チューブレスタイヤの多くは各メーカーのフラッグシップモデルをベースにしたものなので、軽くてしなやかでグリップも高い。
ただその分お値段もお高めで減りも早い。
シーラントだテープだバルブだと、導入コストもランニングコストも高くなりがちなチューブレス。通勤で使い倒すにはちょっと躊躇われる。
とはいえその快適な乗り味を知ってしまった以上、もうクリンチャーでは物足りなく感じてしまうのも事実。
お馴染み「RUBINO」のTLR版だったら?
ミドルグレードタイヤの大定番「RUBINO PRO」のTLR仕様を(たまたま持っていたので)今ちょっと試してみています。
クリンチャー仕様も使ったことがあるので比較もしやすいという理由も。
コルサと比べると乗り心地は硬め、転がりは軽いけどグリップ力が微妙に物足りない。という感じはまさにルビノ。
ただ、チューブレス化によって自慢の転がりの良さがさらに増したように思えます。
ミドルグレードタイヤのネガと感じやすい乗り心地の硬さも、5気圧程度まで落とせばそれほど気にもならなくなる。
レースレベルのハイグリップまでは必要ない通勤用途なら、中級クラスのTLRタイヤはかなりアリなチョイスに思えます。
空気圧が全然安定しない・・・
というわけで、乗り味に関してはまったく不満はないのですが、気になるのが空気の抜けやすさ。
コレはまあタイヤのグレード云々ではなく、ヴィットリアだからなのかもしれませんが・・・
圧力と熱で硬化が進むという特性を持つシーラント。
1週間程度乗れば(放置ではなく)落ち着くらしいので、もう少し様子をみていきたいと思います。