ワイズロード新宿本館の前澤です。
先日行われた社内研修にて気になったモデルを紹介いたします!
このような機会を設けていただき各メーカー様、本当にありがとうございました。
ORBEA ORCA M20iLTD
ヒルクライムモデルに変貌
前作のORCAは当時の他ブランドと同じようにエアロも意識した軽量オールラウンドバイクでした。
技術的な進化によりそれまでに比べ、ディスクブレーキ仕様でもUCI規定の重量を下回ることが楽にできるようになった為、各社はエアロ効果や快適性など重量削減以外でのメリットをバイク与えます。
その流れのなかで各社がブラッシュアップをし現行モデルとなり販売されている訳です。
当然ORBEAの新型もこの様になるかとおもっていたのですが、まさかのクライミングバイクとして登場!
この現代でフラグシップモデルがクライミングバイクとは!
当店スタッフの中でも驚いた人数知れず。
という事で各部を見ていきたいと思います。
特徴的なトップチューブ
まずはこの特徴的なトップチューブです。
分かりやすくて大好きです。
必要な強度、軽量性、そして快適性をだしてますよという形状。
薄い板。
まさに板。
触っても板。
オリジナルパーツ
それまでハンドル・ステム等はオリジナルを使用していましたが今回からホイールも仲間入りしました。
TREK、GIANT、SCOTT等各社のアクセサリブランドと同じようにORBEAブランドで一式揃います。
分かりづらいですが、オリジナルのカーボンリムにZIPPハブで組まれたホイール。
一時期のサーベロ完成車に使用されていたRESEVEホイールも、ZIPPハブのものがありました。
それだけ信頼性があるということではないでしょうか。
ハンドル・ステムは特殊な構造をしている訳ではありません。
自分好みのハンドルに交換可能、ケーブルがフル内装ではない所は好みがわかれるところですがむしろこちらの方が作業性がいいと思います。
さらに他社のハンドルも使用可能。
特に定番の一体型ハンドルFSAのMETRON5DやDEDAのALANEAを使用できるアダプターが用意されるという事なので嬉しい限りです。
突き詰めた軽量さ
第五世代・第六世代のシートクランプの位置は、トップチューブとシートチューブの交点の近くにありました。
シートピラーを固定するためには、乗車姿勢から見て横の位置からボルトを回し固定していました。
この位置でもスッキリとした見た目で良かったのですが、新型はなんとシートチューブの裏側からボルトを回し中の臼を固定する方式に変更。
以前よりも小さいボルトでコンパクトな造りになったのは軽量さを突き詰める為だそうです。
このような細部にもこだわっているところがたまりません。
カラーオーダー可能
タイヤクリアランスは32mm。
タイヤの選択肢が広がる事はいい事です。
以前と比べ「ORCA」のフォントも変わりました。
乗車姿勢からの風景はシンプルです。
今回の試乗車のカラーは艶消し・赤黒の配色ですがORBEAはMYOというカラーオーダーが可能です。
区分けされた各部のカラーをご自身の好きな配色でバイクをオーダーできます。
他ブランドではほぼトップモデルでしかカラーオーダーを行っていませんがORBEAはミドルグレード帯から受付をしておりそれもまた魅力です。
同じカラーで統一されている部分もMYOであれば別の色の組み合わせも可能。
もちろんフロントフォークの配色も選択できます。
まとめ
クライミングバイクとして発表された新型ORCA。
こちらのモデル仕様ORCA M20iLTDの価格は¥1,075,800-(税込)
トップモデルフレームOMXを使用しシマノ・アルテグラを搭載したバランスの良いモデルです。
全店でもORBEAの販売台数が多い新宿本館で予約をお待ちしております。