みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回ご紹介する作業は、、
シマノホイールのオーバーホールです!
今回で
カンパ(フルクラム)
シマノ
の3大ホイールブランドの分解を全てご紹介できたという訳です!!
各メーカー特徴や構造は違いますが、最高の状態で長期間使う為には1~2年に一度の分解洗浄が必須です!
暖かくなる前にホイールをリフレッシュさせませんか?
ではさっそく作業!
(゚Д゚)ノ
今回は自分のRS81を自宅で分解します。
学生時代にロングライド用に買ったので、かれこれ5~6年くらい前のモデルでしょうか?
まずはスプロケを外して分解を始めます。
ロックナットを外すと、、
シマノの独自構造
Digital Cone Bearing Adjustment System
が顔を出します!!
カップ&コーン式のホイールの最終調整(ガタ取り)は結構難しいもので、
せっかく調整しても最後の増し締めや、クイックの締め付けで調整が狂ってしまう事もしばしば、、
しかしこのシステムなら全く影響を受けないのです!
どうだすごいだろう!
( *´艸`)
更に分解を進めるとベアリングが出てきます。
グリスは、、
かろうじてまだ緑色でしょうか、、、、
シマノのグリスは最初黄緑で古くなると茶色や黒く汚れてきます。
負荷のかかる駆動側はグリスも汚れ気味、、
極太のレンチを使うことでフリーボディーも外すことができますが、シマノは他メーカーと違いラチェット部分までは分解できないので外す意味はないです。
ベアリングはきれいに清掃。
軸や受けも清掃
新しいグリスをたっぷり充填
ベアリングを並べてさらにグリス追加!
練習用ホイールなので耐久性重視です!!
組み戻します。
デジタルアジャストシステムのおかげで調整も簡単です。
これでホイールのオーバーホール完了!
これ以外にも振れ取りや掃除も済ませました!!
今回はスプロケ・クランク・チェーンも外してフレームも含めて徹底洗浄!
画像はすでに洗浄済み。
(゜_゜>)
超音波洗浄機でチェーンの奥の汚れまで落とします!!
洗浄が終わったら注油。
オイルはワコーズのチェーンルブがお気に入りですが、ヴィプロスのケイテンがあったので今回はこちらを使用。
チェーンの駆動音が静かになったのが実感でき、走り心地もスムーズで特に全力で踏みこむことの多い方にはオススメ!
デメリットは汚れやすい事、、
チェーンの中のローラーを指でコロコロ回すとオイルが均一に浸透して時短にもなります。
オイルがしみ込んだら外側についた余分なオイルは念入りに拭き取ります。
拭くことで汚れを防ぎ、ほこりなどが付いてチェーンが削られるのを防ぎます。
完成!!
たまには自分のバイクと向き合ってみるのも大切ですね、
チェーンの掃除・注油
フレームの洗車・拭き上げ
空気の補充
消耗品の確認
車体のキズ確認
この簡単な点検をするだけで
チェーンやタイヤの寿命が延び
汚れや変速不調などのストレスが減り
消耗パーツの交換時期を見逃さず
パーツのひびなどにいち早く気づけるかもしれません!!
今以上に愛着がわいてもっと走りたくなるかも知れません!
いずれにせよ、上記の点検は一人前のサイクリストなら自分でしなければいけない内容です、
(慣れればとても簡単です)
洗車や注油の道具は店頭で分かりやすく解説いたします!
ぜひ自分で挑戦してみましょう。
1~2年に一度必要なホイールや車体のオーバーホールはプロにお任せください!!
ご相談お待ちしております。
m(__)m
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