こんにちは!
マウンテンバイクダウンヒル大好き!
府中多摩川店の池田です。
昨日は富士見パノラマで大前転してきました。
全身鞭打ちでまだ何とかなりましたが、来週の富士見に向けてリカバリーしないと。。
と思ってたらダメージなんて吹き飛んでしまう一台が入荷してきました。
COMMENCAL META HT AM 29/27 ORIGIN
販売価格 ¥ 363,000 (税込)
サイズ M (身長168~180センチ前後の方向き)
カラー Heritage Green
国内下り系ハードテールの走りとなったMETA HT AM
当時は前後ホイール共に27.5インチでしたがとうとうマレット化。
フロントホイールは圧倒的走破性とスピードの29インチ。
リアホイールは旋回性が高く扱いやすい27.5インチとなりました。
高い走破性と扱いやすさが魅力の一台です。
バイクディティール
構成パーツ
基本パーツは全てSRAM!!
トレイルやダウンヒルでの実用性や強度をしっかりと押さえたパーツアッセンブルです。
ROCKSHOX 35silver coil 150mmストローク
寝たヘッドアングルと長いサスペンションストロークで安心感のあるライドが出来ます。
よりタフで速さを求めるようになった時、
より軽く、調整機構が沢山のサスペンションにカスタムしても良いですね!!
SRAM X1EAGLE クランクセット
強度と剛性しっかり。タフに乗っても安心なパーツアッセンブル。
SRAM SX EAGLE 12S
SRAM PG1210 12S 11-50T
下り系バイクなので、トレイルの登りでは重いギア比ではとても大変な思いをします。
ワイドで軽いギア比で激坂もイケちゃいます。
トレイルライドもガンガンイケるワイドスプロケット。抜かりナシ。
SRAM LEVEL
低価格ながらゲレンデやタフなトレイルでのライドに応える制動力が魅力のブレーキ。
フィーリングやコントロール性でライダーの色が出ます。
速度域が上がってきたらお好みのフィーリングのブレーキにカスタムしても良いですね!!
その際は是非ご相談を。池田はSRAMのCODEを愛用中。
ブレーキタッチと制動力のバランスが良くて好きです。
前後異径、ここがミソ。
前後異径。通称マレット。
フロント、リアともにMAXXISのDISSECTORの2.6インチ幅の、
ワイドでエアーボリュームたっぷりのタイヤをアッセンブル。
しかしホイールの径が異なります。
フロントは29インチ
乗り越え性能と路面追従性が優先されるフロント。
ガレガレの路面も、根っこだらけで弾かれる路面も乗り越える29インチ。
リアは27.5インチ
旋回性と扱いやすさを求めるならリアは27.5インチ。
勿論29インチも良いですがややコーナーがもたつきます。
フロントでしっかり突っ込んでリアは付いて来させるライディングをしていくと、
リアは短くコンパクトな方がよく曲がりますね。
しかし乗り越え性能が落ちすぎるとよくありません。
2.6インチ幅はそのためのアッセンブル。乗り越え性能はエアボリュームでカバーです。
ちょいライズのワイドなハンドルバー。
ちょいライズが付いているのがグッド。幅は780㎜ちょうどいいです。
ハンドル幅は大事です。
広すぎれば曲がれずコーナーからはみ出して発射されますし、
狭すぎれば力みやすくなりドロップオフで大前転します。
各々の体格に合わせてカット、広いハンドルへの交換をオススメしています。
特別に指定が無ければ170前後の方は760㎜のまま。
同体格で手足が長い方は770㎜から780㎜へハンドルの交換。
170後半の方は800㎜が視野に入ってきます。
ただしやはり体格と乗り方に応じて、
あとは好みによって随分とハンドル周りのセッティングは変わります。
迷ったらまず純正でお試しください。
ジオメトリが良い。
あくまで好みの話なので万人受けするわけではありませんが、
ジオメトリが最高です。
SIZE | ① SEAT TUBE LENGTH | ② SEAT TUBE ANGLE | ③ HEAD TUBE ANGLE | ④ HEAD TUBE LENGTH | ⑤ WHEEL BASE | ⑥ TOP TUBE LENGTH |
M | 420 | 74 | 65 | 120 | 1202 | 604 |
⑦ CHAIN STAY LENGTH | ⑧ BOTTOM BRACKET HEIGHT | ⑨ FORK LENGTH | ⑩ STANDOVER HEIGHT | ⑪ REACH | ⑫ STACK | Height adaptation |
432 | -30 | 561 | 740 | 425 | 643 | 168-180 |
ヘッドアングル
ヘッドアングル65度。
最近のマジ下り系ハードテールは63度前後のバイクもありますね。
META HT AMはトレイルも楽しく走れる65度。
寝すぎても振り回しずらいですし、立ちすぎても安定しないですからね。
ちょうどいいです。
リーチ
ロングリーチになりやすい下り系バイクですが、
META HT AMのMサイズはリーチ425㎜
他メーカー下り系HT はSサイズで425㎜
適応身長が大きく異なるバイクでリーチの数値が同じ。
ハンドルは同体格のライダーが乗る場合かなり近め。非常にバイクの上で体を動かしやすくなります。
BBドロップ
BBドロップとは。ボトムブラケットの下がり具合。
高い(数値が小さい)ほど振り回しやすく旋回性が上がり、
低い(数値が大きい)ほど走破性が高く、直進安定性に優れる。
比較他メーカーバイクは55~60㎜前後ですが、
META HT AM はやや高め。BBドロップ30㎜です。
やはり安定感があるのも良いですがBBハイトが高めであることによる振り回しやすさも魅力の一つ。
せっかくリーチが短いのであれば、飛びやすい、振り回しやすいのも素晴らしい。
ややダ―ジャン要素のある下り系ハードテール。
僕は大好きです。アグレッシブに振り回しましょう。
ホイールベース
ホイールベースとは前後車輪の軸どうしを結ぶ線の長さ。
長くなれば安定しますが、その分やや振り回しずらくなっていきます。
META HT AMは1202㎜
同ヘッドアングルのTREK ROSCOEのMサイズは1181㎜
ここは随分と直進安定系です。
ショートリーチでBB高くてホイールベースまで短かったら安定感全くないですからね。
上手くバランスとってます。
さて、ここまで振り返ってみてみるとジオメトリー的には。
・ヘッド角は下り系バイクの中では普通。トレイルもイケるくらいで寝すぎていない。
・リーチ短め。振り回しやすい
・BBドロップやや高め。飛びやすく振り回しやすい。腰高というほどではない。
・ホイールベース長め。上記の三つを成立させるのがこの長さ。
というわけで。
”トレイルからゲレンデまで幅広く乗れて、
振り回せて飛べるけど、長さのおかげで安定もするバイク。”
という感じ。
超ワガママバイクですね。
後ろ乗りで振り回したいライダーにはもう本当に最高です欲しい。
入荷は一台。
是非お買い求めください!お取り寄せも承れます!
そう。承れるんです。
最高なコメンサル。取扱い開始です。もはや感慨深い。
厳密にいえば再開ですね。5年以上前は在庫もさせてもらってたと思います。
やっとです。
そして今回はなんだかめちゃくちゃカッコいい
シルバーポリッシュのエンデューロフレームも入荷してきました。
そちらは実はお客様の注文品。
またしばらくしたら、最高のカスタムをしてご紹介します。
お客様の一台。ってやつですね。
MTB最高!!
ではまた。