みなさんこんにちは。とある実業団の新宿本館コダイラです。
GW中のお休みや、出勤前の時間を活用してトレーニングをしてきましたので一部をご紹介。
まずは機材調整
今シーズンからレース機材として選んだ『MERIDA REACTO TEAM-E』ですが、現在細部を詰めています。
サドル交換の巻
現在当店ではかなり多くのテストサドルをご用意しているのですが、私が今回試したのは『fizik ANTARES R3 VERSUS EVO』。
こちらのR3はカーボンレールではないモデルながら200gを下回る個体でした。
元々使用していたのはPINARELLOの多くの完成車に採用されている『MOST LYNX』。
使い勝手が良く気に入っていたため載せ替えにあたって移植しました。メーカー公表値の重量は230gなので+10gですね。まあ軽量化に命を懸けている訳ではないので誤差です。
いざ実走➀
まずは走り慣れている荒川沿い。
この後実は土砂降りにやられ、びしょびしょになりながら帰宅しました。
しかし雨予報を確認していたので予め『Velotoze』のシューズカバーを装着しておりソックスなどは保護され助かりました。
いざ実走②
この日は快晴で、気温も高く夏日でした。
そのためいつもトレーニングしている埼玉県はときがわエリアへ。松郷峠を登り、来た道を戻ってきた場所にある交差点にはすごく歴史があるらしい「滝の鼻橋」があります。
そのままの流れで弓立山へ。そこまで長くない区間なので初心者の方にもオススメですし、しっかり踏んでTTをすれば良い感じの負荷が掛けられるので重宝してます。
途中の開けた箇所では眺めが良いので愛車の記念撮影も。
(ホイールが違うことに気が付いたあなたはもう私の熱烈なファンです。因みに借り物なだけです。)
個人的に峠やこうした登り区間のTTで道を眺めてみるのが好きです。
最終的なこの日のログはこちら。暑熱順化を兼ねた良いコンディションでした。
帰路はそれなりに強い向かい風でかなり消耗しましたが、シーズン中盤に向け無理はせず淡々と踏んできました。
しかし隙間時間を利用しサクッと出かけましたが、100km以下でも獲得標高が丁度よく平坦区間も走りやすいといったポイントが埼玉県の良いところですね。
簡易インプレ
以前も少し掲載させて頂いたのですが、違うシチュエーション下で乗り込んだので追加で感じことをご紹介。(以前の記事はこちら)
もとより「登れるエアロロード」として名高いREACTOですが、フレームマテリアルのCF5の恩恵も相まって登り区間での推進力は抜群です。
またダンシング時のレスポンスは平坦区間に限らず健在で、心地良い推進力が得られます。
更にフォーク本体やスルーアクスル採用による足回りの剛性アップはやはり下りでハッキリ感じられました。狙ったラインをなぞる感覚やヨレ感の無さはスピードのみならずもっと根本的な安心感に直結します。
低速域での下りでは余り感じられないかもしれませんが、JBCFや学連・高体連などで戦う選手にとっては大きなアドバンテージですし、より軽量さを求めるならばSCULTURAがあるので棲み分けは非常にシンプルで好印象です。
「踏めば進む」という表現の真意はサイクリストにしか通じないとは思いますが、REACTOの場合はそれを強く感じます。
安全なサイクリング・トレーニングを!!
GW中、SNS等で事故やヒヤリ案件をよく見かけました。
もちろん安全性を自身で上げていくのには限界がありますし、ドライバーとの共存が必要不可欠ですがライトや視認性の高いウェアを身につけることによって警戒を促すことは可能だと思います。
大事なお身体やマシン、帰りを待つご家族のためにもお互いが気を付けて走ることができたらなと思います。
お気を付けてお楽しみください。