ロングライドを走る為にはいくつかの装備を整えておくと快適に走れます!!※主に車体に必要なアイテムから選びます。
快適便利装備5選
その1
キャメルバッグ ポディウムアイス
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まずは保冷最強クラスのスクイズボトルです。
ステンレス系のボトルを除いて使いやすいサイクルボトルの中でも特に保冷力の高い「CAMELBAK ( キャメルバック ) ウォーターボトル ポディウム アイス V5」。
夏場のロングライドにおいて必需品です。普通のボトルが炎天下の中で30分ぐらいでお湯になるとするとこのボトルなら2時間は快適な温度を維持してくれます。
少なくともメインのドリンクはこのボトルを使って、もう一本は真水用のボトルにします。自販機やコンビニがあるので三本目以上を用意する必要は基本的にはありませんが、ノンストップライドや超級山岳ツアー的な感じで走る場合は必要になるかもしれません。
本当に暑い時期は頭にかける水もこのボトルに入れておくと気持ちいいですよ!
その2
エリート カンニバルXC
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この保冷ボトルを使う為に必需品とまではいきませんが、この「ELITE ( エリート ) ボトルケージ CANNIBAL XC」に変えておくと便利です。
なぜかというと、保冷ボトルはすごく長いのです。その為通常のボトルケージでは抜き差しが大変になります。ですがこのカンニバルは斜めに抜き差しすることができる為、フレームサイズの余裕がない場合でも楽々取り出しが可能になります。
↓結構無茶していますが、こんな状態でもボトルの出し入れが可能になります。
今回は取り上げていませんが、フレームバッグや大きいサドルバッグも好みに応じて使ってみるといいと思います。
その3
GARMIN EDGE 1030Plusもしくは1040シリーズ
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個人的にも愛用している大画面のガーミンサイクルコンピューター
この場合新旧はどちらでもいいと思います。1040の方が新しいので高性能ですし、最新の地図データも入っているので便利なのは間違いありません。
ちなみに、バッテリーは1030Plusの時点で一日走ってもなくなりません。220km走って50%ぐらいしか減りませんでした。ソーラー1040も通常1040も一日では無くなりようがないのは一緒なので、どちらかというと通勤で毎日使う為に充電したくないのであれば最新モデルが良いと思います。
ここで高級サイクルコンピューターを上げる理由は、単純に画面が大きく見やすいからです。見やすいという事は画面を見る為に使う体力を温存できるので、体力が有限の私の様な貧弱ラーメンサイクリストは絶対にあった方が良いです。
小さい画面のモデルは体力のある方ならより軽量で良いと思いますが、デカい画面すごく楽ですよ。
あとは、ロングライドでは地図を結構見ます。
普段の行動圏よりも外を走る事がロングライドの一つの条件じゃないかなと個人的には考えているのですが、土地勘が無くどの交差点を曲がるのか迷ってしまうような知らない土地に来た時にナビ機能をフルに活用したり地図画面を開いて現在地と目的地の位置関係を瞬時に把握する必要があります。
「スマホでいいじゃん。」私もそう思っていた時期がありました。一回二回なら現在地確認もいいですが、何回も背中のケースから出すのは面倒ですし、見るのが面倒になると確認を怠るので、結果的に道を間違えてしまいおかしいなと思うまで走ってしまう現象が起きます。経験談
これは距離を走るロングライドにおいて結構ツラいです。目の前のサイコンの画面をちょっと触るだけで大きな画面の見やすい地図(GARMINはマップルの地図で見やすいです。)を瞬時に見れるので何のストレスもありません。すごく便利です。
その4
パワーメーター
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ここでは折角なので「GARMIN RALLY RS100」を取り上げますが、安定して使えるパワーメーターであればとりあえず何でもいいと思います。RS100は片側のみにパワーメーターセンサーの入ったモデルで比較的リーズナブルに購入することができます。
それでいて、ガーミンのEDGEシリーズ対応モデルであれば様々な独自機能を利用することができ将来的にトレーニングに活かせるデータを多くとることができます。
ですが、今回は「ロングライドに必要な」要素として、パワー(ワット)を表示することができる環境が必要という事です。高機能なパワーメーターは便利ですが高機能でなくても問題ありません。
お使いのサイクルコンピューターにパワーメーターを認識表示する機能があるかご確認ください。ない場合はおススメのEDGEシリーズをご一緒に!!
パワーの表示は何も専門的なトレーニングの為に使うだけでなく、絶対値であるパワーを見ながら走る事で、自分が今無理をしているかどうかを客観的に見る事ができるわけです。
例えば
・峠で200wで登りを走れば30分は問題なく走れる1時間以上になると休憩をとった方が良い。
・平地は150w~170wで流せば数時間持続できる。2時間以上はエネルギー補給が必要なのでコンビニに立ち寄った方が良い。
・250wを越えると筋肉に負担がかかるから向かい風や激坂でも踏まないように気を付ける。
などと言った事がだんだんわかってきます。
車の燃費計みたいな感じで使う事ができるわけですね。
一定の範囲内で走る事ができれば無駄に体力を消費することもなく、更に補給を適切にすることでどこまでも走れるようになるかもしれません、、、
その5
輪行バッグ
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コンパクトな輪行バッグが巷で流行っていますが、輪行を普段から嗜んでいるわけでないならば最初は全部入りのしっかりした奴がおススメです。
ここで輪行バッグを紹介する理由は、ロングライドのコース選択を何倍にも広げてくれる超重要アイテムだからです。
私は普段埼玉県の荒川、入間川流域を走っているのですが、当然家から出発して家に帰ってくるコースを描きます。160kmぐらいの距離を走るとすると熊谷まで荒川を走って寄居-長瀞-秩父-横瀬-飯能-狭山を通過して入間川で帰るというコースが最もよく走るコースになります。
直線距離では50kmぐらいで行ける距離を大回りする形で距離を稼いで走りやすい楽しいコースを描いているのですが、結局秩父までしか行けないというのがフル自走のロングライドの欠点です。
対して、ゴールが遠くの駅で比較的最寄りの駅まで電車で帰ってくるコースを描くと自由度は一気に増します。
私が以前走ったコースは入間川で飯能まで抜けて、奥多摩に行き柳沢峠を経由して山梨県へというコースを走りました。
自走で出発して行けるところまで走って電車で帰宅。電車に乗る前に最寄りに温泉施設などあれば最高です。
輪行バッグ一つで行動範囲が自宅から50km範囲から自宅から150kmに大幅に広がります。単に3倍ではなくコースの選択肢は30倍ぐらいになると思っていいと思います。
パンク修理道具やライトサドルバッグなど基本の装備は普段と同じまま、ロングライドをより楽しめる装備を揃えてみてはいかがでしょうか?
買う時に「何を得られるか」をしっかり考えていただくと高い商品も買う価値があると思いますよ。
モノその物の価値ではなく、得られる体験こそに価値があるのがロードバイクの素晴らしさです。