まだ本格的にオフシーズンではありませんが、
一足早くオーバーホールをご依頼いただきました♪
チャーリーでも人気だった日の丸FENIX
パッと見はまだ綺麗に見えますが..
たまにメンテナンスにはお持込み頂いてましたが
本格的にオーバーホールするのは初めてです。
今回承ったオーバーホールBでは
フレームからパーツを全て外し、
フレーム・パーツの洗浄を行います。
ポジションの記録後ばらしていきます。
外してみてみると結構汚れています。
まずはフレームの方から洗浄していきます。
パーツを付ける前に一旦コーティングもしておきます
次は外したパーツの洗浄
(ブレーキ)
砂・泥汚れが付きやすいです
5800世代のブレーキはここのローラー部がミソです。
綺麗にして少しグリスを塗布しておくと引きが軽くなります。
(清掃後)
(リアディレーラー)
地面からの砂・チェーンからの油汚れが強くついています。
プーリーには粘土みたいな汚れが付いているので
しっかり綺麗にしておきます。
(清掃後)
(クランク)
歯の削れ具合をチェックしつつきれいにします。
チェーンリングを外すと作業しやすいです。
肉抜きのミゾに汚れがたまりやすいですね。
(清掃後)
(スプロケット)
駆動系の中で特に汚れているところです。
バラシて一枚一枚きれいにしていきます。
表面だけでなくチェーンが乗っかる歯の部分を綺麗にしないと
チェーンを新しくしても汚れが移ってしまいます。
(清掃後)
(STIレバー)
オーバーホール時にぜひやっていただきたい
ブラケットカバー交換
ワイヤーを全部外した時が交換できる
タイミングなのでやっておきましょう!
(ボルト類)
ハンドル周りのボルトもよく錆びています。
ここを新しくするだけでも見た目が引き締まります
今回はこのオーバーホール用?に買っておいた
電動ブラシがとても役に立ちました。
雑誌などでも紹介されている話題の掃除アイテムです。
各パーツが洗浄出来たら注油・グリスアップをして
フレームに組付けなおします。
オーバーホール後の操作感は新車に近づきます。
見た目も綺麗になり、さらに愛着が沸くでしょう!
汚れなどほぼ取り除いた状態にすると、
パーツの摩耗度がはっきり出る為、
さらに部品交換の必要があるかもしれません。
それを判断するためにも2年に1回は
オーバーホールをしてください!
随時作業受け付けております!