みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回も前回に引き続きホイールの定期メンテナンスです。
GIANTのディスクブレーキ用カーボンホイール
今回のメニューは
・チューブレスタイヤ交換
・チューブレスリムテープ交換
・振れ取り
・ディスクブレーキ音鳴りの調査
まずはタイヤ・テープを外して振れ取り。
振れ取りはリム内側から行うタイプなので、チューブレステープを外したタイミングでしかできません。
こちらは古いテープです。
まだ至急交換と言う程ではありませんんが、端から少しづつシーラントが入り込んで剥がれてきそうなので、定期的にチェックが必要そうです。
チューブレスタイヤとシーラントも新品をセットしたら完了!!
タイヤ交換後しばらくは空気が自然と抜ける量が多いので注意して下さい。
次はディスクブレーキの音鳴りを見ていきます。
ゆっくりブレーキをかけると前輪からギギギとかんだかい音がします、、
音が鳴る原因は、
・油汚れ
・馴染み
・雨天時
など様々あり、どの車体でも多少鳴る事はよくあります。
しかし晴天時でも耳障りなほど鳴る場合は油で汚染されて制動力も落ちている場合が多いのでご相談下さい。
まずは、ブレーキローターの当たりが出て響いてしまっている時の対処法。
ブレーキ面の削れ跡を打ち消すように放射状にやすりをかけていきます。
ちょっと薄いですがこんな感じ。
削りかすの除去も兼ねてローターを洗浄し、完全に脱脂します。
これでローター側はOK
残るはパッド。
パッドは一度汚染されると復活させることは出来ないとされています。
ダメもとで洗浄。
色は少し綺麗になったがどうでしょうか、、
響きにくいように角も削り落としておきます。
これで、ローター・パッドとも最善はつくしました!
車体にセットして、
さあ、どうだ!!
ギギ、、、
鳴るんか~い!!
少し改善したように思いますが、まだ鳴ります、、、
やはりパッドがもうダメなようですね。
自分で気をつけていても、虫や植物、泥はねなどで汚れてしまうこともあります。
試しにパッドを前後で入れ替えると今度は後が鳴きます。
間違いなくパッドですね。
鳴く方のパッドは鳴きにくい後輪にセットして一旦様子見。
是非近いうちに交換して下さい!!
おまけ。
スプロケットも途中外して洗浄。
まっくろ~
このNo92をスプレーしてブラシでこすると、、
この通り!!
一瞬でピカピカに!
すごく簡単に掃除できますよ!!
また、すぐにこれだけスプロケが真っ黒になるようだと、、
注油後の拭き取り不足かもしれませんよ?
ローターが汚れる原因にもなりますので、注油後はしっかりとからぶきしましょう!!
以上。チューブレス&ディスクホイールの定期メンテでした!
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