みなさんこんにちは。とある実業団所属の新宿本館コダイラです。
今回は私自身が購入し、今シーズンのレース機材として選んだ『MERIDA REACTO TEAM-E』に関して乗り込みを開始したのでご紹介。
MERIDA REACTO TEAM-E
いわゆる『バラ完』で組み上げたためメーカーのラインナップにはないスペックになっています。
詳しくはこちら!!
ライダー情報
※写真は昨シーズンの物であり、現在は移籍したためチームが異なります。ご了承ください。
まず私自身の簡易プロフィールとして、主に用途はJBCF(所属カテゴリはE2)の実業団レースとそれに伴うトレーニングが中心です。稀に選手証の要らない所謂「草レース」的な大会に出る形。
これまで高体連やJBCFを選手として走ったのは合計で3年程とまだまだヒヨッコです。
身体データは簡単に身長171cmちょい、基準体重は57.4kgでサドル高は711mmです。
ステム長は100mmでハンドル幅は400mmなのでコクピット周りに関してはありふれたセッティングと言えるでしょう。
主な比較対象
主な比較対象はやはり昨シーズンまで2年弱乗ったPINARELLO PRINCE(2020)です。
やはりどんなインプレも自身が慣れ親しんだマシンとの比較という形が色濃く出ますので明らかにしておきます。
インプレ
早速インプレですが、試乗会の際に感じた加速感は間違いなかったです。(試乗会記事はこちら)
ただ誤解を恐れずに言ってしまいますと、思ったより懐は広くない印象でした。
これは決してネガティブイメージでもなんでもなく、一種当たり前の理屈ではありますが『綺麗なペダリングで(または意識して)』踏みつつ『フォームをしっかり見つめる』と爆発的な推進力が得られます。裏を返せばいい加減なペダリングやなあなあな認識ではフレームの本領は到底発揮できない可能性があります。
あくまで一例ですが、懐の深いフレームとして印象的だったのはBianchi OLTRE XR4ですね。ただ当然これらの車体にもペダリングが整っていてこその推進力はあると思いますので、あくまでその度合いが異なる程度であると思って頂いて差し支えないかと思います。
実は先代のREACTOに乗った際には余り自身に合わず、SCULTURAの方が好みだったのですが今作では覆りました。
特にダンシング時の推進力は抜群で、緩斜面の登りではスイスイと前に進んでくれます。また快適性は各社フラッグシップマシンの中でも抜群に高いと感じます。
50~100km程度のサイクリングペースならばさほどだと思いますが、100kmを超えてくるような選手たちのレース及びトレーニングペースでは当然ある程度の疲労は出てきます。
ただ石畳の過酷な一面が注目されがちですが、かなりの距離を超ハイスピードなアベレージで駆け抜けるParis-Roubaixを制したエアロフレームなだけあってそれらの点は信頼性が高いですね。
現時点では仮処置としてSHIMANOのアルミホイールを履かせていますが、それでいて推進力は高いので脚にあったカーボンディープリムを目下探っています。物が決まったらまたご紹介させて頂きますね。
軽量性に関して
※イメージはメーカーHPより引用
登場当初から「登れるエアロフレーム」と呼ばれ、近年では「オールラウンドエアロ」とも言えるスペックを引っ提げてトッププロひしめくワールドツアーのプロトンで存在感を放つREACTO TEAM-E。
REACTO TEAM-Eの完成車ラインナップではVision METRON 55がアッセンブルされ、エアロフレームの性質上軽量性ではSCULTURAの方に軍配が上がりますがなんと公表値7.4kgというスペックを誇ります。
私自身それほど軽量化に命を懸けている訳ではないですが、可能な限り軽くしたいのは本音。競技規定で6.8kgという制約があるので7.0~7.4kgあたりが理想です。
恐らくポジション出しをしながらコクピットパーツを見直したり、ホイールを見合ったものに交換すればさほど苦労はしないかな?といった印象ですね。
オマケ
以前週刊(というテイの)記事でご紹介させて頂いた番外編でご紹介したゼッケン台座ですが、このようにシートポストに取付してあります。蝶ネジが非常に便利です。
いよいよサイクリングシーズン!!
(新車を実走で持ち帰っている様子。これ分かりにくいですがリアライトは点灯させてました。)
JBCFも既に数レースが開催され、今年はさいたまクリテリウムも開催予定という嬉しいニュースが出ていますね。
新車のご相談や組み換えのお問い合わせなど、新シーズンの準備をお考えの方!!
お気軽にお申し付け下さい!!
ではまた。