こんにちは神戸店のヒラガです
今回は先日広島にて開催された
グランツールせとうちのライドブログです!
神戸店スタッフ服部とともに
一泊二日の旅に出てきました
いつか走ってみたいと憧れだったしまなみ海道を
思う存分走れたので思い出として残しておきます
また最近話題のあのタイヤも実走レビューしていきます!
0日目メンテナンス
イベントに向け洗車、注油、ボルトの増し締め等
出発日前までにしっかりメンテナンスします
そして折角しまなみを走るのだからということで
Panaracer AGILEST 25C
買っちゃいました
さんざん周りで話題になっているアジリスト
百聞は一履に如かず、これを機に新品で挑みます
1日目前日移動
神戸から広島は約230㎞
さすがに輪行していきます!
持ち物としては
普段のサイクリングの持ち物にプラスして
・替えのサイクルジャージ
・輪行袋
・サドルバック(5L)
・大会関係のゼッケン類
と言ったところでしょうか
靴はビンディングにクリートカバーをつけて
ある程度歩けるようにしておきます
荷物を詰め込んだらいざ出発です
とはいっても初っ端4時間の電車移動ですが
自転車とともにゆられること数時間
広島県尾道駅到着です
天気は快晴、気温も良好最高のコンデションです
とりあえず近くのラーメン屋さんで名物尾道ラーメンを
うまい
これだけで何か成し遂げた感があります
せっかくなので駅周辺を探索
街のいたるところにサイクルラック、自転車レーンがあり
さすがサイクリストの聖地です
いよいよ本州から離れ向島へ上陸
とはいっても数分で着く距離です
渡し舟を降り、いよいよ旅感が出てきました
ある程度探索したら宿に向かいます
我々がとった宿は本州から一つ離れた向島にあります
イベント当日のスタート地点も向島になります
一度荷物を預け今度は向島探索へ
高見山という山を登りしまなみの絶景に感動
これにて1日目は終了、大会の用意を済ませ
明日に向けて休息をとります
2日目イベント当日
気温良好、天気快晴
絶好のコンディションです
他の宿泊者も全員サイクリスト、一緒に準備を済ませ
一日お世話になった宿を出発し会場に向かいます
朝早くからイベント会場に向かう自転車たち
よく見ると追い越す車にも自転車が積んであります
会場につき続々と集まる自転車に圧倒されます
皆さんの自転車を見るだけでも面白い...
我々が参加したのは
向島から因島、生口島、大三島、伯方島、大島を往復する
全長140㎞のコースです
途中瀬戸内の名産を楽しめるエイドステーションもあり
絶景とともに島をめぐっていきます
前を見ても後ろを見ても自転車の列
トレインを組んでスイスイと進んでいきます
途中結構な坂もありましたが
プライドにかけて何とか足つきなしで登頂
ちょっとした夢だった石碑にも寄れました
しまなみと言えばここですよね
折り返しとなる最後の橋
来島海峡第二大橋は圧巻の迫力
全長4㎞越えの橋をひたすら真っすぐ走ります
対岸についたらエイドステーションで休憩を、と思ったら
「あと5分でこちらのエイドステーション締め切りまーす!」
「出発できない方はリタイヤとなりまーす!」
休む暇なく橋を折り返します泣
前エイドステーションでゆっくりし過ぎたせいか
かなりリミットが迫ってきていました
急いでペースを上げ集団に戻ります
そこからは結構な巡行速度
写真が無いのはそのせいです泣
何とか最後のエイドステーションでは
30分ほどの余裕が生まれました
結局最後はヘトヘトになりながらゴール
走行距離146㎞の獲得標高1,166mでした
天気にも恵まれ
最高の土地を最高のコンデションで走れたこと
また交通整備やエイド運営、大会関係者様には感謝します
AGILESTインプレ
さて、お忘れかもですがタイヤのレビューといきましょう
ここからはかなりマニアックな話になります
今回使用したのはAGILESTの25C
以前使用していたのはcontinental GP5000 25C
この二日間で
ヒルクライム、ダウンヒル、巡行、スプリント、急ブレーキと
ある程度こなしました
感じた違いとしては
軽さとトレッドパターンの有無による違いです
まずAGILESTには溝のないスリックタイプです
タイヤ側面にもROTATION→の記載がありませんでした
またタイやそのものの断面形状も
旧作のPanaracer RACE EVOシリーズが
オールコンタクトという頭のとがった形状から
ラウンドという一般的な丸形に変更されています
これにより次紹介する軽さにもつながっています
次は軽さです、AGILESTは一本約190gと
オールラウンドモデルながら他社の軽量モデルに匹敵する
軽さを実現しています
個人的にタイヤの重量には厳しいですが
AGILESTの重量を聞いて驚きました
高速で回るホイールの最も外側を覆っているわけですから
数10グラムの違いもバカにできません
実際巡行した際や漕ぎ出しも軽く感じます
またここが大きな違いかもしれませんが、値段もやはり大きいですね
AGILESTは一本6,270円で購入できます
この軽さでこの値段なのは、かなりお買い得です
実際に試してみるハードルが低いのも有難いです
ここまでべた褒めですが
あえて粗探しをしてしまうとすると
AGILESTにはサイドの耐パンクベルトがありません
つまりサイドカットには弱いかも?
AGILESTにもTF-スーパーベルトという対パンクベルトが
センターに埋め込まれていますが
サイドの耐久性は如何にといったところです
耐パンク性能よりもサイドを薄くすることでクッション性能と
軽さをとった結果ではありますが、これは要経過観察ですね
コーナーのグリップ性能に関しても
どちらかと言われればGP5000に軍配を上げます
これはAGILESTが悪いわけではなく
GP5000のトレッドと
ブラックチリコンパウンドが優秀過ぎる感じですね
GP5000、AGILESTともに優等生なので
中々比べるのも難しいですが
GP5000が高耐久、高グリップだけど値段が高めなのに対し
AGILESTは軽量、コスパ抜群だけどデリケートかも?
悪路やハイスピードでの下りコーナーのある山道
比較的耐久性重視ならGP5000
オンロードで軽さ重視のレースシーン
またはストップ&ゴーの多い街乗りは軽量快適なAGILESTがオススメ!
と言ったところでしょうか
正直どちらもめちゃくちゃいいタイヤなので甲乙つけがたいです。。
外したGP5000ももったいなくて
スペアタイヤとして保管してるくらいです笑
Let’s自転車旅
長々とタイヤ話をしてしまいましたが
これにてグランツールせとうちのライドブログは以上です!
お付き合いいただきましてありがとうございます
暖かくなってきたこの季節
計画を立ててサイクリング旅をしてみてはいかがでしょうか
ヒラガでした!