I-CLICシステムがメインになって随分経つのに、未だにラインナップから消えていないRX用クリート。
これってまだまだ現役ということなのでは?
RXならではのメリットがあるのだとしたら、XPRESSOと使い分けてみるのも面白そう・・・と考えているのですが、実際の所どうなんでしょう。
XPESSOと違いはあるのか、ないのか。
〇TIME クリートセット(RXシリーズ) ¥2,860-(税込)
でも、2022年のネタとしてコレで良いのだろうか・・・?
クリートの進化を見比べてみると
一番左が「RX」→「I-CLIC(V1)」→「I-CLIC(V2)」。
I-CLICになりクリートのキャッチ部分が樹脂に変わっていますが、基本的なシステムはそこまで大きく変わっていないようです。
弱点だった耐摩耗性を上げるために、接地部分の大型化が進んでいるのも見て取れます。
脱着頻度の高い左足側が特にこうなる
多少歩き回っても、クリートがダメになりにくくなったのは大きな改善点なんですが、キャッチ部の減りやすさはV2になってもあまり変化なし。
接地面が削れてなくなる前に、最近はコッチが先に音を上げる感じ。
でも金属パーツだったらそこまで減らなそうなので長く使えるかも・・・と考えている時にふと気づきました。
接地面の耐久性がV1並みじゃないことを祈ります。
実は左右で微妙に形状が違う
2種類のQファクターが選べるのもTIMEならではの特徴。
よく見るとキャッチ部分の形状が左右非対称になっていて、狭い方を内側に持っていくか外側に持っていくかで、Qファクターが変えられるという設計になっています。
ただこの説明書が不親切すぎる・・・I-CLICと同じだろうと考えて、右にマークがある側をとりあえず左足にセット。
リンタマンがメジャーになる以前のシロモノ
懐かしペダルには懐かしシューズだろう!ということで、引っぱり出してきたリンタマンのクライマー。
あのリンタマンも最初期はこんなシンプルなシューズを作っていました。
グレーのマーキングはI-CLIC(V1)クリートを使っていた時に取り付けガイドとして引いたモノ。
参考になるようでならない微妙な大きさの違いです。
タイム同士だし、と高を括っていたら
手近なバイクにペダルをつけてみて、レッツステップイン!!
・・・難しい。慣れ親しんだI-CLICとは全然感覚が違います。
金属バネが重いのでまずペダルが縦になる。クリートの先端部分が小さいので前側を拾う感覚がつかみにくい。金属バネが硬く下に踏み込むようなアクションが必要。
足を乗せたらハマっているというくらいに自然な感覚のI-CLICとの違いにかなり戸惑うという結果に。これが進化か・・・
ペダルも違えばシューズも違う、さらにクリートの位置も決まっていない状態と考えればまぁこんなもんなのかも。
シマノやルックやスピードプレイをいきなり使うよりはギャップが少ない感じので、慣れればなんとかなりそうなレベル。
次は実際に外を走ってみてどうなのか、ですね。
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