池C店、本日の作業は・・・
『バラ完』
当店イチオシのベルジャンブランド
『リドレー』。
そのフラッグシップである、
『ノアSLディスク エアロプラス』
の、組み立てをご依頼いただきました。
ホイールは、
『レーシングクアトロカーボンDB』。
40mmハイトリムのカーボンクリンチャーで、
よりエアロな車体を組み上げます。
サドル高を合わせ・・・
ハンドル位置を確認します。
簡単にはステム長を調整できない
『ステム一体型ハンドル』ですが、
『バイオレーサー』にて事前にチェックを行い、
以前別のフレームをお買い上げいただいた時と
ほぼ同じポジションを再現することが出来ました。
パーツを取り付けていきます。
フルアウターケーブル式のフレームなので、
”機械式変速”の場合、
FDに『アウター受け』が付いている
現行シマノコンポしか
使用することができません。
今回は、
『アルテグラ』をお選び頂きました。
今回は実験的な試みとして、
「輪行を多用する」というオーナー様の使い方に合わせ、
『機械式ディスクブレーキ』で組み立てます。
レバーはとりあえず、お手持ちの先代『105』を使用。
一番取り回しがきつくなるハンドル内部で
ケーブルを傷つけてしまわないよう、
取り外した状態で慎重に配線していきます。
ケーブルは、現状最も動きのスムーズな、
『デュラエース』用の
『ポリマーコティングケーブル』を使用。
ケーブル内に
ガイド用のインナーワイヤーを通し・・・
ガイドを引っ張りながら、
アウターケーブルを押し込んでいきます。
4本全て通すと隙間なくギチギチです。
このフレームは、
コラムスペーサーが分割構造ではないので、
この時点で
先にケーブルに通しておかないといけません。
メンテスタンドでハンドルを吊ったまま、
フレーム内にケーブルを通していきます。
エアロフレームは
ヘッドチューブ内の空間がかなり狭いので、
リアブレーキと前後のシフトケーブル、
3本全て通し終わってから
フロントブレーキに配線しながら
フォークを少しづつ差し込んでいきます。
FDは、フルアウターなのでこんな感じ。
ケーブルの動きは非常にスムーズです。
ブレーキは、TRPの『スパイア』。
フロントは自然なカーブで配線できました。
動きも至ってスムーズです。
リアブレーキケーブルの取り出し穴は
かなり厳しい位置に開いていますが・・・
これでも普通に動いてしまうのが
『デュラエース』ケーブルの凄い所。
(純正ケーブルグリスをしっかり塗るのは忘れずに)
今回は160mmローターを使用しましたが、
140mmローターにすれば、
もう少しカーブの緩い取り回しにもできそうです。
ケーブルだけでなく、BBも『デュラエース』。
フレームは『PF30』なので、
『トーケン』のJISアダプターを使っています。
チェーンも『デュラエース』。
リンクプレート、ローラー、ピン、
全てにコーティングが施されているので、
たすき掛けなど、
負荷が掛かった時の滑らかさが違います。
長寿命なのも高ポイント。
最後にバーテープを巻いて・・・
出来ました!!!
空力、軽量性、快適性、実用性・・・
全てに妥協しない
リドレー渾身のフラッグシップが完成しました!
この度は、ご依頼いただき
ありがとうございました!!!
またのご来店をお待ちしております。
車体の他にもアクセサリ・パーツも豊富!!
気軽にお立ちより下さいませ♪