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【石川ライド】スタッフ愛用のチェーンオイル三選!!あの1万円ルブも使ってます。

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上野アサゾー店】石川 康輔 22年02月01日

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石川です

スタッフが愛用するチェーンルブは何だと思いますか?

機材にこだわるワイズロードのスタッフは実はチェーンルブにもこだわっています。

是非参考にしてみてください。

 

個人的に好みのチェーンルブ三選

 

1,MUC-OFF C3WET CERAMIC LUBE

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MUC-OFFのチェーンルブはとあるきっかけで使うようになりましたがその2でお話しします。このルブは比較的耐久性もあり、悪条件にも強い事と、個人的にはチェーンにしっかりとまとわりつくオイルが好きなので選んでみました。

使い始めたのは割と最近ですが、このルブでグラベルも走ってきました。終始砂埃や落ち葉でチェーンにダメージを与え続けましたがしっかりと潤滑を保ってくれていると思います。

潤滑の滑らかさにも不満はなくウェットタイプのオイルとしては価格を含めてかなり使いやすいルブではないかと思います。暑い時期や超長距離でどうなるかは未経験ですが、今のところ調子がいいのでおススメできますね。ロードでも使いますがグラベルロードでは基本このオイルになると思います。

 

2,MUC-OFF Ludicrous AF

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究極のチェーンルブをマックオフが開発しました。このルブに出会う事で私個人のMUC-OFFへの信頼度が爆上がりしました。それほどの衝撃を受けた最強のチェーンルブです!

以前のブログでもお話しした内容でもありますがチェーンは中古のそろそろ交換してもいいかなと思うぐらいの状態(多分3,000kmぐらい)。チェーンチェッカー的にはまだ伸びていませんが、完全な状態ではないので変速などにも影響が現れます。

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そのチェーンに対してしっかりと水あり洗車で徹底的に古いオイルを除去、しっかり乾かしてから走行の前日に塗布してみました。チェーンのチャラチャラとする駆動音も明らかに減りましたし、心なしか変速性能も戻った感じ、、、気のせいかもしれませんが、チェーンの動きが蘇ったと思うほどこの1万円は効果てきめんでした。

実際に走らせてみて軽いのは当然ですが、普段から完璧なメンテナンスを心がけているため、正直どのぐらい差があるのかまでは分かりません。ただ、1万円が降りかかっていると思うだけでワクワクします。そんなプラシーボ効果もありつつ、この日は160km程走りました。

後半になるにつれて違和感を覚えます。あれ、まだ全然回るぞ!このルブは性能の低下が殆どないのでは?序盤開始20km程でルート選択を間違え田んぼの間の砂利道に突入、60kmぐらいで荒れ果てて走りにくい林道ヒルクライムをこなしたり、100kmあたりで更にヒルクライムしたり、130kmあたりでサイクリングロードの水たまりゾーンに突入したり、後半になればなるほど状況は悪くなりますが。いつまでもすごくなめらかに回ってくれるのです。確かにこの感覚は今までのチェーンルブと違うなと実感することができました。

性能差を感じにくいチェーンルブにおいて、性能の落ちないチェーンルブというのがこの商品の最大のポイントであると個人的に考えています。

今まで高耐久を謳う商品はいくつもありましたが、家を出てからしばらくするとある程度の性能に落ち着いて、後半になればなるほど劣化するのが普通でした。という事は、レースで使う事を考えた時に、ゴール地点でも潤滑性能を維持している数少ない、もしくは唯一のルブという事ではないでしょうか?

使わない理由がないぐらい性能の高い最強のチェーンルブです。もったいないので普段使いはしませんが、気合が入っている日はこのオイル以外ありえませんね。

3,VIPROS ブルーノ

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使っている期間が一番長いお気に入りの商品です。珍しく最後まで使い切った商品でもあります。現在はリピートに次ぐリピートで三本目ですね、他にもいろいろ持っていますが結構出番はあります。

サスペンド系という独自のチューニングが施された、粘性の低いオイルが特徴です。一番の特徴として、汚れにくい事が挙げられます。浸透性の高いオイルで粘性は低いのですが、金属に定着して遠心力などで飛び散らない為、チェーンの表側に出てこないのでチェーンが汚れないのです。

滑らかな走りを長時間維持するためには汚れをチェーンに付かないようにすることも非常に大事です。

このオイルに出会ってから数年たちますが、持続性という面でこれ以上の性能を持った商品はその後数えるほどもありません。それ程の商品だと思います。先述したMUC-OFF Ludicrous AFの登場で決戦用でも使うルブから普段用に格落ちしましたが、基本的にはこのオイルが主力です。コスパ良いし、汚れにくいので気分もいいですからね。

 

番外編

ここまでもいわゆるウェット系のルブを好んで使っているのですが、これ自体は完全な好みなので、自分にあったチェーンルブを見つけてください。

コーティング系ドライ系のルブにもいい商品はありますよ。

SQUIRTチェーンルブ

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ワックスタイプのルブの中でも指折りの人気商品です。個人的にワックス系ドライ系は耐久性とチェーンの感じが好きじゃないので使いませんが、これは中々よかったです。ドライ系好きの中でも耐久性が欲しい方は必須。施工に手間はかかりますが、汚れも付きにくいですし、ある程度の距離乗っても性能を維持してくれるので安心して使うことができます。コツとしては施工時にもったいないくらいチェーンにかけて、しっかり一日乾かして固める事ですね。

オイルと違って施工後に短時間で効果を得ることができないので洗浄してから施工するのを忘れて当日を迎えると使えなかったりします。

CERAMICSPEED UFO DRIP

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昨年モデルチェンジを果たし耐久性も向上した超高性能な潤滑剤。オイルを添加して浸透性や耐久性が上がったことでワックス系の弱点の耐久性が改善されています。初代の方も使ったことがありますが、チェーンのチャラっとした感じが強く好みではなかったのですが、その辺も少し改善されている様子、ですが、長距離を走ると後半の性能低下は何となく感じてしまうので、MUC-OFFの1万円の方が最終的には好みとなりました。

こういった製品は良いモデルの間においては性能の優劣が生まれにくいのですが、好みと、施工のやりやすさを含めた相性が確実にあると思うので色々と試してみてください。私もここに挙げているのはほんの一部です。色々試しましょう。

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