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【入間コラム】あなたのギア比はあなたに合ってる?自分に合ったカスタムでより楽に遠くへ走ってみましょう!

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入間店】上山 翔 23年10月23日

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こんにちは、入間店上山です。
皆様普段はどんなところを走りに出かけているのでしょうか?
サイクリングロード、土手、コースがある公園、山などたくさん走るところがあるのが自転車です。
上山も日々沢山の場所を走りに出かけております。

行った先はブログに上げさせて頂いているものも多いです。
ブログには山などが多く映っていると思いますが正直上るのはつらいので嫌いです。
でも嫌いとだけ言っているわけにもいかず、であればできる限り楽をしてやろう!
ということで本日はどちらかというと山向けなギアのお話です。

軽いギアカスタムのススメ

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”山向けのギアと言っても人それぞれの脚力によって必要なギアは変わってくる物なんじゃないの?”

当然その通りです。
傾斜が大きい山小さい山様々なものがあると思いますが本日は一定のペースで登って行くための幅広いカスタムでご案内させていただければと思います。

ギアの軽さ

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早速方針を決めましたので次に知識です。
ギアの軽さはどこで決まってくるでしょうか?
”歯がたくさんついているスプロケットの歯を大きくすれば軽くなる!”
当然正解です、ですがまだ半分です。

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答えは簡単
フロントチェーンリングとリアスプロケットの比率によって軽さが変わってきます。
フロントチェーンリングは力を加えている部分ですよね?そこを小さくすれば1回転が軽くなります。
加えリアスプロケットの歯は力を受ける側大きくなればなるほど1個1個の歯が受ける力が小さくなり少ない力でホイールを転がします。
このことからフロントは小さくリアは大きくがギアを軽くする方法です。

計算で欲しいギアを割り出すこともできます

チェーンリング÷スプロケットです
34÷28=1.21
この数値が1.00になればクランク1周でホイールも1周になりますので非常に軽くなると思われます。

知識としてはこのくらい知っておくと自転車屋さんやコミュニティでの会話の理解度が違うでしょう。

カスタム方法

11速環境の場合

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R7000シリーズ105の場合

リアディレーラーGS(ロングゲージ)
スプロケット11‐34t
チェーン
チェーンリング50-34t

11速シリーズにはSS(ショートゲージ)とGS(ロングゲージ)がありスプロケットの最大数に違いがありますのでわからない際は店頭にてスタッフにお尋ねください。

12速環境の場合

R7100シリーズ105の場合

スプロケット11‐34t or 11‐36t
チェーン
チェーンリング50-34t

12速シリーズはSS、GSのシリーズがなくなり1個にまとめられました。
昨今のプロ選手を含めた需要が大きい端数の物を採用していることが多く、登りを楽にという流れなのでしょう。

おすすめの変え時

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そうはいってもいつ変える判断をすればいいのかわかりませんよね?
上山的には
上りたい坂道でケイデンスが70を下回ってしまうときはもっと軽いギアが欲しい時だと思います。
もちろん当てはまらないことも多々ありますがおおよそこの数値を10以上下回ってしまった時の走り方は大体の方で力で押して走っていると思います。
それではその峠で力を使い果たし次の峠まで走ることもできなくなってしまうと思います。

先日の上山単独のライド

この270㎞という距離では平坦は90回転上りでは80回転、低くても70回転を下回らないように走行し獲得標高2,300mという上山の経験に無い走行をしていたりします。
最終的にはまだ走れたなというのが感想です。
いいわけと取って頂いて問題ありませんがライト充電切れですね。

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不安や疑問

もしスピードが遅くなると考えて軽いギアカスタムをしない方がいらっしゃったらそれはもったいないはないですので補足も入れておきましょう。
考えられる疑問はトップスピードが落ちるということだと思います。
残念ですがその心配はありません。
先ほどのギア比で計算すればすぐにわかりますが

例えば52-36t、53-39tを使っていたとしましょう。
シマノはスプロケットのトップギアはいまだに11tですのでトップギアでのギア比は
50÷11=4.54、52÷11=4.72、53÷11=4.81になります。
この数値からケイデンス90回転で
50t(53.2km/h)、52t(55.3km/h)、53t(56.4km/h)です。
まずこの速度域が必要かどうかという話は置いておいて
体重の約5倍の重量の物を前進させるパワーはかなりの物でそんなパワーが長続きするわけもなく、我々は1㎞を走るわけではなく100㎞を3~4時間かけて走りますがその中の1秒だけ50㎞/h出ていても意味はないのです。
であれば使わないギアよりもほしいギア次の峠に足を残す走り方にシフトしていくのは当然。
ロードバイクは楽に早く遠くへ足を運ぶ乗り物です、使えるものすべて使ってできるだけ楽をして残った体力でまたライドに出かけましょう!

以前にカスタムした方で参考になる方がいらっしゃいました参考になると思います

この方は300㎞走った後の上りがつらいから軽いギアが欲しいとのご要望の元上山の方でパーツのご案内をさせていただいたカスタムになります。

ご案内は上山翔でした。

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