ワイズロードのスタッフ試乗会で試乗したモデルをご紹介!
前編
2023年11月初旬に行われたワイズロードスタッフ試乗会。
そうそうたる人気ブランドを扱うメーカー様、代理店様のご協力により、各ブランドのトップモデルを中心に数多くの試乗車が集結しました。
そんなたくさんの魅力的な自転車の中から、実際に試乗することができたモデルを、いくつかご紹介します。基本的にロードバイクです。
はじめにお断りしておきますが、一流メーカーのトップモデルやそれに準ずるモデルの完成度はすでに非常に高く、短い距離での試乗ではネガティブな印象を持つことはほぼありません。
一昔前と比べるといわゆる「尖った」モデルが無く、大きな不満点が無い優等生的な乗り味のモデルがほとんどです。個々のモデルの個性が無くなったと考える向きもあるかと思いますが、逆にどのメーカー、モデルでも安心して購入することができるということでもあります。
そのような現状と、私自身がたいした足を持っているわけでもないことから、個々のモデルの乗り味に関してはよほど印象的な事項が無い限りあまり細かくは言及しません。
詳細な乗り味についてのインプレッションを期待される方には申し訳ありませんが、あしからずご了承ください。
前編の今回はMERIDAの「SCULTURA 8000」と「REACTO 9000」の2台をご紹介します。
MERIDA SCULTURA 8000
「SCULTURA 8000」は、MERIDAの軽量オールラウンダーである「SCULTURA」シリーズの上位モデルです。
軽量性最重視ながら、空力にも配慮されたフレームに、SHIMANO「ULTEGARA Di2」が搭載された高性能な1台です。
コンポーネントはSHIMANOの電動「ULTEGRA」です
ディレイラーハンガーにはダイレクトタイプが採用されています
ワイヤー類はFSAのACRシステムでヘッドチューブ内を通り、ステムの下側まで内装されます。
これにより空力の向上とスッキリとしたルックスを実現しています
ハンドルはオーソドックスな形状
BB周りはペダリングパワーをしっかりと受け止めるボリューム感があります
ゴムカバーを持ち上げると、シートポストを固定するボルトが現れます。
サドルはPROLOGOを採用
インプレッション:
高速巡航性能は次にご紹介する、エアロタイプの「REACTO」にゆずりますが、ダンシングなどでバイクを振った時の軽快さはこちらの「SCULTURA」に軍配が上がる感じです。
MERIDA REACTO 9000
軽量オールラウンダーである「SCULTURA」に対して、空力性能に重きを置いたいわゆるエアロロードタイプがこちらの「REACTO」シリーズです。
「REACTO 9000」は、トップグレードと同じCF5カーボン製のエアロフレームに、SHIMANO「ULTEGRTA Di2」を搭載した高性能モデルです。
空力に優れる65mmハイトのホイールにはREYNOLDS製リムが採用されています。
コンポーネントには電動変速のSHIMANO「ULTEGRA」を採用
ディレイラーハンガーはSCULTURAと同じくダイレクトマウントタイプ。
軽量かつ変速のレスポンス向上にも寄与します
FSAのACRシステムで、コクピット周りのケーブル類のフル内装化を実現
ハンドルはステムと一体型のエアロタイプを採用
BB周りも高い剛性を感じさせる形状です
シートチューブもタイヤに沿うような形状で、エアロ効果を追求
ディスクキャリパーには、冷却性能を高める独自の「DISC COOLER」が取り付けられています
空力はもちろん、快適性にも配慮されたシートピラーには、リアライトが内蔵されています
インプレッション:
ダンシング時の軽快さが印象的だったSCULTURAに比べて、高速巡航を維持する能力はやはりREACTOが優れている印象です。
性能とは無関係ですが、カラーリングの美しさも印象に残りました。
後編に続く
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