敗走。しただけの話では面白くもないので、軽井沢に行く途中、藤岡あたりまで行ってUターンして普通にロングライドしてきました。
寒かった。軽井沢は雲の中。
朝家を出て走り始めてから、この寒さ、服装やっちまったなと思ったものの、そのうち晴れて暖かくなるだろうという甘い目論見があだとなりましたね。
埼玉は午前中雨がパラつくぐらいの予報の中、マジで寒かった。
ここ最近との気温差もあるでしょうし、空気感が冬のそれ。
ウォーマーも装備しているのでウィンドブレーカーを着ていれば温かいのですが、顔とか手とかもそうだし、結局体調的な面で負けているのか、なんか走りも重いし、完全に気温差に負けているパターンですね。
途中のコンビニで手袋買った
サブで入れたつもりだったけど入っていなかった冬用のグローブの代わりにファミマで薄手の冬用手袋を調達。
ギリギリインナーグローブにできる厚みだったので気温が上がるまでこれで耐える事にしました。
手袋効果もあって順調に進みます
我らがガリガリさんに挨拶を済ませて更に進路を進めます。
手袋が効いているのか、何とか走れているのでこのままいけば大丈夫そうだなとこの頃は思っていました。
神川のコンビニで軽井沢行きを考えます
少し山間部を抜けて神川のコンビニに到着しました。
体力的にはまだイケそうだし、気温も上がってきたのでこのまま行けるかなとも思っていましたが、天気予報を見て軽井沢の気温を見て、、、、ヤバいかな？という感情が芽生え始めました。
補給は多めにペースはイーブンに
この頃には殆ど軽井沢行きを諦めている感じだったので、ドライブイン七輿に目標を再設定して折角だからと、藤岡周辺に城跡が無数にある地域を少し散策。
良い感じの激坂と格闘してダム湖の上に到着しました。
牛秣ダム
この辺は先ほども言ったように城跡が無数にあり、山城が残る場所もあったりと結構面白そうです。
装備を整えていけば冬場でも楽しめそうな地域なのでまた今度遊びに来ようと思いました。
ドライブイン七輿
結構有名なレトロ自販機の聖地です。
場所も丁度良いので私も良く来ます。
チャーシューメン
ネギとかメンマとか薬味系は底に沈んでいます。
ラーメン屋さんレベルという話ではないのですが、いわゆるインスタント食品と比較してとにかく美味い！
スープも麺もチャーシューもしっかりとしているので、普通に軽食としておススメできる完成度で
「３５０円」
この他にもトーストやハンバーガーなどレトロな筐体がいくつもあるのでレトロ自販機ドライブインに興味がある方は是非。
というわけで完全にここでUターンを決意した石川です。
軽井沢までは50ｋｍ弱という位置ではありますが、決め手は、まだ一度も碓氷峠方面の空から雲が晴れていないという所です。
１０℃ぐらいならヒルクライム中はむしろ涼しいぐらいだと思って今回予定を立てていましたが、そもそも道中の１３℃も曇り空と冷たい空気でちょっと泣き言を言うぐらい寒かったという事もあり、いい大人なので更に気温が落ちたらどうなるかぐらいは想像がつきましたので、当然のごとく引き返すことにしました。
幸いにも片道で輪行帰宅を想定していたので装備は万端です。
高崎に行くか、本庄に行くか、その途中から電車に乗るか、思考はそっちに向いていました。
赤城山が綺麗です
１２時をまわったところで晴れてきました。
本来このぐらいの中を走ってくる予定で装備を決めたのですが、今更ですよね。
帰ると決めたのでとりあえず折角だからと藤岡市街を抜けて254への合流を目指します。
本庄まで行けば100ｋｍぐらい走ったことになるからその辺で今日は良いかな、という感じでしたが、日差しによる暖かさで身体が動くようになった事で欲が出てきました。
家まで帰っても高々平地150ｋｍ～160ｋｍぐらいだしこのまま走るべ！
「行はほんのり向かい風だったから帰りは追い風だしな！」←フラグ
北西の風だった午前中とは打って変わって、午後からは「南東の風」。
これは、、、試練だ！！！
藤岡から熊谷に向かって真正面からひたすら風が吹きつけます
元気があればそよ風ぐらいの微妙な風も、結構疲弊している状態から常に一定の風を浴びせてくるためボディブローのように体力をそいでいきます。
でも、帰り道は熊谷までついてしまえばあとはひたすらサイクリングロードを走るのみ、見慣れた風景の中を走っていることもあって、ペースからの到着時間の逆算は容易で日が暮れる前には到着間違いなしです。
荒川パノラマ公園
もうここまでくれば何も考えなくても帰れます。
こんなに重装備で走っていますが、結局サドルバッグは一度も開けずに帰宅する事になりました。
軽量輪行バッグと衣類だけなのでたいして重くないのが唯一の救いです。
↓翌週リベンジできました。
新しい機材など
新ポジションと新ホイールでの初のちゃんとしたライドとなりましたが、かなり良い感じだと思います。
もう少し走ったらOQUOホイールのインプレもちゃんとしようと思いますが、ある程度イメージしていた通りに良いホイールだったなと思っています。
レース用の高剛性フレームに合わせてみても面白そうなので機会があればCIPOLLINIにも履かせてみようかなと思っています。
軽井沢にはたどり着けなかったものの、元々の予定よりもだいぶ距離を乗って充実感のある疲労となりました。
夜は珍しくぐっすりと眠れて、まだ疲労でぼーっとしていますが、これを続ければ来期はそれなりに走れる自分が戻ってきそうな感じがしています。
そんな感じのライドでした。
朝起きて時計の画面見てガーミン先生が休息日と言っているのは従った方が良いなと毎回反省しています。
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