みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回は今更ながら
クリンチャー・チューブラー・チューブレス
といったタイヤの種類の違いと、それぞれの魅力を簡単にご説明させて頂きます。
さらに、最後にはチューブラーのタイヤ交換を紹介します。
まず、タイヤには大きく分けて、
クリンチャー
チューブレス
チューブラー
の3種類があります。タイヤ交換の時に選ばなくてはいけないので、自分がどれを使っているかは知っておきましょう♪
まずはクリンチャー
ヴィットリアさんの写真を拝借して紹介致します。
一番一般的とされているのがこのクリンチャー
タイヤとチューブが別になっているタイプです。
この種類の一番のメリットは、
タイヤの種類が多くて、交換が簡単。
タイヤ・ホイールとも安価なものからトップグレードまで選べます。
タイヤの種類によって、
軽さ・グリップ・路面抵抗・乗り心地・耐久性
などの性能はさまざま!
まだ一度も交換したことが無い方は是非変えてみましょう!
空気不足で乗ると、リム打ちパンクしやすい
というデメリットもありますが、修理も簡単なので練習してみましょう。
また、中のチューブの種類でも軽さや乗り心地が変わります。
チューブレス
クリンチャーの発展型と言えるのがチューブレス
中にチューブが入ってないからチューブレスです。
ホイールとタイヤで気密を保って空気が漏れないようになっているので、
専用タイヤ・専用ホイールが必要です。
また、「チューブレス」のなかでも「チューブレスレディ」という物もあって、
ホイールかタイヤ(あるいは両方)がレディの場合は、シーラント(パンク防止剤)を入れる必要がありますが、それ以外の運用は同じです。
チューブレスの魅力は何と言っても乗り心地の良さ!!
チューブが無い分、タイヤがしなやかでとても快適な乗り心地になります。
低圧でもリム打ちパンクしません。
タイヤの着脱にはコツが必要ですが、慣れればご自宅でもできます。
取り付けが大変というイメージが強く、出先でのパンクを心配する方が多い様ですが、とても簡単。
クリンチャーと一緒で、一度タイヤを外して予備のチューブを入れるだけ!
応急処置として中にチューブを入れれば、クリンチャータイヤとして復活します。
また、シーラントが入っていれば気付かないうちに穴を塞いでくれていることも!?
取り付けには専用ホイールが必要ですが、皆様の中にも気づかないうちにお持ちの方がいるかもしれません!
ここ2年ほどでGIANT・TREKのロードバイクを買われた方はもしかするとチューブレスレディのホイールが付いているかもしれません!!
TREKの場合はホイールにTLRと書いているものです。
別途チューブレス化パーツが必要な場合があります。
もしも、対応ホイールをお持ちでまだ使っていない方、
ホイール交換を検討中の方は是非チューブレスがオススメです!!!
チューブラー
クリンチャーが登場する以前からあるタイプです。
チューブとタイヤが一体になっているタイプです。
タイヤ自体がしなやかで断面が丸いので、グリップや乗り心地が優れています。
ホイールの構造がシンプルなので、軽量カーボンホイールに使われることが多いです。
レース等で使われることも多い印象です。
パンクした場合はタイヤごと交換が必要なので、シーラントを入れておくか、予備のタイヤを持っていかないといけません。
ここまで、3種類のタイヤをご紹介しましたが、基本は今ご自身で使っているホイールに合うタイヤを選んで頂くことになります。
もし、ホイールを変える事があれば、今後はチューブレス対応ホイールが圧倒的にオススメです!!
*チューブレスホイールはクリンチャーとしても使えます。
最後になかなか見ることが無くなってきたチューブラータイヤの交換を簡単にご紹介。
意外と簡単ですよ(゚Д゚)ノ
元々使っていたのはコンチネンタルのスプリンター
重量・耐久性・価格のバランスのいいタイヤです。
今回は長期間乗ってすり切れたのと、大きく切れてしまったところがあったので、前後合わせて交換です。
この傷でもパンクは無かったので耐パンクシートがしっかり仕事をしてくれていたようです!
新しく使うのはコレ!
スプリンター ゲータースキン
¥8,300
走行面の耐パンクシートはそのままに、タイヤサイドまで頑丈なデュラスキン(赤い部分)がついて、よりパンクに強くなりました。
これでロングライドでも安心して走れます!!
まずは古いタイヤを剥がします。
タイヤは専用の両面テープで接着されているので、こじりながら剥がします。
必要に応じて新しいタイヤのバルブを延長します。
新しいタイヤは事前に空気を入れて一晩放置し、空気漏れや変形が無いか確認しておきます。
この機会にホイールの振れを取っておきます。
その後、ホイールに両面テープを張ります。
タイヤのバルブをセットして、両手で伸ばしながらタイヤをホイールの溝に乗せます。
硬いタイヤはかなりてこずる事もありますが、今回はすんなりはまりました。
空気を入れてタイヤがホイールのセンターに納まっているか確認します。
最後に少しだけ出しておいた透明の剥離紙を引き抜けば完成!
簡単でしょ??
慣れれば片側30分もかかりません。
出先で応急修理する時は両面テープが無いことが多いのでタイヤをはめて空気圧を限界まで高めることで乗る事が出来ますが、無理なコーナリングはしないでくださいね
(゚Д゚;)
以上、タイヤのあれこれでした!
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