どうもこんにちは。新宿クロスバイク館スタッフのスズキです。先日行われたワイズロードスタッフ試乗会にて、アキボウ様の展示会から気になっていたミニベロの試乗をしてきましたので、ご紹介させていただきます！本年もこの度貴重な機会を頂いたこと、ご参加いただきました関係各社の皆様、ワイズロードスタッフの皆様へこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました！めちゃくちゃ楽しかったです！
FUJI 2025 STAUT
color：Retro Orange/Gem Black
size：44 50 55
販売価格：¥99,000-
[ysid 4582727295076]
そもそもSTAUTってどんなミニベロ？
FUJI BIKEのミニベロと言えば、HELIONというクラシックデザインなミニベロが既に存在しますが、クラシックという事は今の流行りとは少しマッチしないポイントも多いという事。例えばタイヤサイズ。ロードバイクをはじめ、昔と比べてどんどんタイヤは太い物がメインストリームです。ディスクブレーキの普及によってもたらされた恩恵ですが、それと同時にリムブレーキモデルがどんどん少なくなってきているのも事実。STAUTはそんな今の流行を抑えた自転車とも言えます。
406ホイールでありながら451ホイール並みの外径で走りやすさ◎
ミニベロ×太いタイヤ。この組み合わせって意外にも少なく、こういうのが欲しかったという人も多いはず。デフォルトで履いているタイヤが20×1.95インチとこれでもけっこう太め。最大で2.4インチまでインストール可能との事で、カスタムのし甲斐がありますね。BMX系のタイヤとの相性も良さそうなので、ドレスアップ目的でタンサイドやクリーム系のタイヤを組み合わせてもカッコ良さそうです。
ちなみにFUJI公式のカスタマイズではSCHWALBE BILLY BONKERS 20×2.0インチを装着していました。軽量で転がり抵抗も低く、オンロード、オフロード問わず使いやすいタイヤの一つです。ブラックに付けても差し色で良さげですね。
[ysid 4026495904070]
ディスクブレーキがもたらした大幅なタイヤクリアランスの拡大
今までのタイヤクリアランスの狭さを大きくしたのがやはりディスクブレーキの存在。自分の乗っている自転車も気づけばディスクブレーキオンリーになっていましたが、これからの補修パーツや自由度を考えるとディスクブレーキは大正解だと思います。標準装備はTEKTROの機械式ブレーキですが、街乗りでは問題ないレベル。メンテナンスもしやすく、メカトラブルにも対処しやすくて良いですね。タッチ感やブレーキの効きが気になる方は、シマノの油圧ディスクブレーキにしてみたり、EQUALの機械式ディスクブレーキにしてみたりするのがオススメです。
[ysid 4524667638476]
[ysid 4573147802739]
アーバンバイクに必要十分なダボ穴とスタンド台座
街乗りで使うならやっぱりあると便利なキックスタンド
ダブルレッグスタンドも行けそうなセンタースタンド用台座がしっかりと用意されています。シフトケーブルがフルアウターではないので、インナーケーブルが露出している部分では加工してあげた方が良さそうですが、取り付け自体は問題ないレベルです。荷台を付けたり、カゴを付ける場合はダブルレッグスタンドがオススメです。
[ysid 4935012307006]
空いたスペースを上手く活用したナイスアイディアなポイント
これは公式でカスタムされた一台に実際取り付けされている様子。なんとシートチューブ後方にもボトルケージ台座がありました。クロスバイクやロードバイクなど、700Ⅽの自転車ではまずできないミニベロならではのポイントです。フレームバッグを付けたらシートチューブのボトルケージ台座が使えない！って困りごとともおさらば。後ろにツールボトル、前にサイクルボトルなんてことも出来ちゃいます。ダウンチューブの台座は三連台座になっているので、お好みでポジションチェンジも可能です。その他にも前後キャリアを取り付け可能なダボ穴やフォークアイレットもありますので、いろいろフル装備してみたい方にもオススメです。
アップライトでらくちんなハンドルバーとギア周り
ハンドルバーってのはこういうので良いんだよ
標準装備のハンドルバーはライズしつつ少しバックスイープもしているアーバンライクなモノ。スピードはいらん、欲しいのは楽さだけ。そんな感じのハンドルバーが付いているので、こうしたい！という具体的なイメージが無ければデフォでOK。幅広にしたりハイライズにしたり、プロムナードハンドルを付けてみたりと妄想の膨らむ部分です。
[ysid 4582350839593]
いろんな意味で楽なフロントシングル
ギアはフロントシングル、リア8スピードのシンプルな構成。右手のシフターひとつで操作が完結して、メカトラブルも軽減されて、軽量にもなって、とメリットは多め。強いて言えばギアの選択肢が少なくなったことで重いギアと軽いギアの最大値が低くなったことがデメリット。STAUTに限って言えば重いギアはほとんど必要ないと思うので、荷物をたくさん載せて坂道が辛くなることはあるかもしれません。その時は潔く自転車から降りて登りましょう。
店頭入荷時期とサイズ・カラーについて
初回注文分は早ければ1月中の入荷予定です。遅れてしまう事もままありますので、ここまでお読みいただいた方はぜひ入荷しました記事をお待ちいただければ幸いです。もちろん店頭では予約注文も承っています。現在各カラーの44，50サイズは1月、55サイズは4月の入荷予定で1台ずつの予約枠が空いています。基本的には早い者勝ちですが、次回ロット分の予約も受け付けていますので、気になった方は店頭でご相談ください♪
