株式会社シマノセール様よりホイールをお借りして
月々インプレッションをお送りしています。
6弾は、
デュラエース C50-TL
をお借りしました。
このホイール、シマノの新作ホイールの中でも古谷野が気になっていたうちの一つです。
50mmと言うスタンダードながらどのような山から平地まで様々なシチュエーションでも使いやすいオールラウンドなホイールです。
また、クリンチヤー・チューブレスタイヤ対応なので普段使いからレースイベントまで対応する汎用性。
まさに、「これを選んでおけば間違いないホイール」です。
気になる重量は
F:674g R:787g 計1461g(カタログ値)
です。
おお、数値としては結構軽い。
普段古谷野が使っているホイールは前後45㎜ハイトで前後1500gほどなので
それよりリムハイトは高くなっていますが、重量は軽くなっています。
50mmリムハイトのホイールは今のカーボンフレームバイクにピッタリです。
セミエアロバイクから本格的なエアロロードバイクまで似合うでしょう。
さて、このホイールに変えた時のファーストインプレッションは
漕ぎ出しが軽い
という事です。
50mmハイトとなると軽くないイメージでしたが、
まるで軽量ホイールの様にクイッっと進みます。
以前にお借りした最軽量モデルC36TUには流石にかないませんが
50mmハイトのチューブレスリムとして考えたら優秀です。
ホイール重量が軽いのはリムが軽いというのもあるかもしれません。
カタログの重量はあながちおかしくはない様です。
このホイールは約1カ月借りることが出来たため、
様々なシチュエーションで乗ってみました。
この時は距離が長くないちょっとした山。
登坂は少し苦手なイメージがあった50mmとは思えないほどクイクイ進みます。
山ではない平坦部分でも50mmハイトらしい無難な巡行性能です。
古谷野の様な乗り方では速度的には少し足りないですが、
C60ホイールの様に「もっとスピード出せよ!」
と言われているような感じがしないのが良いです(笑)。
デュラエースホイールをインプレするたびに言っていますが、
リアハブのラチェットが非常に好みです。かかりも良く、ラチェット音が心地よい。
性能的にも官能的にもこれはかなりイイです。
漕ぎ出しの軽さでオールラウンドホイールの
守備範囲が更に広まった感じがあるこのホイール。
これまでの50mmハイトホイールのイメージが少し崩れました。
これが新世代のホイールか!。
いやあ、正直いうとこのホイールが欲しくなりました(笑)。
2022/7/31 古谷野