ワイズロードオンラインの石澤です。
急に秋になるな!
令和ちゃんの気まぐれに振り回されている皆様も、お身体をご自愛されていらっしゃいますでしょうか。
わたくしは、といえば、酒量が増えております。
…違うんですよ!別に酒豪とかではないんです!!
わたくしの家に、カンパニョーロの「アレ」があるのが悪いんです!!
CAMPAGNOLO CORKSCREW "BIG"
「アレ」がコレです。
そう、あのホイールやコンポーネントで有名なカンパニョーロが発売している、コルク抜きでございます。
よく「コルクスクリュー」と言われるコルク抜きには様々な形式のものがあるのですが、この画像のような「ウィング型」と呼ばれるタイプ、実はカンパニョーロが1966年に開発し、特許まで取得しているのです。
伊達や酔狂(はイタリア人の大事な要素ですが)でコルク抜きを作っているわけではなく、このカンパニョーロこそがコルク抜きの王道ブランドだとすら言えるわけですね。
このコルク抜きがあまりにも使いやすすぎるおかげで、石澤家のワインの消費量は20%(当社比)アップしてしまっているわけでございます。
わたくしが持っている写真のカラーは「ブロンズ」ですが、現在ラインナップが展開されているのは以下のカラーでございます。
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…さて、せっかく飲まれるのを待っているワインがあるので、さっそくこのコルク抜きで開栓をしてみましょう。
今日のワインは、
機山洋酒工業 KIZAN FAMILY RESERVE 2022
でございます。
甲州ワインで有名な勝沼からは少し北に位置する、塩山のワイナリーの一本です。
「塩山」と言っても、山梨の地理に詳しい人でないとピンと来ないかもしれません。
JR中央本線を東京から山梨・長野方面に向かっていくと、長いトンネルを抜けた末、車窓左手に甲府盆地が広がります。
甲府盆地を含む国中地方は、盆地の中は平野、その周辺は山とくっきり地形が分かれているのが特徴なのですが、そのなかで例外的に「平地の中に浮かぶ山」が「塩ノ山」。地元の人々は「塩山山(えんざんやま)」とも呼びます。
この塩ノ山の周辺一帯が「塩山」地域(かつては塩山市でしたが、周辺自治体との合併で甲州市になりました)です。
塩山は三日市場の地で、ちいさな家族経営のワイナリーから生み出されるワインを開けてみましょう。
開栓のすゝめ
まずはボトルの上にコルクスクリューをセットし、本体下のスライダーを引き下げます。
このスライダーがボトルにぴったりとフィットすることで軸を捉え、コルクの正確な中心をまっすぐ引き抜くことができます。
その状態で、頭のように見えるボディ先端のハンドルをひねっていくと、コルクにスクリューがねじ込まれていき、同時に左右のハンドルが持ち上がっていきます。
スクリューが十分コルクにねじ込まれたら、持ち上がった左右のハンドルを押し下げます。
カム機構によってスクリューが引き上げられ、コルクをボトルから引き抜いてくれます。
スライダーのおかげでスクリューが正確にコルクの中心を捉え、ボトルの口に平行にコルクを引っ張ることで、ぼろぼろになったコルクでも崩れることなく開栓ができるのです。
こうして滑らかに開栓されたFAMILY RESERVE。
機山のワインは赤白問わず全体的に軽口、かつ酸味が基軸となっているのが特徴。
その中で、この銘柄はやや酸味が抑えられていて、飲み口は中口とバランス型に仕上げられています。
タレ味の肉や、デミグラスソースやケチャップベースの洋食に合う、優しい飲み当たりでございました。
食欲が加速する季節、ワインをスマートに開栓できるcampagnoloを手に入れて、食事をさらに美味しくしてみませんか?