約こんにちは、古谷野です。
今回はお店に在庫品を見ていたら気になったことがあったので実験してみました。
DEROSAの838フレームセットです。
エントリーグレードフレームながらケーブルセミ内装だったりと最新とトレンドを採用しています。
程よい剛性感はあらゆるサイクリストに対応するでしょう。
ちなみにこちらのホワイトカラーはワイズロードでしか手に入りませんよ!!
メーカーカタログ外のラインナップ品となります。
店頭在庫サイズは50と52になります。
さて、このクラスのバイクやカーボンフレームを購入される際はほとんどの方は「重量」が気になることでしょう。
838のメーカーの公表値はミドルサイズで約900gという情報です。
この数字に関しては各メーカーの情報は基準がなく、フレームにつく小物がなかったり、未塗装状態だったりとする場合があります。
なるべく軽いとアピールした方が響きがいいですからね。各ブランド軽量な状態で表記する場合が多いです。
フレームサイズが変わるとどのぐらい重量が変わるの、というのが今回の実験となります。
在庫しているフレームサイズは50&52とワンサイズしか変わりません。
フレーム付属品を同条件でフレーム重量を図ってみました。
まずは50サイズの方。
実測で1041gでした。
約900gより全然重いじゃん!と思う方いるかもしれません。
恐らく上のメーカー公表値はと小物や塗装(塗料)を含まない状態かもしれません。
実際のところこんなもんです。
では次に52サイズの方です。
一般的には大きいフレームほど重くなります。
これは使用されている材質が増えるためです。
1064gでした。
20gほど重くなりました。
結果:838のフレームサイズ50と52では20gほど重量差がある。
知ってほしいのがどのブランドのバイクにもこの数値が当てはまるわけではありませんという事です。
カーボンのメリットとしてはカーボンの積載量によって剛性などを調整可能という事です。
一般的にはサイズが大きい方が重くなると上に書きました。
一部メーカーによってはフレームサイズ違いによる剛性を補正するためにカーボンの積載量で調整しているところもあります。
フレームでもカーボンの積載量によっては小さいサイズでも大きいサイズより重くなることもあります。
そもそも工業製品なので完全に同一にはできません。
同じフレームと同じサイズでも重量は変わることはあるはずです。
今回の結果はあくまで参考までにお願いします。
2023/10/22 古谷野