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【スタッフインプレ】Cannondale 新型SuperSix EVO ノーマル/ハイモッド/LAB71乗ってみました!【ロードバイク】

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横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 23年11月04日

横浜ワールドポーターズ店松野です。

昨日開催されたスポーツバイクデモの前日、同じ場所でワイズロードのスタッフもバイクに試乗していました!

個人的に一番欲しいバイクに乗ってみました。

 

Cannondale 2024 SuperSix EVO 2

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販売価格:¥760,000(税込)
サイズ:51

 

デルタステアラー

今では当たり前となったワイヤーフル内装のロードバイクですが、各社大きく分けて数パターンあります。

 

①円形コラム+大径ベアリング…TREK(一部)、SCOTT、PINARELLO、ANCHOR、FSA(ACR)などなど

SCOTTを除いて、従来と同じサイズ(1-1/8インチ)の円形のコラムに1.5インチ等サイズの大きいヘッドチューブ&ベアリングを採用し、ベアリングとコラムの間からケーブルを引き込みます。

強度が一番高い円形コラムを使用できるのですがヘッドチューブのサイズが大きくなるため見た目がゴツくなります。前面投影面積も増えるので空気抵抗的には不利かもしれませんね。

 

 

②異形コラム+ノーマルサイズベアリング…COLNAGO、RIDLEYなど

従来通りの1-1/8インチのベアリング&ヘッドチューブですが、コラムそのものを円ではなくD型などにし、隙間からケーブルを引き込みます。

ヘッド周りがスマートなので剛性が過剰になりにくく、空気抵抗も低く抑えられそうですね。見た目も今まで通りでスッキリしています。

 

デメリットとしてはコラムに対してステム、上ベアリングの接触面積が大きく減ります。特にD型コラムはブレーキをかけてハンドルが前に押されるような力に対しては踏ん張りが効かなさそうです。

 

 

③複合タイプ…TREK(一部)など

少し凹みが付いた異形コラムに少し大きめなベアリングを使用するタイプです。TREKのEMONDAやMADONEに採用されています。

 

 

 

乗った感想以外の所で話が長くなっています(笑)
このSuperSixは②の異形コラム+ノーマルサイズベアリングを使用しているのですが、コラムが鋭角な扇形のような形状をしています。アッパーのベアリングは従来と同じ通り1-1/8インチなのでヘッドチューブの外見もスッキリしています。

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当然円形よりも強度に気を使っているようで、肉厚なうえに白い繊維で補強をしています。

 

 

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ステムは円形コラムと同じものが使用できますが、「フィラー(Filler)」と呼ばれるパーツでステムのクランプ部分との接触面積を確保します。
コラムとベアリングの接触部分はこんな感じです。ブレーキ時など大きな力がかかっても三角形の頂点部分でしっかり踏ん張ってくれそうですね。

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もちろんノーマルステムも取り付け可能なのですが、ノーマルステムを取り付けるためのカバーが少し厚めなので水平ステムで落差を稼ぐことは出来なさそうです。(削って加工してつければ別ですが保証対象外になります)

 

 

 

乗ってみた!

かなり脱線しましたが実際に乗ってみました!
フレームはノーマルのカーボンでホイールはHollowGram R 45。前後でなんと¥120,000のハイコスパカーボンホイールです。

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松野は雑誌のインプレみたいに「〇〇が硬くて××がしなる」みたいに詳しい事はわかりません(笑)
同モデルとしては一番お求めやすいグレードのカーボンフレームではあるのですが、ペダルを踏み込んでからの反応が良く加速感がかなりいい感じでした。

先代のモデルはドロップシートステイのおかげでしなりが大きく、過剰とも思えるぐらい振動吸収性が高かったのですが(笑)
今回のモデルもかなり乗り心地が良いので、25Cのチューブドでも路面からの振動は気になりませんでした。軽量な25Cタイヤ+TPUチューブで足回りの軽さを狙うのも良さそうです。

 

 

 

Cannondale  2024 SuperSix EVO Hi-Mod 2

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販売価格:¥1,050,000(税込)
サイズ:51

 

ミドルグレードにあたる、Hi-Mod(High Modulus≒高剛性)カーボンを使用したモデルです。形状は全く同じで重要な部分の剛性はほぼ同等との事ですが、全体的にフレームの肉厚を薄くできるのでフレーム単体で200g程度軽く仕上がっています。

通常モデルとはホイールが異なり、ハイエンドモデルのHollowGram R-SL 50になっています。

 

 

乗ってみた!

ノーマルでも既にかなりいい感触だったのですが、Hi-Modは更に反応が良くペダルひと漕ぎで分かるほどにものすごく良く進みました!朝イチでこのバイクに乗ってしまったので、他のロードバイクが霞んでしまうほどでした(笑)

他にも色々なバイクに乗ってみたのですが、個人的にはSuperSixが一番良かったです。

ダンシングの振りも非常に軽く、とてもヒラヒラとしたフィーリングでした。ものすごく良く進むのに「硬さ」を感じない不思議なバイクです!

 

 

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フロントフォークの先だけ赤いのでなんだか靴下みたいですね。青いジャージに赤いソックスを履いたらバイクとおそろいになりそうです。

 

 

 

Cannondale  2024 SuperSix EVO LAB71

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販売価格:¥1,800,000(税込)
サイズ:51

 

今までのCannondaleのカーボンバイクはノーマル/Hi-Modの2グレードだったのですが、最近登場した最高グレードのLAB71です。フレーム形状は同じですが、更に上位グレードのカーボンを使用し超軽量なフレームに仕上がっています!違いはフレームだけではなく、ハンドル/ステムが一体型の専用ハンドルが完成車に付属します。

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モータースポーツで有名なMOMO Designとのコラボレーションだそうです。松野はモータースポーツ詳しくないのでよくわかりませんが、モータースポーツのハンドルとロードバイクのハンドルは全く異なるので意味なくね?とは言ってはいけません。

 

 

乗ってみた!

当然Hi-Modよりも更に軽量なのでものすごくバイクの振りが軽く最高の一台でした!
確かに性能はものすごくいいのですが、Hi-Modとの差はそこまで大きくない感じです。極限の性能を求めるならLAB71ですが、ほとんどの方はHi-Modでも全然十分かもしれません。

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ただしこのかっこよさはLAB71でしか手に入りません(笑)

 

松野の感覚的には

ノーマル⇒100点
Hi-Mod⇒120点
LAB71⇒130点といった感じでした。

 


 

つづく

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