みなさんこんにちは。とある実業団所属の、新宿本館コダイラです。
今回はなんと!!
SHIMANOさんから超話題の新型ホイール、ULTEGRA C36をお借りしました!!
早速インプレ第一弾として使用感をご紹介。
SHIMANO ULTEGRA C36
WH-R8170-C36-TL
¥157,300-(税込)
リムハイト : 36mm
ブレーキタイプ : センターロック(DISCブレーキ)
対応段速数 : 11s/12s
プロフィール
(※新車を持ち帰っている様子です。ライトは点けてました。)
まずはインプレにおいて最も重要なライダーのプロフィール。
身長は172cm程、基準体重は57.5kg。
自転車の乗り方としてはJBCF(E2/実業団)のレースを中心にそれに向けたトレーニングが主。純粋なサイクリングはあまりしないです。
使用車体
今シーズンからレース機材に選び、乗り込みを進めていますが今回インプレに用いたのも『MERIDA REACTO TEAM-E』。
カラーリングは変更になりましたが、Bahrain Victoriousがグランツール等にも投入する正真正銘のフラッグシップフレームです。
※車体に関するご紹介はこちら。また車体インプレはこちら
足回りのデータ
お借りしたホイールについていたのはVittoria CORSA 25C。
普段はContinental GP5000やIRC ASPITE PRO RBCC 26Cだったので相当久しぶりのCORSAです。
DISCローターはRT-MT900で、フロント160mm/リア140mmです。
普段からタイヤは各社共に6.0bar前後で運用しているのでこの日も同じように。
いざ実走
初めて乗り出したタイミングは午後から天候が崩れる予報とあって生憎の曇天で、幸い(?)風もかなり強い状況でした。
乗り出してすぐに感じたのはやはり漕ぎ出しの軽さと心地良さ。
これはやはり36mmというリムハイトに依るところもあるとは思いますが、かといって加速性能に不満があるということでは決してありませんでした。
ゼロスタートから35km/hあたりに乗せるまでの感覚はかなりリニアで、セカンドグレードとは思えぬフィーリングで好印象です。
高速巡航は当然C50やC60に軍配が上がりますが、C36はクライミングホイールとも言える軽量かつオールラウンドモデル。
用途を限らないバランスタイプをお求めの方にはベストチョイスですし、そのための棲み分けが為されたラインナップなのですから何ら不自然では無いですね。自身のニーズで取捨選択して選ぶのが良いと思います。
実は私は今JBCF大磯クリテリウム直前ということもあって、ここ最近はインターバルトレーニングを中心に加減速の比較的激しいメニューをこなしています。
そうした中でやはり顕著に感じるのはコーナー侵入~立ち上がりの際の踏み込みへのレスポンスや性能。
同社のフラッグシップホイール『Dura-Ace』と比較してしまうと確かにリアハブのスペックはダウンしていると感じましたが、デメリットとして敢えて捉えるレベルではなかったので驚愕でした。
(『より』ハイスペックをお求めの方に朗報です。そんなあなたにはDura-Aceがあります。)
冷静に考えてみてください。世界的な名門メーカーが意欲作としてリリースするフルカーボンホイールでTL対応なのに15万円台ですよ???
聞き飽きたようなセリフかもしれませんが、驚異のコスパであり超オススメモデルです。
(個人的にはULTEGRAの『基準』はこのC36なんじゃないかと感じてます)
更には冒頭でチラッと触れた横風耐性。
バランスの取れたリムハイトは勿論、恐らく大いにスペック調整を受けたであろう部分も相まって強風の中でもハンドルが取られにくく安定性もバッチリでした。
第二弾もお楽しみに!!
今回は走り慣れた平坦コースでテストしてきましたが、次回は登り区間へ行こうと思います。
道中の平坦区間も今回とは異なったフィーリングですし、すごく気になりますね。
乞うご期待。
ではまた。