こんにちは神戸店のフクベです!
本日は気になっていたタイヤを使ってみましたのでインプレッションをしていきたいと思います!
MAXXIS High Road SL
クリンチャー¥10,780(税込) サイズ25C 28C
チューブレスレディ¥12,100(税込) サイズ25C
1967年に台湾で創業しマウンテンバイクではとても有名なメーカーではありますが、ロードの世界では正直な所まだ使っている人は少ないイメージです。しかしオンロード向けタイヤに関しても、世界で初めて自転車向けにラジアル構造を採用したRadialなど独自性のあるタイヤを開発をしています。今回は、そのラインアップの中から、ロードタイヤラインアップの中でもレース向けのハイエンドモデルに位置するHigh Road SLを使ってみたのでインプレッションをしていきます。
私が使用したのはクリンチャーの25C。
まずは外見などはほぼブラックでどんな車体にもマッチするカラー。トレッドはオールスリック。
マキシスの最軽量ロードレーシングタイヤで重量も170gと他メーカーのトップモデルと比べても軽量。
コンパウンドは最高性能を誇るハイパーSコンパウンドを採用。これは従来のマキシスコンパウンドに対して転がり抵抗を15%、グリップ力を20%向上させたハイパーコンパウンドを更に進化させ、そこから12%も転がり抵抗を抑えることに成功した一品ということです。
普段履いていたPIRELLIのPZERO RACE 26cはフロント6bar リア6.4barで使用。
マキシスのタイヤは昔TUのカンピオーネをレースで使用していましたが今回はクリンチャーのため様々な空気圧を試しながら合計1200kmほど乗ってみました。
使ってみて
装着した当日早速ライドの予定があったのでタイヤの慣らしもと思い100kmほどライドに出ました。最初は空気圧をPIRELLIと同じ空気圧に設定し走ってみましたが、路面の悪い登りでダンシングをすると少し跳ねる印象。
その為少しルートを変え友人の家まで行き空気入れを借りてリアもフロントと同じ6barに変更し走行してみました。これがとてもいい感じで段差なども跳ねる感覚がなく力が逃げるようなことも感じません。また問題の登りの跳ねる感覚もなくなりました。
その後も少しずつ空気圧を変えながら走行を繰り返し最終的にはフロント5.5barリア6barに落ち着きました。フロントを少し下げた理由は私は後ろ寄りのポジションが多く、シッティングで巡行している時などの段差でフロントが跳ねる感覚がまだあったためです。
下りの安心感
コンバウンドがとてもしなやかで路面をしっかり掴んでくれているため下りが安心できます。
さらにはグリップ時もベタベタ感はなく転がり感がありつつグリップしてくれるため下りに関しては大信頼できるタイヤです。
もっちりしているのにべたつき感が無いため異物を拾ってパンクするリスクなども軽減されます。まだ1200kmほどしか乗っていませんがパンクもなく、何かが刺さった痕すらありません。これに関してはレーサーからサイクリストまで非常に嬉しいことでしょう。
雨の中でも3回ほどテストしました(雨天時はフロント5barリア5.5bar)オールスリックのため少しばかり不安もありましたが滑るような感覚はなくしっかりグリップし、雨の下りも問題なく使用できました。また空気圧を低くしたのも良かったのか大雨の登りでダンシングをしてもリアが空転することもなく非常に満足できるタイヤだなと実感しました。
いかがだったでしょうか。私自身タイヤ選びを昔はみんなが使っているからという理由で購入をしていましたが、今は色んなタイヤを試してみるのもサイクリストの楽しみの1つと思っています!
まだMAXXISのタイヤ使ったことがないなぁ~という方はこの機会に是非一度お試ししてみてください!!また新しい感覚が発見できるかと思います(^^♪