タイヤの表記では「25C」となっているのに、どう見ても24Cくらいの幅しかない・・・
2020年に変わったETRTO規格
今までは15mmのリム内幅を基準にタイヤを設計していましたが、昨今のワイドリムの流行を受けて基準の幅が19mmへと変わりました。
その結果何が起こったかというと・・・組み合わせによってタイヤの太さ(実測値)が変わってしまうという事態が発生。
同じ25Cタイヤでも
旧リム(15mm)+旧25Cタイヤ=25mm。
旧リム(15mm)+新25Cタイヤ=23mm。
新リム(19mm)+旧25Cタイヤ=28mm。
新リム(19mm)+新25Cタイヤ=25mm。
こんな感じで実測値が変わってきます。
どうやらリムの内幅が2mm変わるとタイヤの幅も1mm程度変わる模様。
マヴィックのキシリウムエリートの内幅は17mmなので、イマドキの感覚ではナローリム。最新タイヤを入れるとやっぱり細く感じてしまいます。
実測値で25Cの幅が欲しければ、新エトルト規格のタイヤだと26C以上のものを選ぶ必要がありそうです。
パナレーサーさん曰く
最新タイヤの「アジリスト」は新エトルト規格ですが、その他のタイヤは旧エトルト規格で作られているので、組み合わせには気を付けて欲しいという話でした。
タイヤチョイスの際にはご注意を。