グランツールの常連であり、昔から勝ち星を量産し続けるイタリアブランド「PINARELLO」
フラッグシップモデル「DOGMA」を筆頭に大人気モデルを量産。幅広いユーザーのニーズに合わせたモデルを多数取り揃える事から、世界シェア率も高い水準を保っています。
今回は当店に並ぶ、「DOGMA」の技術流用から誕生したミドルレーシングモデル「F5」をご紹介します!
PINARELLO F5 DISC
価格:¥836,000-inTax
ブルー/グレー・50/53サイズ
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ピュアレーシングバイク「F5」
圧倒的人気を誇った先代モデル「PRINCE」を、更に戦闘向きに改修を施したF5。フレームマテリアルは同じT700カーボンを採用し形状も似ていますが、実は沢山の改良を施されています。
1番の違いはジオメトリーです。PRINCEに比べてF5は、ヘッドチューブ・トップチューブ・リアセンターが短くなっており、乗車時に前傾ポジションを自然に取りやすくなっています。速く走る上で必ず障壁となる“空気抵抗”を克服するには、ライダーの前傾姿勢は必要条件でありダイレクトな加速感がより増すでしょう。
“DOGMA”の直系であるPRINCEは、マテリアルだけでなくジオメトリーを大幅に変更する事で、レースからロングライドまで視野に入るミドルグレードというポジションのバイクでした。しかしモデルチェンジ後のF5は、設計思想の大幅な変更はないものの、より“DOGMA F”にジオメトリーを寄せています。わざわざモデル名を消しFのナンバリングで統一したのは、DOGMAの直系であると共に“ミドルグレード”から“ミドル”レーシンググレードとして生まれ変わった事を意味するものでもあるのではないでしょうか。
「DOGMA」と同じバックフォーク
ジオメトリーもそうですが、それと同じくらい大きく改修されたのがバックフォークです。大きくオフセットした形状は、明らかにDOGMAに似せて作られています。単純にオフセットさせる事でその箇所の長さが短くなり、パワー伝達速度と前方投影面積が抑えられます。推進力とエアロ性能がこれにより大幅に向上しているでしょう。
シートチューブもエアロ性能の為シャープ化されています。それに伴って、シートポストも細身に。バック全体がエアロを意識した作りになっています。
クリアなハンドリングを支えるフロントフォーク
PINARELLOの伝統でもある「ONDAフォーク」湾曲した形状に成形する事で、路面からの振動を効率よく吸収する役割を担います。前傾姿勢を取りやすくした事で、必然的にバイク前方に重心が傾き手にかかる圧が大きくなる事から、なおさらフロントフォークの振動吸収性を高める必要があります。ギミックを用いてハンドル周りの振動吸収性を図るブランドもありますが、重量が増す事無く伝統ある形状でそれを補えるONDAフォークは、まさに機能美そのものです。
105電動コンポ採用
レース・サイクリングと万能に扱える105電動コンポ。正確無比な変速精度が魅力的ですが、パーツ単体で約23万円とコスパに優れたグレードとなります。特に機械式コンポをお使いの方からすれば、劇的な変速速度とボタンタッチだけの簡易的な操作を体感して頂けれるはずです。
油圧STIレバーにありがちな肥大化も、電動の場合はスリムな形状になっており手の小さい方でも握り込みやすくなっています。
有能なカスタムベース
前提として、F5はレース向きなポジションではありますが、十分ロングライドで活躍出来る快適性と扱い易さがあります。それでいて一般ユーザーにとってのハイエンドでもあるので、ユーザー次第で大きく性格が変わる、懐の広さがあります。初めてのカーボンバイクで失敗したくない方、次の1台で最後にされたい方は、是非候補に入れてみてはいかがでしょうか!!
如何でしょうか。売上市場がヨーロッパである事から、ますます国内では手に入りにくくなっているPINARELLO。そんな中広島店では、実物を実際に見る事が出来ます!サイズが合えばそのままご成約も可能です!全国的に希少価値が高いモデルですので、気になる方はお早めに!
ご来店お待ちしております~