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【スタッフインプレ】踏むの楽しすぎwww!NWって、こんな凄かったんや!!『NorthWave EXTREME PRO 3』

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フジグラン広島】 23年09月30日

こんにちは!ワイズロードフジグラン広島店スタッフの加藤です。
本日は、今回の給料でついに手に入れる事が出来た、NWのハイエンドシューズをインプレ紹介させていただきます!!


North Wave EXTREME PRO 3

価格:¥51,700(税込)

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確かに硬い、でも快適。

フルカーボン製のソールは、なんと剛性指数15‼
数値だけ見れば、バキバキに硬いので「履きづらいんじゃないのか・・・?」と感じられるかもしれません。
しかし!
実際に履いてみると、その数値とは裏腹に快適さが十分確保された仕上がりであることが分かります。

まずフィット感から。
NWのシューズは、設計が幅広且つ甲高なので、日本人にとって合わせやすいのが特徴。今回私が購入したモデルも例外ではなく、shimanoのWIDEに近いレベルだと感じました。
履いた瞬間から、(これは個人差がありますが)とんでもないくらいのシンデレラフィットで、「これ自分の為に設計されたんか⁉」という位ドンピシャ。つま先のほど良いゆとり、土踏まずの大き目なアーチ、ヒールカップの絶妙な深さなど、どこをとっても自分の足には完璧な仕上がりで思わず「は⁉」と心の中でつぶやいてしまいました(笑)

次に締め具合です。
このNWのシューズはLSW3というNWオリジナルのダイヤルが2つ搭載されており、ダイヤル上部の爪を押せば0.7mmずつ緩み、引けば全開放されるシステムです。

ダイヤルはこんな感じです。
BOAと違い、独特な3つの角を持つデザインですが、ダイヤルを締める際により細かなクリック感があるので微調整が容易です。

ここで先程お伝えした快適さの肝が!
それは、この締め付けに使われるワイヤーにあります。これは、ダイニーマという有機繊維により作られた特殊なワイヤーで、金属製のワイヤーに比べ伸縮性があり締め付けても「ワイヤー部が圧迫感強いな」と感じる事はありません。
実際に私が履いていても、締め付けが部分的に強いと感じる事はなく、むしろ強めに締めてしまってもワイヤーが微妙にしなってくれるのでダンシングでも常に快適な状態を維持してくれていました。

最後に肝心の“高強度走行時のフィーリング”について。
やはり踏み込むとソールの硬さが際立ち、以前履いていたshimano/RC701と比べるとかなりハードなセッティングなのがはっきりと解ります。EXTREME PRO 3を履いた初日、最初の30分はソール剛性に高さに足が若干悲鳴を上げておりましたが(笑)、気づいたころには足が驚くほど適応しており、土踏まずのアーチによる安定感とほとんど捩れることの無いソールが踏み込みに対する反応を相当上げてくれていました。

実際、平坦をハイギヤードでスプリントをかけてみても、まるでフレーム剛性が上がったような錯覚を起こす程車体の加速感が素晴らしく、登坂でダンシングをした際は足にスッと荷重を乗せるだけでポンッと進んでいくフィーリングでした。
以前のRC701も充分硬く、踏んでいて楽しいシューズでしたが、明らかなパワー伝達の良さを感じてしまったこのEXTREME PRO 3には感動さえ覚えてしまいました。

また、この足を包み込むアッパー部も◎!
アッパーはARS構造、そこにPUスケルトンを組み込んでおり、それがどの踏み込みに対しても足にフィットしたまま必要以上に全くよれないので、足のズレとは無縁のペダリングが楽しめます。
私が住んでいるところがほぼ坂のみなので、このシューズに変えてからヒルクライムの楽しさに目覚めてしまいました(笑)


いかがでしょうか。なかなか取り扱いが多くないNWのハイエンドモデル、EXTREME PRO 3ですが、完全にレーススペックであるのに印象はむしろ快適で、あえてソール剛性を高めた方が走りが良くなるとより実感する事が出来る私史上最高のビンディングシューズです。

ビンディングシューズをお使いの方で、「硬いソールは疲労感が、ね・・・」と感じている方は、シューズを新調される際に“あえて”ソール剛性高めのものにされるのもアリかと思います。撓りは確かに少ないですが、慣れてしまえばペダリングが止まらないほど走りを楽しめるはずです!

中々の長文となってしまいましたが、North Waveの魅力を少しでも感じて頂けたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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