不老不死の湯があるとか、入りに行こう♨️
DAY 2 続き
DAY 1はこちら
http://ysroad.co.jp/sendaiizumi/2022/07/28/2669
世界自然遺産を有する白神山地の少し北側を走る青森県道28号線、通称「白神ライン」を走ってきました。西の剣山スーパー林道、東の白神ライン、これら代表的なグラベルルートを勝手に横綱的な位置付けを。今回、念願かなって友人とともにチャレンジしてきたライドログ(レポート)です。
今回は白神ライン走破から日本海側ゴールまでの内容となります。
そして、フラフラと到着した津軽峠。この後まだ2つの峠、頑張ろう。
峠から少し走るとこのような光景。フラットダートに最高の紅葉。
緩やかに標高を下げていく、その間にも絶景ポイントがそこかしこに。日陰の路面は濡れていてなかなかスピードが出ませんが、景色が良いのが救い。
谷に降りると赤石川をわたります。
谷まで降りた、と言うことは行くも帰るも上り。頑張るしかありません。道中に売店も自販機すらなく。補給食や飲み物、十分持ってきたつもりが意外と足りなかったり...
次に目指すは天狗峠、標高差550m。
峠に着いた頃、少し雲が出てきて、時間も経過しやや薄暗くなってきました。なんとなく焦りを感じる瞬間。
しかし山中の最奥部とあって景色がまた格別。
白神山地の主峰、白神岳方面を望む。原生林の広がる谷間の紅葉に圧倒されました。
谷へ降り切ったところで追良瀬川にかかる鉄橋をわたります。最後の上り、だい〜ぶ太ももが根を上げていますが、もう上るしかないので補給してGO。
これから標高差400mを上り返します。
このグラベルの路面、普通乗用車も多く乗り入れるので比較的フラットで、まさにグラベルバイク(グラベルロード)に打ってつけ。
さて、もうすぐ最後の峠、一ツ森峠に着くかな、と言うところで森の中から獣の雰囲気。鹿やカモシカとも何か違う、ツキノワグマか...
結局姿は「黒っぽい何か」しか見えませんでしたが。
その時、その付近を通り過ぎる私の上りのスピードはこれまで出したことのないくらいの、山岳賞級だったことは大袈裟な表現ではないでしょう!
どっと疲れが出た一ツ森峠。あとは下り基調ですが残る補給食などを摂取して下りのグラベルに備えます。
峠からの最後の下りは、快調なグラベル、どんどん標高を下げます。景色の広がるところで小休止。
ずいぶん日も影ってきました。程なくしてグラベル区間が終了。
このあとは海に向かう前に日没。日本海に沈む夕日が見えなかったのは心残りですが、とにかく無事に走り終えて安堵。
真っ暗な中、宿に向かう海沿いの想定外のアップダウンが、売り切れの足に追い討ちをかける。目指すは「不老ふ死温泉」。本日の宿。
夕方に到着すれば露天風呂に浸かりながら夕日が望めるだろう思惑は数時間、到底間に合うことなく...この画像は翌朝のものです。天然温泉掛け流しのお風呂に、美味しい食事、頑張ってきてよかったなと思うお宿でした。
この日のルートはこのような感じです。白く写っている山が岩手山。内陸の弘前から日本海側の岩崎まで西に向けて走りました。距離は約100km、累積標高差は1850m。
この夏から秋のグラベルチャレンジのプランの一つにいかがでしょうか!?