あなたのバイク、長いボトル入りますか?
アサゾースタッフの知恵袋
長いボトルを使いたい時や、フレームのサイズが小さくボトルの出し入れがキツイ場合にオススメのアイテムをご紹介!!こういう細かい所にもノウハウがあるのですよ。
これは真夏のとある日、保冷の強いロングボトルを使った時の写真です。
皆様ご存知の通り、、、(?)私はフレームバッグ愛好家です。フレームバッグはサイクルジャージの背中にスマホなどのアイテムを入れない為に使っています。
賛否はあると思いますが、基本的に走りに行くときは付けます。つけないのは乗鞍ヒルクライムの日と試走でその辺走る時ぐらいですね。トップチューブに傷が入る事を心配されるかもしれませんが、今のところ問題ありません。トップチューブは毎週念入りにコーティングをかけているので擦れても大丈夫なのでしょう。
この写真を見て、フレームバッグにボトルが食い込んでいるけど、この状態で抜き差しできるのかという疑問があると思いますが、このタイプのボトルケージならこの状態でも抜き差しできるのです。勿論、保冷無しの短いボトルならそんな心配すら不要ですが。
ELITE CANNIBAL XC
両サイドがオープンなタイプのボトルケージの代表です。大変使いやすく個人的にイチオシのボトルケージです。
ロングタイプのボトルを使うと、通常のボトルケージではここまで抜かないとボトルを取り出すことが出来ません。170cmぐらいのサイズ感のフレームでもギリギリですね。
ですが、カンニバルを使うとあら不思議、ボトルケージから斜めに抜くことが出来るので問題なくロングボトルを使うことが出来ます。
だからと言って緩いわけでもなく、私自身グラベルロードでも同じタイプのボトルケージを使っていますが、一度もボトルを落としたことはありません。
しっかり奥まで差し込んでおけば、中央にある左右を繋ぐシリコンが良い感じに作用して使いやすくなっているのでしょうね。
ちなみに、通常のボトルケージとして紹介したのは
ELITE CUSTOM RACE PLUS
保持力が高く見た目も格好良く人気のボトルケージです。
更に、アサゾーで密かに人気のあるLEZYNEから同じように斜めに抜けるボトルケージが出ているのですが、こちらはカンニバルよりもボトルの収まる位置を低く出来るのが特徴です。
LEZYNE MATRIX TEAM CAGE
カンニバルと形状が似ていると思いますが、同様の効果を得られるフレームサイズにゆとりがない人の味方です。
実は、カンニバル自体は抜き差しはしやすいのですが、ボトルケージ取付位置が少し高くなっており、場合によっては一般的なボトルケージよりも、はめた時にボトル位置が上がってしまってフレームに良い感じに収まらない事もあるのです。抜き差ししやすい形状を煮詰めた結果だと思うので致し方ない事なのですがね。
ですが、レザインのこのケージは通常のボトルケージよりも同じか低いぐらいと大変優秀です。ケージ自体がしっかりとした造りなので出し入れは気持ち硬めです。
少しでも取付位置を低くしたい方はとても良いボトルケージだと思います。
ですが、どうしてもカンニバルケージを使って低くしたいという方はこちらをお使いください。
BBB BBC-120 アダプトレール
ボトルケージの位置を変更する為だけの専用アダプターです。必ず付属の短いボルトを使って下さい。
調整を煮詰めればこのようにフレームギリギリまでボトルケージを下げる事も可能です。
シングルボトルでもよければこんな感じに下げる事も可能です。こちらにはBBC-120の中でも一番長い物を使っています。
この時はハンドルにバッグを付けているのでフレームバッグを付けていませんが、大きいフレームバッグを付けても大丈夫なようにシングルボトルにして、その代わりダウンチューブ下側にツール缶をマウントしています。
ボトルケージの位置一つでフレームの内側の積載性能が大きく変わってしまいます。ボトルケージ見た目だけで選んでいませんか?
もし使いづらいなと感じている方はこのブログを参考に、使いやすいボトルケージや専用のアダプターなどで快適にボトルを出し入れできるバイクに仕上げてみて下さい!!