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【スタッフ試乗会】いつかはTIME!! TIME ALPE D’HUEZ DISCインプレッション

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新宿本館】田中 23年11月17日

こんにちは。新宿本館の田中です。
先日、11月2日に社内研修としていろいろなメーカー様にご協力いただき、たくさんの試乗車やパーツ等を見て試してきました!

このような機会を設けて頂き、ご協力いただきました各メーカー様、誠にありがとうございました。

まず1台目はこちら!!

TIME ALPE D’HUEZ DISC

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まずはTIMEというメーカーの特徴からご説明致します。1987年の創業以来、カーボンファイバーによるモノ作りとバイク生産の最前線にいます。 2つのユニークなプロセス、カーボン繊維の編込み構造とレジン・トランスファー・モールディングを使って、きわめて強く、軽く、安定したバイクを作っています。また航空宇宙産業、トップレベルのモータースポーツ、自動車業界で使用される技術で自転車フレームを生産する世界でも希少なメーカーです。

バイオベース ダイニーマ繊維

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新素材の活用!!!ここは皆様もかなり気になる点ではないでしょうか!!!新しいALPE D'HUEZには、DSM社が開発した超高分子素材"ダイニーマ"が投入されています。ダイニーマ繊維は同重量のスチールとくらべて15倍の強度を持ちます。引張強度は最大で43 cN/dtexです。水に浮く軽さで、高い弾性を備えています。他の高弾性ポリウレタン繊維と比べ、バイオベースのダイニーマは最終製品1トン当たり、CO2排出量が29トン少ないのです。それはスマートフォン370万セットの充電、480本の木が10年間に吸収する二酸化炭素量に匹敵します。要は、とても丈夫で品質の精度が高い製品を生み出せる素材なんです。ただ、他のロードバイクメーカーが採用していない理由として、ダイニーマが高温で熱成する一般的なモノコックフレームとは相性が悪かったのですが、低温で成形するTIME社のみの独自工法のRTM工法にはピッタリの素材で、RTM工法でしか運用出来ないスペシャルな素材なんです!!!これを聞いてスペシャル感が増すのは私だけではないはずです(笑)限定とか希少とかいう物にめっぽう弱いです。。。お気に入りのバイクを長く乗り続けたいという方には、とてもオススメです。

ハンドル回り

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ハンドル回りはDEDAのS-DCRを採用しておりヘッドセットの交換を行う事で様々なステアリングシステムへの交換が可能です。今回の試乗車にはFSA製のヘッドセットに換装してVISION METRON 5D ACRハンドルがつけられていました。フレーム形状がエアロ形状というわけではなく正直チグハグな感じなのではと思いました、これが中々格好良い!!!自分のバイクにも同じハンドルを使っていますが、剛性感が高いので好みが分かれるハンドルかなと思ってましたが、硬さを感じる事なくバランス良いなと感じました。

シートステー及びタイヤクリアランス

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  シートステイはモノステー形状を採用しています。ラグ構造のフレームにも特別感あり、見ていただきたいポイントです。試乗車にはVISON METRON 60 SL に28Cのタイヤがついていました。リム内幅が21mmで28cのタイヤを最適としている設定です。フレームの最大タイヤ幅が28cなので、それ以上のタイヤサイズを履かせたい場合はオールロードのADHXをお勧め致します。現状のロードバイクのタイヤの流行りは28Cですし、個人的にはそれ以上の太さは不要と感じているので、運用上は問題なしです。ただし、ENVEやRESERVEなどの超ワイドリムホイールですと干渉する可能性大ですので注意が必要です。

シートポスト

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フレームセットにピラーは付属してきませんが、一般的な27.2mmのシートピラーが使えるのでお好みで選べる点は個人的には良いかなと。この辺りも拘って軽量パーツを選択したいところ。

フォーク

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太目のストレートフォークを採用しています。TIMEと言えばアクティブフォーク!!快適性、パフォーマンス、高精度ハンドリングのために、外観も性能もスペシャルなモデルです。今回の試乗車はノーマルフォークでしたが、十分に路面からの振動は軽減されていて快適そのもの!!!

インプレッション

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脚がフレッシュな状態で乗り心地等を試したかったので、1番最初に試乗しました。ホイールが60mmハイトでハンドルがステム一体型だった為、ずいぶんゴツい設定だなというのが見た目の印象でした。 ダイニーマ素材の話やプロ選手のホイールのチョイス等を代理店の担当者様からうかがってから試乗しました。比較対象車体が自分のバイク(BMC SLR01現行モデル)なのが大前提のインプレです。まず、漕ぎ出し。代理店の担当者様が言うには初速の速さを感じる方が少なく、もっさり感があるとの事前情報がありましたが、全くそんな事はなくスルスル加速していきました。30キロ前半くらいから40キロ前半くらいまでの加速感は自分のバイクと比べると大人しい感じはありました。BMCがレース用のガチレーシングバイクだからという事もありますが。。。フラッグシップモデルだけあって加速感や伸びに関して不満は全くなかったです。とにかく、優れているのが乗り心地の良さ、振動吸収性の高さはピカイチです!!!試乗コースが短く登りがなかった為、登るときにどんな感じなのかが凄く知りたいです!!!メーカーによって多少の違いはありますが、フラッグシップモデルに関してはエアロと高剛性に重きをおいているものが多いように思います。エアロはまだしも剛性の高さが一般のサイクリストに合うかというと、合わない方が多い印象を受けます。レースに出る方には踏んだ分だけ加速する高剛性は必要ですが、サイクリングやロングライドには不向きだと自分は思います。このTIMEはレース仕様にもなりますし、低速でのサイクリングやロングライドでの活用でも万人受けするなというのが1番感じた部分です。金額としても特段割高な設定にはなっておらず、1台を長く乗り続けていきたいという方には自信を持ってオススメ出来ます!!!

在庫状況

基本、受注生産となる為フレーム納期に約4か月ほどかかりますが、待つ価値は十分にありますよ!!!カラー展開も6色あるので、お気に入りのカラーが見つかりますよ!!!ご相談お待ちしております。

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