロードバイクを店頭でご覧のお客様で時々「これは何をするために付いているのですか？」とお尋ねくださいますものの中に下画像のようなものがあります。ドロップハンドルのフラット部についたあのレバーです。
これは「補助ブレーキ」「サブブレーキ」等と言うものです。ドロップハンドルのブラケット部（ブレーキ＆シフトレバーの付いたゴムの握り部分）を持つとハンドルが遠いので、のんびりと流して走るときに手前のフラット部を持つのですが、そうすると咄嗟の際にブレーキが手元に無いと不安という方の為に付いています。
どちらかと言うと各社「初心者向け」「エントリーグレード」等と謳ったモデルに付いている事が多いように思います。慣れてしまえば、恐らく必要ないものと思われますがやはり最初のうちは安全面での不安が大きいのでしょう。
但し補助ブレーキはあくまでも「補助」ですので、速度調整用と解釈して下さい。構造上あまりハードなブレーキングには向いていません。最終的にはブラケット部のブレーキで止まるようにしてあげて下さい。
補助ブレーキはある程度のグレード以上のモデルなどには付いていなかったりしますが、レバーのみも販売していますので基本的には当初仕様で付いていないモデルでも増設出来ます。また、当初仕様で付いているモデルでも付けないで整備することも可能です。でもその場合には、バーテープやワイヤー類を別途お求めいただく可能性がありますので、詳しくはスタッフにお尋ね下さいね。
ーーー2016/03/11ーーーーーーながた＠－－－－－－－
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