こんにちは!
マウンテンバイクダウンヒル大好き!
府中多摩川店の池田です。
11/2はお取引様、関係各所の皆様のご協力を頂き、味の素スタジアムにてスタッフ試乗会を開催させていただきました。日頃から様々な車体にのらせていただいていますが、改めて、カーボン、アルミ、クロモリなどのフレームによる乗り心地の違いを再確認できたのでお伝えします。
今回試乗させて頂いたバイクはコチラ⇩
BASSO MARTE
イタリアンバイクとしてデビューは以外と遅く、70年代後半から世に出たBASSO
華美さよりも堅実さ、といったブランドイメージを裏切らない、安定感のある走りでとても好印象な一台でした。
細身のチューブはやはり、クロモリの魅力です。素材は4130クロモリを採用、華奢に見えてコシがあり、しなやかな気持ちいいフレームです。
タイヤクリアランスはやや狭め。というか純正タイヤで目いっぱい使ってます。
MARTEはオフロードメインのグラベルロードというよりもややツーリングバイク寄り。それでも700×38Cタイヤを純正で履いてますから普通のグラベルライドも、舗装路区間が長いライドもどっちも出来る。非常にマルチに楽しめるバイクです。
そして乗り心地に大きく貢献してくれているのはこのフロントフォークでもあります。
近年のディスクロードはハンドリングの正確性と剛性確保のためにフロントフォークをブレード型にし、風を切り裂きながらガッチリとしならない形状をなしていることが多いです。
しかしMARTEは細身の先細りクロモリチューブを使用しちょうどいい塩梅でしなりを生み、チェーンステーも長めの設計とすることでバイク全体として、突き上げ感を感じさせない乗り心地の良さを実現していました。
乗り心地の良さももちろんですが、改めてクロモリバイクのしなりを活かすペダリングを思い出しました。力の入力をした後のバイクの戻りと共にまたペダリングを入れるような感じでしょうか。
しなやかでのびやかなバイクです。ツーリングシーズンやゆったりグラベルライドなんかにもピッタリですね。
ガチガチの装備でロングツーリングに行ってみたり、逆にフラっと河原沿いにサイクリングなんてのもよさそうです。
珍しくクロモリ、BASSOのMARTEのご紹介でした。
攻撃的なライドフィーリングのバイクばかり乗っていますが、MARTEは非常にマイルドでいてのびやかに加速するバイク。ギュンッと急加速するバイクばかりを好んでいましたが、なかなかどうして、気持ちが良かった。パナレーサーのグラベルタイヤもいい仕事してくれてます。次の一台はクロモリにしようかな。
ではまた。