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【PINARELLO】エンデュランスに特化した”X”。でも走りはやっぱりPINARELLO!!『PINARELLO X3 DISK 105Di2』
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- 【フジグラン広島】 23年11月05日
こんにちは!ワイズロードフジグラン広島店スタッフの加藤です。
本日は、新型のエンデュランスモデルとして誕生した、あの“X”をご紹介します!
PINARELLO X3 DISK 105Di2
価格:¥700,700(税込)
サイズ:51.5
カラー:キーンレッド
[ysid 2023000010600]
フロント周りは間違いなくPRINCE。リアは・・・?
鮮烈な赤が眩しいX3ですが、フロント周りはどこか面影があります。
そうです。PRINCEと似ているんです(個人的な感想です)。
PRINCEより少し長めのヘッドチューブですし、フロントフォークもより剛性感のありそうな太さを持っていますが、Fシリーズとは違って先代の懐かしい雰囲気を感じますね!
このXシリーズは、PINARELLOのエンデュランスモデルとして新しく誕生したフルカーボンロードバイクです。
フレームは東レのT600カーボンを使用し、反応性と振動吸収性を高い次元で両立しています。
このX3は、実は先代はどちらかというとPARISの方がカテゴリーとしては近く、PRINCEの後継はFシリーズに当たります。(当店にF5が2台展示中!)
この様にシートポスト側から見て見ると、“THE・エンデュランスジオメトリー”とはっきり断言するのは難しいくらいに、意外と攻めたジオメトリーであることが分かります。確かにヘッドチューブは長めですが、大口径のダウンチューブはPINARELLOお得意の「ボトルケージ装着で100%の空力性能を発揮する」専用のデザイン。ヘッドチューブはくびれを作って空力を良くしています。コレがそのクビレのあるヘッドチューブです。
どことなく溢れる色気は、イタリアンブランドならでは、PINARELLOならではなのかもしれません(笑)
この価格なのに、妥協、一切なし。
先ほどと同じ画像ですが、まずここで注目して頂きたいのはこのシートポストです。
過去のどのモデルを見てもここまでの薄さは無かったはずです。これはFシリーズも同様ですが、新型になるにあたって空力性能を煮詰められ、新型のシートポストを採用するに至りました。
これによって人間の体でかき混ぜられた空気をリアまで滑らかに流すことを可能にし、その他フレーム形状等の見直しによって長距離を快適に、軽やかに走りきることが可能になっております。
続いてドライブトレイン周りです。
ココは新型105Di2をフルで搭載し、滑らかな変速性能とリア12s化に伴う更なるクロスレシオ化によって、あらゆるシチュエーションで最適なギア比を選び、快適に走りきることが出来ます。
特にこのX3はエンデュランスモデルなので、この105Di2はもうドンピシャでマッチしていますね!
因みに足回りはFULCRUM RACING 800、タイヤはPIRELLI P7とし、ハイトの高さと滑らかなハブ、そしてノッチ数の多いホイールとグリップに定評のあるタイヤが最初から搭載されている点は高評価です。
走りをよりよくするには更に軽いカーボンホイールであったり、ハイグリップなタイヤにすべきですが、高い耐久性を誇るエントリーグレード(とはいっても“良い”エントリーです)なのはロングライド等でトラブルに見舞われるリスクを少なくできます!
いかがでしょうか。PINARELLOのエンデュランスカテゴリーを率いるべく誕生したXシリーズは、フレームや細かいコンポーネントを見直すことによって全く新しい走りを手に入れたフルカーボンロードバイクとなっております。
究極のロングライドを望まれている方や、乗り心地極上であることがロードの必須条件である方は、このX3は間違いなく最高の相棒になります!
特にこの車体はPINARELLOブランドの車体。走りを妥協している訳がありません。
速くて快適なら、一択ですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。