池C店、本日の作業は、
『バラ完』。
今回組み立てるのは、
エアロロードのパイオニア、
『サーヴェロ』のフラッグシップ、
『S5ディスク』。
昨年のモデルチェンジで
『ディスクブレーキ化』され、
『ケーブルフル内装』にアップデートしました。
合わせるのは、
エアロホイールのリーディングブランド、
『ジップ』。
リム面にディンプル加工を施した
『58mmハイト』の
『404ファイアクレストディスク』
をお選び頂きました。
『内幅19c』の超ワイドリムで、
『チューブレス』に対応しているのもポイント。
まずはタイヤを取り付けます。
(最初の写真ではもう付いてますが()
このホイールは、28cタイヤを装着した際に
空力性能が最大になるように設計されているので、
今回は『マビック』の
『イクシオンプロUST 700×28c』
をセット。
このタイヤ、
チューブレスとしては革命的に脱着がカンタン。
今回も、普通に嵌めてポンプUPするだけで
あっさりビードが上がりました。
これは出先でパンク修理をするときにも
圧倒的なメリットになりますね。
ホイールを嵌めたら
サドルを付けてシート高を調整。
『Sシリーズ』は、シートチューブが
ホイールのカーブに沿った形状なので、
サドル高の調整幅は
『20mm』しかありません。
今後の調整を考えてギリギリを狙います。
フレームを傷つけないよう、
斜めにカットするのも忘れずに。
普通であれば、
次にハンドル高調整とコラムカットですが、
『S5ディスク』にはカットするコラムが無いので
サクッとケーブルセッティングに入ります。
コンポーネントは、
『油圧ディスク』×『電動変速』の
『アルテグラR8070』シリーズ。
バッテリーはダウンチューブ内。
ジャンクションを使って
FD、RD、ハンドルバーに配線します。
BB下の『ジャンクションB』から、
ダウンチューブ内を通って
『ジャンクションA』へ接続。
変速レバーに配線を中継するポートですが、
『変速調整スイッチ』や
『充電ポート』としての機能も備えています。
今回は右のバーエンドに配置します。
『ジャンクションA』からのケーブルは
右STIレバーに。
左右のSTIをつなぐケーブルは・・・
こんなふうに、
V字型のステムの中を通ります。
動作確認が済んだら、
レバーを一旦取り外してステムを取り付け。
この際、ステム下にスペーサーを噛ませて
ハンドル高を調整します。
スペーサーの枚数が変わると、
取り付けボルトの長さも変わるので、
オプションで
6種類の長さのボルトが販売されています。
ハンドルバーは、溝にケーブルを添わせるタイプ。
今回は、ここに
『ブルートゥースユニット』を仕込む事にしました。
後々、ボタン配置を弄ったり、
ファームウェアを更新したりする際に便利です。
もちろん、お渡し前には
最新バージョンにアップデートしておきます。
最後に、ブレーキホースを繋いで
ブリーディングしたら完成です。
ちなみに、
特殊形状ハンドルなので・・・
純正で、『バーフライ』製の
ガーミンマウントが付属します。
今回は、
『キャットアイ』製のサイコン&ライト
を取り付けたいので・・・
『バーフライ』や『キャットアイ』の
別売オプションを色々取付ける事で、
スッキリまとめる事が出来ました。
完成したのがコチラ!
『フル内装』、『油圧ディスク』、
『電動コンポ』、『チューブレス』・・・
最新トレンド満載の
迫力の1台に仕上がりました!
この度はご依頼頂き
ありがとうございました!
またのご来店をお待ちしております。
車体の他にもアクセサリ・パーツも豊富!!
気軽にお立ちより下さいませ♪