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【インプレッション】最新Bianchi軽量3モデルを乗りくらべてみた!

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川崎店】奥平 総帆 23年11月02日

川崎店、店長の奥平です。
本日2023年11月2日、味の素スタジアム、アジペン広場にて弊社イベント、社員試乗会に参加してきました。
ちなみに明日2023年11月3日には一般の方が参加できるスポーツバイクデモが開催されますので、お試しいただけます。
今回ご紹介させていただくのが、最近発表になったばかりの、イタリアン軽量レーシングバイクBianchi Specialissimaシリーズを試すことができました。

Bianchi Specialissima シリーズ

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新型のBianchi Specialissimaは真のオールラウンダーバイクを目指して作られたバイクで、前モデルから進化した「軽量性」とエアロモデルのOLTREからのフィドバックにより「空力」の両方を最適化して作られました。ステージレースでは、クライムの前には平坦があり、上りの後には高速ダウンヒルがあります。軽量なヒルクライムモデルといえども、空力性能を無視することはできません。
そんな軽さと空力の両方を併せ持った新型Bianchi Specialissimaをそれぞれインプレッションし行きたいと思います。

 

3モデル共通の結論から

目指す乗り方によって選べる3グレード

Bianchi Specialissimaには3つのグレードがあります。通常どのブランドも、カーボンモデルはプロ向けの上位機種と中間モデルの2機種になることが多いのですが、Bianchi はエアロのOLTREに続いて3モデル投入してきました。

Specialissima RC ハイモジュラスカーボン シマノ・デュラエース Di2
Specialissima PRO HMカーボン+カウンターヴェイル シマノ・アルテグラ Di2
Specialissima COMP COMP カーボン シマノ・105 Di2

詳しくは後述しますが、それぞれ乗るライダーをイメージしたコンセプトを持っています。

 

軽さは正義

もともとSpecialissimaは軽量を特徴としたクライミングバイクですので、一番の特徴は軽さにあると思います。

Specialissima RC 6.6kg
Specialissima PRO 7.0kg
Specialissima COMP 7.8kg

※ペダルレス サイズ55 ±5%

市販車での重量として、かなり軽量にできています。
どのグレードも軽い漕ぎ味を体感できる、クライミングオールラウンダーです。
実際に一漕ぎめで軽さを体感できます。持って軽い、乗って軽いバイクです。

高いコーナリング性能

今回色々なブランドに乗りましたが、一番自分がしっくりきたコーナリングができたバイクでした。
どのグレードでも同じような素晴らしいライントレースができて、 速いスピードでコーナーに入っても膨らむことなく、また、切り込み過ぎてしまうことなく、まさにオンザレールで綺麗に曲がって行きます。

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話を聞いたところ、今回のSpecialissimaはBianchiが今まで培ったレーシングジオメトリーはそのままに、フレーム剛性を一から見直したそうです。
その中で、ヘッド周りを強化し鋭いハンドリングとスプリント力を持たせ、逆にリア周りは登りでトラクションがかかり、スピードを出した時に振動吸収が良くなるように最適な硬さに調整した設計したようです。

 

Specialissima COMP

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Specialissimaの中で一番末弟のモデルですが、3つのモデルで個人的には一番多くの方にオススメしたいと感じました。
新型のオールラウンド性能を堪能しつつ、ライダーのスキルアップに合わせて将来のアップグレードに期待できるバイクです。
105というパーツグレードに性能のイメージが初中級者向け、と思われがちですが、どちらかというと初中級者向けカーボンモデルは別モデルのSPRINTが担っており、Specialissima COMPは本格的なレーシングバイクです。
一番下のモデルだと思って乗ったのですが、まさにちょうどいい。先にも書きました、ハンドリングの良さはピカイチ。
乗り心地も悪くなく、細いリアバックの影響か、とてもマイルドに感じます。
カーボンホイールを履かせることで一気にレーシングバイクに化けると思います。

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ハンドルはステム別体式なので、ポジションの変更にも対応していますが、将来的には上位モデルに採用されている一体型エアロハンドルにも対応しています。

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もちろんワイヤーフル内装でスッキリしたハンドル周りとなっています。

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Specialissima PRO

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アルテを搭載した中間モデル。上位モデルと同じ形状の一体型エアロハンドルや、カーボンホイールを搭載した上級モデルです。
軽量なハイモジュラスカーボンにビアンキ独自の振動吸収機構のカウンターヴェイルを搭載したフレームは余計な振動をカットし、走りに集中できます。
乗ってびっくりしたのがすごく剛性が高く漕ぎ出しの軽さがあり、そしてハンドリングの良さは、他のブランドであればこれが最上級モデルに当たるという乗り味でした。
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新型Specialissimaのために開発された最上位グレードと同じ一体型ハンドル。意外とボリュームがあり、かなり剛性感があります。
空力性能にこだわった新型Specialissimaフレームをさらに高性能にするハンドルです。
ヘッドアンカーボルトの目隠し穴にもビアンキのエンブレムが入っていておしゃれです。

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パーツ構成はサドル、ホイールをオリジナルブランドのVelomannものとしています。
単に名前を入れたものではなく、車体に合わせて設計された高性能なコンポーネントです。

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Specialissima RC

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別格の最上位モデルがこのRCです。プロの厳しい要求に応えるために全ての構成部品をこのRCのために新設計されており、完璧なパッケージングです。
乗り出してすぐわかるのが、レーシングバイクの鋭い路面からのインフォメーションです。6.6kgの車体の軽さもあり、すっとスピードが上がります。
このモデルは軽量化追求のため、あえてビアンキの特徴だった振動吸収機構のカウンターヴェイルを採用せずに作られています。PROはしっとりした乗り味でしたが、これは乾いた感じがします。
好みが分かれるところですが個人的には鋭く加速してくれるこの感じが好きでした。
もちろんハンドリングも抜群です。

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Specialissima RC一体型ハンドルにオリジナル設計の最上位モデルのパルトコルセRC139サドルを採用。

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スペシャリッシマRCには、ビアンキ レパルトコルサ製ホイールを採用しています。ホイールセットの重量はわずか1,380g。
クライミングに最適な33mmハイトのチューブレスレディリムと、高品質セラミテック・ハブを備えたビアンキ レパルトコルサ製ホイールです。
フレームの剛性と合わせた走りの鋭さを支えています。
コンポーネントは新型デュラエースにパワーメータ付きクランクとこちらも最強。

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ヒルクライムで少しでもタイムを更新したい人、表彰台を狙いたい本格的なライダーに最高のコンプリートバイクとなっています。
もし、この鋭い乗り心地が合わないのであれば、タイヤをチューブレスにすることで乗り心地を良くすることも可能です。

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最後に

新しく、軽さと空力を手に入れ、さらにライダーに合わせて3種類あるこの新型Bianchi Specialissima。
明日2023年11月3日のスポーツバイクデモで是非試してください!
また、気に入ったらワイズロード オンラインでもご予約可能となっています。
わからないことがあればお気軽にチャットでご質問ください。

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