12/6 (火)
この日は久しぶりにロードに乗りました。
10月ごろまでは新しいロードフレームに変えてから新機材効果で乗っていましたが、そのあとはいったんロードバイクに乗るのは一休憩していました。
その間BROMPTONに乗って出かけてきました。またその話は今度すると思います。
この日は珍しく午前から走ることができました。普段は午後スタートが多いのであまり乗れませんが、この日はいつもより多く走れそうです。
しかし特に走る場所は決めて無かったので初めのうちはそこの辺りをブラブラ。
その途中で酒匂川沿いから富士山が見れました。
ここ最近はあまり富士山の近くまで行っていないのでせっかくだし行ってみるかという事で足柄峠を登って静岡方面へ行きます。
この日は肌寒くこのままだと富士山ふもとまで行くと冷えそうなので足柄峠から小山町へ下ってから引き返すことに。
また今度時間が取れたら山中湖まで行こうかと思います。
サドルを変えました。プロロゴのスクラッチM5 PASです。
その理由は軽量という事。実測140gとこれまでのサドルより60g軽量化になりました。
ロードバイクの機材はめったに交換しない古谷野ですが最近までBROMPTONの軽量化にはまったせいかロードバイクも少しでも軽くしたいという気持ちが出てきたのでしょうか。
サドル周りの軽量化はダンシングの軽さに影響します。
ここ最近古谷野は体重が増えたせいか坂道ではダンシングばかりしているので都合が良いです。
それにこのサドルの特徴としてはレール部分の調整範囲が広いという事。
(あとこの写真を見たときに気づきましたがメモリの数字の0がオーになっている洒落付き)
これまでのサドルはレールの調整部分が狭く古谷野のサドル後退量の理想値を出せなくて少し気になっていましたが、このサドルなら余裕です。
もう少し後ろに下げられる余地もあります。
それとサドルの厚みが低いのもこのサドルの特徴。サドル高は変わりませんが、これまでよりもシートポストの高さを15mmほど上げました。
サドル交換時の注意点を下に記載していますのでよろしければ後ほどご覧ください。
久しぶりにボトルを新しいものを買いました。ほとんどデザイン買いですが。
CAMELBAKのボトルは日本に上陸したての10年ほど前から使っています。
最近はあまりボトルを買いませんが、久しぶりに最新ボトルを使ってみて
・ボトル径が細くなったのかボトルケージにすっぽり入るようになった
・口金が固い
・口金裏が洗いやすくなった
・ON/OFFロックはこれまでの旧型を使っている人だと少し使いづらい
など細かい変更になっているのに気づきました。
足柄峠から小山町に下る道の途中で。
曇り空でしたが、富士山はくっきり見えました。
平日ともあり車は全く通りませんね。足柄峠を登って下るまでに車2台ぐらいとすれ違ったぐらいです。
足柄駅に寄ってみました。前回ここへ来たのはオリンピック前でこの駅は改装中でしたが、改装後は全く変わっていました。
やたらとリアルです・・・。
近代的な駅にリフォームしましたが駅の周りにはのどかな風景が広がります。
足柄駅の後は御殿場アウトレット沿いを通って箱根経由で帰りました。
箱根がオーバーツーリズムになりつつあるというニュースを先日見て交通量を心配しましたが車は逆にガラガラでした。
良かった。
距離96km、獲得標高1832mでした。
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↑で古谷野のバイクのサドルを交換しました。
それに関してサドルの交換時の注意点を書こうと思います。
古谷野がサドルの交換時に恐れているのは、座り心地が変わるという事よりポジションが変わる可能性があるという事です。
せっかく乗り慣れたポジションがサドルの交換によって変わってしまう。そのことについて書こうと思います。
スポーツバイクにお乗りであれば一度に限らず何度も悩まれたことがあるだろうサドルの問題。
お尻が痛むからサドルを新しいものに変えた。じゃあ新しいサドルを試してみよう!!
少し待って下さい。
サドルの交換しましたがきちんとサドルの位置まで合わせていますか?
サドルを交換するとハンドルまでの距離やペダリングが変わります。
特にポジションが大きくかかわるロードバイクでは影響が大きいです。
↑の写真は同じメーカーのサドルですが、モデルによって全長や横幅が違うのが明白です。
そこで今回はサドルを交換した際に位置を保持したままにする方法をお伝えします。
シマノPROのサドルのパッケージには気が利いたものが付いています。
パッケージを利用して元のサドルとの前後位置も合わせるというものです。
以前はサドルの後退量やハンドルまでの距離に関してはサドルの先端(細い所)~ハンドルの中心というのを使用している場合が多かったですが、サドルの形状の多様化(ショートノーズサドルなど)でそれがあまりあてにならなくなりました。
これはサドルの上に座る位置を基準にするものです。これを使えばサドルの全長は異なるサドルでも一定の幅の所で合わせるので座る位置を新旧サドルで近い位置に設定できます。
今回はこのシマノPROのサドルにちなんで80mm幅時で設定してみます。
さすがに商品パッケージは使えないので今回はノギスを使います。
ちなみにこの幅の設定に関しては各社ばらつきがあるようで、最近のFizikのサドルにはサドル裏に75mmの目安のラインが刻印されています。各社数値は異なりますが、作業時に数値を統一すれば結果は変わりません。
今回の実験台。奥のSMPのサドルから手前のFizikのサドルに交換です。
各サドル80mm幅の所にノギスを当てます。
ノギスを当てたままだと少し作業がしづらいです。
そこに水性マジックでサドル上面にマークすれば効率よく作業ができると思います。
先ほどのマークの所からハンドルの中心部までの距離を測ります。
この際もハンドル側にもマークを付けていただくと作業効率と精度が良くなります。
写真だと715mmですね。この距離の数字をメモしてください。
次にサドルの高さ(BB中心から~サドルの上端まで)の距離を測ってください。
その際もサドルの上端は先ほどマークしたところで図ると精度が高まるでしょう。
それからサドルを新しいものに交換します。
上の数字と同じ位置にすればサドルの全長などは変わっても座る位置は変わらないという事です。
(サドルの形状にもよるので必ずしもそうは言いきれませんが)
次にサドルの高さの確認です。サドルそれぞれ厚みが変わります。
ただ単にサドルを交換しただけだとサドルの高さが変わる場合があります。
先に図っておいたサドルの高さを元のサドルの高さを合わせてください。
サドルの角度に関してはお好みに合わせてください。
ポジションには正解はありません。
新品のサドルだとなじみが出ていないので固めの場合が多いです。
固いからと言ってすぐにサドルを変えようとしないでしばらく乗ってみて下さい。
最初は固いと感じるかもしれませんが使っていくうちにだんだんなじんでくるかもしれません。
2023/12/8 古谷野