チャレンジ背景
「ツール・ド・フランス チャレンジ 2021 in 湘南」は,2022年5月を以ってDNFとなりました.2022年度のグランツールが始まってしまったこと,それに伴い2021年度のコース情報が得られなくなってしまったことから,断腸の思いで断念することといたしました.スマートトレーナーを活用した連日の長距離ライドチャレンジでは,身体的・精神的負荷が大きく,昨夏に体調を崩して生活リズムが損なわれたことが大きな敗因でした.完走そのものが容易なことではないと,身を以て学んだ次第であります.このDNFを糧に,2022年はツール・ド・フランスだけでなく,「グランツール走破」を目標に掲げ,再チャレンジすることといたします.
ROUTE
グランツールとは,ヨーロッパで行われる自転車ロードレースの三大大会の総称で,三大ツールとも呼ばれます.
Giro d'Italia (ジロ・デ・イタリア🇮🇹)
Tour de France (ツール・ド・フランス🇫🇷)
Vuelta a España (ブエルタ・ア・エスパーニャ🇪🇸)
2022年度のグランツールでは,こちらのサイトでGPX情報を入手することが可能です.MAP画像は,各々の公式HP上で確認することができますが,スマートトレーナーでROUTEを再現するためにはGPXファイル(GPS情報)が必要です.昨年までは,公式HP上で公開されているGoogle MAP情報を基に,Route Editorを駆使して各ステージのコースを再現しておりましたが,最長で250 kmオーバーの各ステージを忠実に再現することは,実は地道で大変な作業で難儀しておりました.したがいまして,GPX情報を容易に入手できましたことは嬉しい誤算でした.
2022年7月追記
CYCLINGSTAGE.comから入手していたGPX情報ですが,実際のルートと若干異なる事案が発生したため,実際にグランツールを走った選手のアクティビティをSTRAVA経由で入手(有料)して,チャレンジに転用することとしました.多くの選手のアクティビティ結果をSTRAVA経由で閲覧・入手可能です.選手達が実際に取得したGPXファイルを転用できるわけですから,寸分違わぬ正確なグランツールのコースを再現することが可能となりました.選手達のアクティビティ情報にはパレード走行も含まれるため,ルート作成時はGPXファイル編集ソフトでパレード走行部分をカットしています.
レギュレーション
・次年度のグランツールが始まる前に走破する
・日常生活の中で実践する
・無観客単独レース
・レースであるから,ゴールを目指して全力で走り,不必要な休憩をしない
・ライド時間帯は早朝を基本として,空き時間を有効に活用する
・可能な限り,ステージの順番を守る
・補給は全てバイクの上で
機材環境
開催場所:自宅
バイク:ロードバイクまたはTTバイクを常時水平に設置
スマートトレーナー:XPLOVA NOZA S
Ride System:ROUVY, Wahoo RGT
実は,昨年までYUSAが好んで活用していたROUVYのRoute Editorは,サービス停止となってしまったようです.つまり,自作したGPXファイルをライドルートとしてROUVYに読み込ませることが不可能となってしまいました.チャレンジ存続の危機と感じて冷や汗をかきましたが…大丈夫.Wahoo RGTを活用して乗り切ることが出来ました.
スマートトレーナーを活用した過去のチャレンジ
♢ ツール・ド・フランス チャレンジ in 湘南 2021 (DNF)
♢ 夢のスポーツの祭典にどうしても参加したい!-①-②-
〜TOKYO 2020 ロードレースチャレンジ〜
♢ SARIS x ZWIFT 復活パワトレ!
♢ ピレネー山脈登ります! -①-②-
〜ツール・ド・フランス2020 STAGE 8〜
♢ ヤビツ峠アタック! -①-②-③-④-
三つのツールの総走行距離は10000 km強になります.2022年の残り半年で走破するとすれば,月当たりの平均走行距離は1700 kmほど…おそらく難儀すると思われますので,やはり次年度グランツールが始まるまでのチャレンジとします.各ツールのチャレンジブログを個別に立ち上げて,100% CHIGASAKIで記録して参ります.
舞台は整いました
ストイックYUSA
2022年5月31日