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【スタッフインプレ】ROCKYの新型SLAYER舗装路で乗ってみた!&ロードバイクのサイズによる乗り味の違いを確かめてみた!【試乗】

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横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 23年11月30日

横浜ワールドポーターズ店松野です。

新型SuperSix以外にも色々乗りました!

 

 

ROCKYMOUNTAIN SLAYER CARBON 50

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販売価格:¥886,600(税込)
試乗車サイズ:M

 

マレット化したフリーライドバイク!

最近ではロングストロークのシングルクラウンバイクはエンデューロバイクと呼ばれることがほとんどなので、フリーライドバイクと言う呼び方はなんだか懐かしさを感じますね(笑)
DHバイクとエンデューロバイクの中間のような、シングルクラウンもダブルクラウンもどちらも対応したバイクです。

 

 

2023年モデルでモデルチェンジし、ルックスこそ大きく変わりませんがフロント29/リア27.5のマレット対応に。更に「スラック」ポジションではヘッドアングルがなんと62.5°!へと寝かせられました。

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シートチューブはほんの少し短くなったのですが、ストロークの長いドロッパーポストを飲み込む形状のシートチューブになっています。

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ブレーキジャックの影響を受けにくいホルストリンクです。ホルストリンクはピボットへの負担が大きい為、挟み込むような構造&複列ベアリングで耐久性を確保しています。

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しかもベアリング類はENDUROのサスペンション専用MAXベアリング!リテーナーを使わない為通常のベアリングよりも内部のボールの数が多く高い負荷に耐えられます。

 

 

乗ってみた!

このバイクは本来舗装路で乗るべきではありません(笑)ふじてんやパノラマで試乗したいところですが仕方ありません…。

かなり寝かせたヘッドアングルと27.5インチのリアホイールのおかげか、バイクをものすごく倒しやすい感覚でした!いつも乗っているバイクの感覚で倒したらそのまま転ぶかと思いました(笑)トラベルが180mmもあるのに、意外なほどペダリングがしやすいのでまさに「ある程度登れるDHバイク」と言った印象。

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203mmのダブルクラウンフォークを入れてもOKな設計なので、フォークを交換すればまさにDHのような使い方もできてしまいそうですね。

 

 

 

組んでみた!

もはや試乗インプレではありません(笑)ちょうどお客様から同じバイクをご注文いただき、組み立て中です。 

お!と思ったのが、ケーブル/ホース類を通すためのトンネルがあらかじめフレーム内部に通されているので、メンテナンスで交換する際は何も考えずにズボっと差し込むだけ!

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しかも、リアブレーキはフレーム右側から差し込むと上のチューブから出てきて、反対に左側から差し込むと下側のチューブから出てきます。リアブレーキを左右どちらから通してもOKな設計という事ですね!フレーム内部もかなり綺麗に仕上がっていますね。

 

 

一つ注意なのはリアユニットです。ROCKYMOUNTAIN専用のベアリング付きアイレットが圧入されているので、コイルスプリングを交換する時はいちいち専用工具でアイレットを取り外さなければなりません。

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 クリアランスに問題が無いのでユニットを上下逆さまに付けることでコイル交換が簡単になります。バネ下重量的には正しい向きの方がいいかもしれませんが…。

 

 

 

PINARELLO F9

販売価格:¥1,606,000(税込)

サイズ:515&465

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前回DOGMA Fの465サイズに乗ったところ、好みの問題かもしれませんがハンドリングに違和感を感じたので今回は同形状のF9で異なるサイズに乗ってみました。

 

 

ヘッド角

MTBと違い、ロードバイクではフレームサイズが異なるとヘッド角が変わります。具体的には小さいサイズほど寝かせる傾向なのですが、イタリアンメーカーはヘッド角がかなり大きく変動するイメージがあります。つま先とフロントタイヤのクリアランスの確保とか、ヘッドチューブの長さの割にスタックを低くしたいとか理由は色々あると思います。

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※クリックで拡大。DOGMA Fのジオメトリーです。

Pinarelloは豊富で細かいサイズが選べるのですが、特にヘッド角(B)が大きく異なり、最大サイズと最小サイズではなんと3.9°も変わります。MTBで言うとクロカンバイクとオールマウンテンぐらい変わるわけですね。

 

 

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今回乗った465サイズはヘッドが70.5°で515サイズは72°。たったの1.5°と思えるかもしれませんが、調整幅の大きい可変ジオメトリーのMTBぐらい違います(笑)
フォークのオフセット(R)はすべて43mmなのでトレール値が当然変わってきますね。

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特に小さめの465サイズと430サイズではヘッド角が大きく変わっています。

 

まずは515サイズに乗ってみました。松野は身長171cmですが脚が短めなのでサイズ的には少し大きめになります。
当然のことながら他社のハイエンド並みに良く走りますし、レーシングバイクらしいクイックなハンドリングで違和感は全くありませんでした。

 

 

 

続いて465サイズ。トップチューブが515mmなので小さめなサイズ感になります。松野が実際に乗るとして、ポジションを再現しようとすると多分このサイズです。
やっぱり515サイズとは違ったフィーリングで、やはりヘッド角が寝ているためバイクを左右に傾けるとハンドルがカクンと切れ込む感じが強くなります。登りのダンシング時には少し気になりそうな感じです。さらにコーナー進入時のハンドリングはかなりゆったり目に。

実際には小さめサイズの場合長いステムを付けるので、更にハンドリングが安定寄りになるはずですね!

 

Pinarelloは細かくサイズが選べるので、例えば「500サイズと465サイズどっちも乗れる」みたいなケースがあり得ます。最後の決め手としてハンドリングの好みも考慮してもいいかもしれませんね!

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