みなさんこんにちは
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
1:1のギア比、ここにフォーカスして数度。以前では機械式変速の12速105でご紹介をしていましたが、今回はDI2のモデルをピックアップしてみます。
車体のグレードもググっと上がりますが、その分走りの良い楽しい車体です。では早速見ていきましょう。
TREK
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電動から1:1が標準化
リア12速化つまりR9200が発売したときに、簡単にギア比1:1が実現できる仕様になりました。11-30か11-34の二つのカセットから選べるようになっていて、クランクは50/34や52/36、更にもっと大きいフロントチェーンリングのクランクも用意されています。
低速(軽い)ギア比から高速(重い)ギア比まで幅広く柔軟に選べるようになったのが、新型。12速化に合わせてロー側のギアが大きくなったことが要因で、1:1が実現しやすくなり、更にフロントギアを大きくすることで、トップスピードを最大化しつつ、ロー側も重くなり過ぎない万能ギア比とすることが容易になりました。
電動ギアは言わずもがなで、ボタンを押す事でモーターが動いて変速をおこないます。ワイヤーを手元のレバーで引っ張って変速していた機械式変速とは違い、変速に妙な力は必要としません。ボタンを押す力だけで済むのです。お値段はその分高額になってしまいますが、かなり楽!変速機に革命をおこした便利な変速機です。
現在ではデュラエースとアルテグラの上位二種では電動変速しかモデルが無いようになってしまい、少し手が届きにくい価格になってしまっていたのですが、今回105の登場でグッと手が届きやすくなりました。電動式機械式ともに105が一般ユーザーの味方です。
軽いギアで回して登る
ケイデンスの話になりますが、オススメのペダルの回転数は1分間に90回転とされています。これを維持できるギアを選択することで、効率よく走れるのです。
ですが、急斜面だとギアを凄く重たく感じてしまって、90回転を維持できないことが多いです。そこに今回の1:1ギアを使うとで効率のいい回転数を維持できる可能性が高くなります。素早く登るにはここにさらに脚力や体力が必要になることは確かですが、回転数が維持できると調子も良くなりますよね。エンジンの特性でもどこの回転数がトルクピーク/パワーピークになるか曲線があると思いますが、人間の脚も同じということです。
ヒルクライムに最適な車体
EMONDA SLシリーズは軽量性に特化した車体。特にSL6は各部のパーツがより軽量なモノでアッセンブルされているため、ヒルクライムをターゲットにしたときに非常に有効です。例えば、このシートマスト。SL5では重たいアルミ製ですが、SL6では軽量なカーボン製を採用。ダンシングではここの軽さがキレのよさに直結するためとても大事なパーツです。
更にカーボンホイールも最初から履いています。トレックの中では最もベーシックなカーボンホイールですが、アルミ製ホイールと比べたら軽量でハイトも高いため、走行性能は格段に良くなります。
Blendr対応ステム
この「B」マークがついたステムはトレックのオリジナル規格「Blendr」に対応していますという意味です。純正ライトや指定のサイクルコンピュータが、スッキリとシームレスに装着できます。
新しくなったステムは空気抵抗低減に効果的な形状へと進化しているため、専用マウントを固定する穴がわかりくくなっています。
パーツはそろっています
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こちらがベースマウント、口が二つありまして、上下にパーツがセットできます。
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こちらがサイクルコンピュータ。店頭にはGARMIN用のマウントを主に用意させていただいております。このほかWAHOO用のマウントも存在しています。
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ライトも一緒に装着可能。サイコンの真下に来るようなイメージです。ライトの形や向きでマウント少し変わります。
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それぞれライトに合ったマウントも用意出来ています。これ以外の組み合わせも可能ですので、ご相談ください。
さいごに
車体の特徴もご紹介してしまったため、話が少し逸れてしまいましたが、12速化の恩恵はのんびりでもガチでも大いに受けることができます。ギア比に関する相談ももちろんですが、走り方そのものに関するご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。お客様の理想を叶えるアイテムのご提案をします。
ご来店お待ちしております。